ここでは、海外FX業者「Tradeview(トレードビュー)」に関する最新の評判・口コミを徹底的に調査し、安全性や信頼性、実際のメリット・デメリット、口座タイプごとの違いなどをわかりやすく解説していきます。
この記事では、海外FX初心者の方だけでなく、中上級者の方々も気になるであろう「スプレッドの狭さと取引コスト」や「複数の取引プラットフォーム」の特徴にも触れながら、Tradeviewが本当に信頼できる海外FX業者なのかを検証します。
さらに、口座開設から出金手続きの流れ、よくある質問への回答まで網羅的にまとめていますので、これを読めばTradeviewの全体像をしっかりと把握できるはずです。
海外FXを検討するうえで重要となる「安全性・信頼性」や「取引条件(スプレッドやレバレッジ)」「各種プラットフォームの特徴」などを整理し、みなさんが本当に知りたい情報を一つの記事に凝縮しました。ぜひ最後までご覧いただき、Tradeviewを利用する価値があるかどうかを判断する材料として活用してください。
Tradeviewの基本情報
運営会社 | Tradeview Ltd. |
---|---|
設立 | 2004年 |
ライセンス・登録状況 | ケイマン諸島金融庁(CIMA)、マルタ金融サービス庁(MFSA)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)、ラブアン金融庁(Labuan FSA) |
口座タイプ | X Leverage(スタンダードSTP)口座 / ILC(ECN)口座 / cTrader口座 / Currenex口座 |
最大レバレッジ | 最大1:500(口座タイプと商品により異なる) |
ロスカット水準 | 証拠金維持率20%程度(口座タイプにより変動) |
注文方式 | NDD(STP/ECN) |
スプレッドの目安 | EUR/USDで0.0pip~+手数料(ECN口座)、約1.5~2.0pips(スタンダード口座) |
取引手数料 | ECN口座:$5/ロット(往復)、スタンダード口座:なし(スプレッドに含む) |
日本語サポート | あり(メール中心、平日24時間対応) |
資金管理 | 分別管理(顧客資金はサンタンデール銀行の信託口座に保管) |
使用可能プラットフォーム | MT4 / MT5 / cTrader / Currenex / Sterling Trader Pro(株式取引用) |
最低入金額 | 100ドル~1,000ドル(口座タイプにより異なる) |
取扱商品 | FX通貨ペア、株式CFD、株価指数CFD、貴金属、エネルギー、仮想通貨CFD、株式現物・オプション |
サイトURL | Tradeview 公式サイト |
Tradeviewの評判・口コミをまとめ
ここからは、Tradeviewを実際に利用している(または利用経験のある)トレーダーの評判・口コミについてまとめていきます。
Tradeviewの良い評判
Tradeviewの良い評判を5つピックアップしました。
Tradeviewでは特にILC口座(ECN口座)とcTrader口座のスプレッドの狭さに驚きました。EUR/USDが0.1〜0.3pips程度で、手数料込みでも1pips以下で取引できることが多いです。スキャルピングメインの私にとって、この取引コストの低さは大きなメリット。さらにNDD方式なので約定拒否もなく、高速執行で狙ったレートで取引できる点も素晴らしいと思います。過去使ってきた他の海外FX業者と比べても、取引環境の透明性と低コストは間違いなくトップクラスですね。
Tradeviewの最大の強みはMT4、MT5、cTrader、Currenexと4種類のプラットフォームを自由に選べることだと思います。私は普段はMT4を使っていますが、より高度な分析が必要な時はMT5に切り替えたり、板情報を見るときにはcTraderを活用しています。それぞれの長所を活かした取引ができて、一つの口座で完結するのは非常に便利です。特にcTraderのインターフェースは洗練されていて使いやすく、初めての方にもおすすめできます。プラットフォーム選びの自由度の高さは他社にはない大きな魅力ですね。
他の海外FX業者と一線を画すのは、Tradeviewが単なるFX業者ではなく総合トレーディングプラットフォームであることだと思います。私は主にFX取引をしていますが、最近は米国株のCFDや現物株式も同じ口座から取引できて非常に便利です。Sterling Trader Proを使えば米国株のオプション取引まで可能で、相場環境に応じて資産クラスを切り替えながら取引できる柔軟性が高く評価できます。FXの相関が高い時期に株式市場に資金を移せるなど、分散投資の観点からも理想的な環境だと感じています。
海外FX業者を使う上で心配なのは資金面ですが、Tradeviewの出金対応は予想以上に迅速でした。電子決済サービス(STICPAY)での出金申請は24時間以内に処理され、銀行送金でも3営業日程度で着金しています。また、日本語でのメールサポートも迅速で、問い合わせから数時間以内に返信があり安心感があります。他社では対応が曖昧だったり英語のみだったりするケースも多いですが、Tradeviewは日本語スタッフも複数名在籍しているようで、初心者でも安心して利用できる体制が整っていると感じました。
Tradeviewを選んだ理由の一つに「ゼロカットシステム」があります。これはブレグジットやスイスフランショックなどの急激な相場変動で口座残高がマイナスになっても追証が発生しない制度です。実際、2022年のウクライナ危機時に急激な値動きがありましたが、しっかりとロスカットが入り、追証を請求されることはありませんでした。また、顧客資金がサンタンデール銀行の信託口座に分別管理されており、一人35,000ドルまでの補償制度もあるとのことで、資金安全性への配慮が感じられます。海外FXで心配な「資金安全性」という点で信頼できる業者だと思います。
Tradeviewの悪い評判
続いて、Tradeviewに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。メリットばかりではなく、実際に利用してみて感じたリアルな不満点が浮き彫りとなりました。
他の海外FX業者と比較して明らかに残念なのは、ボーナスやキャンペーンがほとんどないことです。以前は15%入金ボーナスなどもあったそうですが、現在は特にキャンペーンが見当たりません。競合他社では口座開設ボーナスや100%以上の入金ボーナスを提供するところも多いので、この点は少し寂しいです。確かに取引環境や約定品質を重視している姿勢は理解できますが、新規顧客獲得という観点では不利に感じます。特に少額資金からスタートしたい初心者にとっては、ボーナスがあると心強いので、この点は改善してほしいと思います。
日本語サポートは充実している一方で、公式サイトの日本語翻訳が不完全な点が気になります。重要な契約条件や規約、取引に関する説明の一部が英語のままだったり、機械翻訳っぽい不自然な日本語表現があったりします。特に口座開設時の利用規約や重要事項の説明が英語のままなので、英語に不慣れな方には少し障壁があるかもしれません。メールでのサポートは日本語で充実していることを考えると、サイト全体の日本語化をもう少し進めてほしいところです。最新情報やキャンペーンも英語版サイトが先行する傾向があるので注意が必要です。
Tradeviewの魅力である超狭スプレッドのILC口座(ECN口座)を利用するには、最低1,000ドル(約15万円前後)の入金が必要です。これは他社のECN口座と比較しても少し高めの設定で、初心者には敷居が高く感じるかもしれません。確かにcTrader口座なら100ドルからでもECN取引が可能ですが、MT4/MT5ベースのECN環境を求めるならILC口座の1,000ドルは避けられません。少額資金からスタートしたい場合は、スプレッドがやや広めのX Leverage口座を選ぶか、他社を検討する必要があるでしょう。ECN口座の条件緩和があれば、より多くのトレーダーに利用してもらえると思います。
Tradeviewの豊富な口座タイプや取引プラットフォームは選択肢が多い反面、初心者にとっては「どれを選べばいいのか」という混乱を招くこともあります。X Leverage口座、ILC口座、cTrader口座、Currenex口座など、それぞれに異なる特徴や条件があり、さらにMT4/MT5/cTrader/Currenexというプラットフォームの選択も加わります。また株式取引になるとSterling Trader Proなど別のプラットフォームも登場するため、総合的に見ると情報量が多く、FX初心者にとっては敷居が高く感じるかもしれません。公式サイトでもう少し分かりやすい案内や、初心者向けのプラン提案があると助かります。
Tradeviewは「TradeGATEHub」という教育リソースを提供していますが、ほとんどが英語コンテンツで、日本人向けの教育コンテンツや取引セミナーが少ない印象です。特に海外FX初心者にとっては、日本語での丁寧な解説や取引戦略の説明があるとより取引を始めやすく、プラットフォームの使い方なども学びやすいはずです。他社では日本語での定期的なウェビナーやYouTubeチャンネルを運営しているところもあるので、この点は改善の余地があると感じます。自己学習に頼る部分が大きいため、初心者の方は外部の情報源も併用する必要があるでしょう。
Tradeviewの総評
Tradeviewは、2004年からの長い運営実績と、複数のライセンス取得による信頼性の高さが特徴的なブローカーです。また、業界最狭レベルのスプレッドと高い約定力も多くのトレーダーから評価されており、スキャルピングを好む短期トレーダーや、大口投資家を中心に人気を集めています。
また、FXだけでなく株式・CFD・先物など幅広い金融商品をトレードでき、MT4/MT5/cTrader/Currenexなど複数のプラットフォームを自由に選べる柔軟性も大きな強みです。
一方で、ボーナスやキャンペーンが少ない点や、ECN口座の最低入金額が高めな点、多機能すぎるがあまり初心者にはわかりにくいといった点がデメリットとして挙げられます。
総じて、すでにある程度の取引経験があるトレーダーや、低コストと高品質な取引環境を求める中上級者に適したブローカーと言えるでしょう。
Tradeviewの安全性・信頼性は?
グローバルに複数の金融ライセンスを取得
Tradeviewは世界の複数の金融当局から規制ライセンスを取得しており、グローバルな信頼性を確立しています。具体的には以下のライセンスを保持しています。
- ケイマン諸島金融庁(CIMA):本社のTradeview Ltd.が取得。ケイマン諸島は金融センターとして高い評価を受けており、厳格な規制環境下にあります。
- マルタ金融サービス庁(MFSA):欧州拠点としてTradeview Europe Ltdが取得。これによりEU域内ではMiFID II規制に準拠したサービスを提供しています。
- モーリシャス金融サービス委員会(FSC):アフリカおよびアジア地域向けのサービスを規制するライセンスです。
- ラブアン金融庁(Labuan FSA):マレーシア・ラブアン島の金融当局からも認可を受けており、アジア地域のクライアントに対するサービスでも規制を遵守しています。
これらの複数ライセンスにより、Tradeviewは単一の国や地域に依存せず、グローバルな法令遵守体制を築いています。
日本の金融庁には未登録という点では他の多くの海外FX業者と同様ですが、複数の国際的な金融当局の監督下にあることは一定の安心材料と言えるでしょう。
信託口座による顧客資金の分別管理
Tradeviewでは顧客資金の安全性を確保するために、重要な保護措置を講じています。具体的には以下の対策が行われています。
- 顧客資金は会社の運営資金と完全に分別管理されており、サンタンデール銀行(欧州の大手銀行グループ)の信託口座に保管されています。
- 外部の会計監査機関「FundAdministration Inc」による監督体制が敷かれており、定期的な監査を受けて透明性を確保しています。
- 「True Fund Safety」プログラムの一環として、顧客一人当たり最大35,000ドルまでの補償制度を設けています。これにより、万が一Tradeviewが経営破綻した場合でも一定額までの資金は保護される仕組みになっています。
こうした資金保護体制は、海外FX業者としては比較的充実していると評価できます。
ただし、日本の金融商品取引法による信託保全のような公的な保護制度とは異なり、あくまで会社独自の取り組みであることは理解しておきましょう。
それでも、分別管理と第三者機関による監査、そして補償制度の組み合わせからは、顧客資金を安全に守ろうという強い意識が感じられます。
ゼロカットシステムを採用
Tradeviewでは、トレーダーの安全性を高めるために「ゼロカットシステム」という制度を採用しています。これは、急激な相場変動によって口座残高がマイナスになった場合でも、顧客が追加証拠金(追証)を支払う必要がなく、残高がゼロにリセットされる仕組みです。
ゼロカット制度は、2015年のスイスフランショックや2016年のブレグジットなどの極端な市場変動時に、多くのトレーダーが口座残高以上の損失を抱えるという事態を受けて重要性が認識されるようになりました。Tradeviewはこうした教訓を活かし、トレーダーが投資した金額以上の損失リスクを負わないよう保護しています。
特にレバレッジを活用したFX取引では、相場急変時に瞬時に大きな損失が発生する可能性があるため、このゼロカットシステムは重要な安全装置と言えます。
Tradeviewではロスカット水準(証拠金維持率20%程度)も設定されていますが、極端に流動性が低下した状況でもこの追加保護によって「借金リスク」を心配せずに取引できるのは大きなメリットです。
NDD方式による透明性の高い約定
Tradeviewは、取引の透明性と公平性を確保するためにNDD(No Dealing Desk)方式を採用しています。これは、ブローカー側のディーラーが顧客注文に介入することなく、市場へ直接注文を流す仕組みです。
透明性の高い取引構造により、「価格操作」「スリッページの悪用」「約定拒否」などのディーラー介入リスクが排除されています。特にスキャルピングや高頻度取引を行うトレーダーにとって、この公平で高速な約定環境は嬉しいポイントです。
また、Tradeviewではストップレベル(逆指値注文と現在価格の最小距離)に制限がほとんどなく、細かいポジション管理が可能である点も評価されています。
出金トラブルの報告は少ない
海外FX業者選びで最も懸念されるリスクの一つが「出金トラブル」ですが、Tradeviewに関しては重大な出金拒否や遅延の報告は比較的少ない状況です。
利用者の口コミや各種レビューサイトを見ると、Tradeviewの出金処理は概ね迅速かつスムーズだという評価が多く見られます。電子決済サービス(Skrill、STICPAY、bitwalletなど)を利用した出金では24時間以内に処理され、銀行送金でも3〜5営業日程度で着金するケースが多いようです。
- 出金手数料をTradeview側では徴収せず、仲介金融機関の手数料のみ。
- 最低出金額に厳しい制限を設けていない(ただし少額の場合は手数料との兼ね合いで割に合わない可能性あり)。
- 出金申請から処理までのレスポンスが早く、ステータス確認も容易。
ただし、口座開設時に提出した本人確認書類と出金先の名義が一致していない場合や、疑わしい取引パターンが検出された場合には、追加の確認作業が要求されることもあります。
長年の運営実績とTrustpilotなどの第三者評価サイトでの高評価(5点満点中4.6点)を考慮すると、Tradeviewは出金面でも比較的信頼できるブローカーと評価できます。
Tradeviewのメリット・強み
ここからは、Tradeviewを利用するメリットや強みを、複数のトピックに分けて詳しく解説します。
メリット1:業界最狭レベルのスプレッドと低コスト取引
Tradeviewの最大の強みの一つは、業界最狭レベルのスプレッドを実現している点です。特にILC口座(ECN口座)とcTrader口座では、主要通貨ペアで驚異的な狭さを誇ります。
平均スプレッドは、EUR/USDで約0.1〜0.3pips程度、USD/JPYで0.3〜0.5pips程度となっています。
これに加えて、1ロット往復5ドル(約0.5pips相当)の手数料が上乗せされますが、それでもトータルコストは主要通貨ペアで1pips以下に収まることが多く、他社のECN口座と比較しても有利です。
- スキャルピングや高頻度取引を行うトレーダー:短期間で少ない値幅を狙う取引スタイルでは、スプレッドのわずかな差が収益に大きく影響します。
- 大口取引や高額資金で取引するトレーダー:取引量が多いほどスプレッド節約の効果は大きくなります。
- 自動売買(EA)を駆使するトレーダー:頻繁に売買を繰り返すEAにとって、低スプレッドは長期的に大きな収益差になります。
さらに、ECN方式の透明性の高さも見逃せない利点です。NDD方式を採用しているため、利益相反なく公平な価格提示がなされ、約定拒否やスリッページといったリスクが最小化されています。ニュース発表時などのボラティリティが高い状況でも、比較的スムーズな取引が可能です。
手数料体系も透明で、表示されている以外の隠れコストがほとんどないのも魅力です。スワップ金利も流動性プロバイダーから提示されるレートをそのまま適用し、業者側での上乗せがない点も評価できます。
メリット2:4種類のプラットフォームが使える
Tradeviewでは、トレーダーの好みや取引スタイルに合わせて以下の4種類の取引プラットフォームから選択できます。
MetaTrader 4(MT4)

世界中のトレーダーに最も広く使われている定番プラットフォームです。使いやすさと拡張性を兼ね備え、豊富なカスタムインジケーターやEA(自動売買ツール)が利用可能です。特に自動売買を重視するトレーダーにとって、MT4用EAの豊富さは大きな魅力になります。
MetaTrader 5(MT5)

MT4の後継バージョンで、より高度なテクニカル分析ツールやバックテスト機能、多資産対応などの優れた特徴を持っています。FXだけでなく株式CFDなども一元管理したいトレーダーに適しています。
cTrader

ECN取引に最適化された最新のプラットフォームで、洗練されたUIと高度な板情報表示が特徴です。特に裁量トレードを重視するトレーダーに人気があり、直感的な操作性とワンクリック取引の快適さを提供します。マーケット深度の可視化や高度なチャート分析も魅力です。
Currenex

機関投資家向けの高性能プラットフォームで、プロフェッショナルな取引環境を求めるトレーダー向けです。高度な板情報や多彩な注文タイプをサポートし、極めて高速な執行を実現しています。
デスクトップ版だけでなく、モバイル版やWebトレーダーも提供されているため、場所を選ばず取引が可能です。また、同じアカウントでこれらのプラットフォームを併用できる柔軟性も魅力の一つです。
さらに、株式取引専用のSterling Trader Proや先物取引向けのCQGなど、専門的なプラットフォームも用意されており、トレーダーのニーズに応じて最適な取引環境を選べます。
メリット3:FXから株式・CFDまで幅広く取引できる
Tradeviewの強みの一つは、FX通貨ペアだけでなく多様な金融商品を取り扱っており、ワンストップでの総合的な投資環境を提供していることです。
- FX通貨ペア:メジャー通貨からマイナー・エキゾチック通貨まで、数十種類の通貨ペアをカバーしています。主要通貨だけでなく、メキシコペソやノルウェークローネなどの珍しい通貨ペアも取引できるため、通貨分散投資の幅が広がります。
- 株式およびETF:米国を中心に主要国の株式CFDを提供しています。AppleやTesla、Amazonなどの有名企業から、S&P500などの主要ETFまで幅広く取引可能です。さらに特筆すべきは、Sterling Trader Proプラットフォームを通じて現物株式やオプション取引も可能な点で、これは多くの海外FX業者にはない強みです。
- 株価指数CFD:米国のS&P500(US500)やダウ平均(US30)をはじめ、日経225、ドイツDAX、英国FTSE100など世界中の主要指数をレバレッジ付きで取引できます。
- 貴金属・エネルギー:金(ゴールド)や銀(シルバー)はもちろん、原油(WTI・ブレント)や天然ガスなどのエネルギー商品もレバレッジをかけて取引可能です。特に金はインフレヘッジとして、原油は世界経済の指標として重要な商品であり、FX以外の投資先として魅力的です。
- 仮想通貨CFD:ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)をはじめとする主要暗号資産のCFD取引もサポートしています。現物取引と異なり、レバレッジを活用したショートポジション(売り)からの取引も可能です。
実際、FXだけでなく米国株や金などを組み合わせたマルチアセット戦略を実践したいトレーダーにとって、Tradeviewの商品ラインナップは大きな魅力と言えるでしょう。
メリット4:最大500倍のレバレッジ
Tradeviewでは、口座タイプや取引商品に応じて柔軟なレバレッジ設定を提供しています。
カテゴリー | 最大レバレッジ |
---|---|
FX通貨ペア | 1:400~1:500 |
ILC口座(ECN口座) | 1:200 |
株価指数・貴金属・エネルギーCFD | 1:200 |
株式CFD | 1:6 |
仮想通貨CFD | 1:10 |
例えば1,000ドルの資金でも、レバレッジ100倍を使えば10万ドル相当のポジションを取れるため、少ない元手から始められます。
また、Tradeviewではゼロカットシステム(追証なし制度)を採用しており、極端な相場変動で損失が証拠金を上回った場合でも、追加で資金を支払う必要がありません。これにより、少ない手元資金を元手に、リスクを限定したうえで大きな利益を狙えます。
ただし、レバレッジ取引には損失が拡大するリスクも伴うため、特に初心者は適切な資金管理とリスク管理を徹底し、必要以上に高いレバレッジを使用しないよう注意することが重要です。経験を積んだトレーダーにとっては、状況に応じて柔軟にレバレッジを調整できる環境は大きな魅力となるでしょう。
メリット5:金融ライセンスを複数取得済みで信頼できる
Tradeviewが持つグローバルな複数の金融ライセンスは、その信頼性と安定性を支える重要な要素となっています。
特に海外FX業者を選ぶ際には、無登録・無認可の業者も存在する中で、複数の信頼できる金融当局からの認可を受けているという事実は、Tradeviewの強みと言えるでしょう。
また、顧客資金の分別管理や定期的な第三者監査など、これらのライセンス取得に伴う厳格な要件を満たしていることも、トレーダーにとって重要な安心材料となります。
メリット6:入出金方法が豊富で速い
Tradeviewでは、入出金の利便性を高めるために多様な決済方法を用意しており、いずれもスピーディに送金できると評判です。
- 銀行送金(国内・国際送金)
- クレジットカード/デビットカード(VISA, MasterCard他)
- 電子決済サービス:Skrill, Neteller, STICPAY, bitwallet など
- 仮想通貨を利用した入金:BitPay経由でのビットコイン入金など
Tradeview側では原則として入出金手数料を徴収しません。電子決済サービスや銀行の仲介手数料は発生する場合がありますが、Tradeviewによる上乗せはありません。
また、最低出金額の制限は特になく、柔軟な資金を出し入れできます。(ただし少額出金の場合は手数料を考慮すべきでしょう。)
気になる出金スピードは、電子決済サービスへの出金は通常24時間以内に処理され、銀行送金による出金も3〜5営業日程度と比較的速いです。
実際の利用者からも「出金手続きが簡単で早い」「bitwalletでの入出金がスムーズ」といった好意的なコメントが多く見られ、Tradeviewの入出金への信頼度は総じて高いと言えるでしょう。
メリット7:日本語サポートが充実
Tradeviewでは、日本人トレーダー向けに充実した日本語サポートを提供しています。
- 日本語専用のサポートメールアドレス([email protected])が用意されています。
- 平日24時間体制で問い合わせに対応しており、通常数時間以内に返信があるという評判です。
- 4名以上の日本語スタッフが在籍しており、専門的な質問にも対応可能です。
海外FX業者の中には日本語サポートがまったくない、あるいは機械翻訳レベルの対応しかできないケースも少なくありません。その点、Tradeviewの日本語サポートは質・量ともに充実しており、言語面での不安を感じることなく海外FXを利用できる環境が整っていると言えるでしょう。
特に海外FX初心者や、英語でのコミュニケーションに不安がある方にとって、日本語サポートが充実していることは大きな安心材料となります。
メリット8:スキャルピングや自動売買の制限が少ない
Tradeviewでは、トレーダーに自由な取引環境を提供するため、スキャルピングや自動売買に関する制限がほとんど設けられていません。
TradeviewはSTP/ECN方式による透明な注文処理を行っているため、超短期売買を繰り返すスキャルピングでも、注文の遅延や拒否なくスムーズに執行されます。
また、MT4/MT5/cTraderそれぞれのプラットフォームでEA(自動売買プログラム)の利用が可能で、24時間EAを動かすためのVPS(仮想専用サーバー)サービスも提供されています。
一部の海外FX業者では「利益が出すぎる」などの理由でスキャルピングを制限したり、EAの使用を禁止したりするケースがありますが、Tradeviewではこうした制限が少なく、幅広い取引スタイルに対応している点が評価できます。
ただし、公正な取引環境を維持するため、明らかな市場操作やアービトラージ(取引所間の価格差を利用した裁定取引)には制限が設けられている点には留意が必要です。
Tradeviewのデメリット・注意点
上記のように多くのメリットを持つTradeviewですが、一方でいくつかの注意点やデメリットが存在します。ここからは、利用者の視点から気をつけておきたいポイントを解説します。
デメリット1:ボーナスやキャンペーンが少ない
Tradeviewの最も目立つデメリットの一つは、他の海外FX業者と比較してボーナスやキャンペーンが少ない点です。
以前は15%入金ボーナス(最大7,500ドルまで)などが提供されていましたが、現在(2025年時点)は特にボーナスキャンペーンが確認できません。口座開設ボーナスなど、初心者が資金リスクなしに試せるプログラムも見当たりません。
一方で、この戦略にはTradeviewなりの考え方も見て取れます。ボーナスに依存せず、取引環境の質や約定品質、透明性といった本質的な価値を重視する姿勢は、トレーダーからの信頼獲得にもつながるでしょう。
また、一部のボーナスには複雑な出金条件や制約が伴うこともあり、それらがないことでむしろ明瞭な取引環境が維持されているという見方もできるでしょう。
総じて、「短期的な集客よりも長期的な顧客満足」というビジネス方針が背景にあると考えられますが、ボーナスを期待するトレーダーにとっては物足りなさを感じる点かもしれません。
デメリット2:公式サイトの日本語対応が不完全
Tradeviewの日本語サポート自体は充実している一方で、公式ウェブサイトの日本語対応には改善の余地があります。
例えば、一部のページや重要な契約条件が英語のままになっており、全体的な日本語化が不完全です。
また、日本語ページでも翻訳品質にムラがあり、機械翻訳のような不自然な日本語表現が見られる箇所があります。
デメリット3:ILC(ECN)口座の最低入金額が高め
Tradeviewの魅力の一つである極狭スプレッドのECN環境を活用するためには、一定以上の入金が必要となります。
口座タイプ | 最低入金額 |
---|---|
ILC口座 | 1,000ドル(約150,000円) |
cTrader口座 | 100ドル(約15,000円) |
X Leverage口座 | 100ドル(約15,000円) |
Currenex口座 | 1,000ドル(約150,000円) |
逆に、ある程度の資金(1,000ドル以上)を運用する予定のトレーダーや、cTraderプラットフォームに抵抗がないユーザーにとっては、特に大きな障壁とはならないでしょう。
少額から取引を始めたい方は、100ドルから取引できるcTrader口座がおすすめです。
デメリット4:口座タイプが多く初心者には複雑
Tradeviewの多様な口座タイプやプラットフォームの選択肢は、経験豊富なトレーダーにとっては大きな魅力である一方、初心者にとっては複雑さを生み出す要因にもなっています。
まず、口座タイプが複数存在して、X Leverage口座、ILC口座、cTrader口座、Currenex口座など、それぞれに異なる特徴や条件があります。取引プラットフォームについても、MT4、MT5、cTrader、Currenexの4種類から選ぶ必要があり、初心者がそれぞれの違いを理解するのは難しいでしょう。
はじめのうちは、最もシンプルなX Leverage口座+MT4の組み合わせで使いは初めて、慣れてきたら様々な口座タイプや取引プラットフォームを試すという流れが良いでしょう。
デメリット5:日本語の教育コンテンツが少ない
Tradeviewは「TradeGATEHub」という教育リソースを提供していますが、日本人トレーダー向けの教育コンテンツはほとんどありません。
TradeGATEHubの多くのコンテンツは英語で提供されており、日本語版は限定的です。また、ウェビナーやトレード戦略に関する動画も、主に英語やスペイン語で展開されています。
プラットフォームの使い方や機能説明などの基本的なガイドも、日本語での詳しい解説は提供されていないので、ネット上の記事などを参考にしながら慣れていく必要があるでしょう。
デメリット6:類似名称の詐欺サイトに注意が必要
インターネット上では、一部の悪質な詐欺サイトが正規のTradeviewの名称や評判を悪用するケースが報告されています。特に注意すべき点を解説します。
「Traderview.me」などのように、正規サイト「tvmarkets.com」とは異なるドメインで、名称や外観が類似したサイトが確認されています。これらの詐欺サイトは、Tradeviewの評判を利用して投資家を誘い込み、資金を詐取したり個人情報を抜き取ることがあり、注意が必要です。
もし詐欺サイトと思わしきものを見つけたり、本当に公式サイトか不安があれば、公式の問い合わせ先([email protected])に直接確認することをおすすめします。
この問題は直接Tradeviewの欠点というわけではありませんが、知名度と評判を持つブローカーであるがゆえに直面している課題です。Tradeview側でも公式サイトで注意喚起を行っている場合もありますが、最終的にはユーザー自身が注意深く確認する必要があります。
デメリット7:欧州規制適用外のため投資家保護が限定的
Tradeviewはマルタ金融サービス庁(MFSA)のライセンスを持っていますが、多くの日本人トレーダーはケイマン諸島法人などの口座を利用することになり、欧州の厳格な投資家保護制度の適用外となる点に注意が必要です。
Tradeviewは独自の顧客資金保護制度として、一人あたり最大35,000ドルまでの補償を提供していますが、これは欧州のMiFIDⅡによる法的保証ではなく、会社の自主的な制度です。
また、顧客資金はサンタンデール銀行の信託口座に分別管理されていますが、日本の金融商品取引法による信託保全制度とは法的な位置づけが異なります。
とはいえ、Tradeviewの財務安定性や長期の運営実績(2004年創業)を考慮すると、破綻リスクは相対的に低いと評価できるでしょう。
デメリット8:口座を放置すると休眠口座手数料が発生
Tradeviewでは一定期間取引がない場合、休眠口座(非アクティブ口座)と見なされ、手数料が発生する可能性があります。
- 一般的に90日間以上取引がない口座に対して、月額10ドル程度の休眠口座維持費がかかる
- 手数料は口座残高から直接引き落とされ、残高がゼロになるまで引き落としが続く
- 休眠状態から脱するには、最低限の取引(例:0.01ロット以上の取引)を行う必要がある
対策として、使わない口座からは残高を出金して口座残高をゼロにするか、定期的に少額取引(0.01ロット程度)を行い、アクティブステータスを維持するようにしましょう。
この休眠口座手数料は、Tradeview特有というわけではなく、多くの海外FX業者で採用されている一般的な仕組みです。
Tradeviewの口座タイプ・スプレッド・特徴
Tradeviewには大きく分けて以下の4種類の口座タイプがあります。
項目 | X Leverage口座 | ILC口座 | cTrader口座 | Currenex口座 |
---|---|---|---|---|
注文方式 | NDD(STP) | NDD(ECN) | NDD(ECN) | NDD(ECN/STP) |
レバレッジ | 最大500倍 | 最大200倍 | 最大500倍 | 最大400倍 |
取引手数料 | なし | 5ドル/往復1ロット | 5ドル/往復1ロット | 要確認 |
スプレッド目安 | 1.5~2.0pips~ | 0.0pips~ | 0.0pips~ | 0.3pips~ |
最低入金額 | 100ドル | 1,000ドル | 100ドル | 1,000ドル |
プラットフォーム | MT4 MT5 | MT4 MT5 | cTrader | Currenex |
特徴 | 取引手数料無料 | 超狭スプレッド | 低入金でECN環境 | 機関投資家向け |
X Leverage口座(スタンダードSTP口座)
X Leverage口座は、Tradeviewの中で最もシンプルで利用しやすい口座タイプです。この口座の特徴は以下の通りです。
- 取引方式:NDD-STP方式を採用しており、ディーラー介入なしで流動性プロバイダーに直接注文が流れます。
- 取引コスト:別途手数料は発生せず、スプレッドに全てのコストが含まれています。主要通貨ペアではEUR/USDが約1.5〜2.0pips、USD/JPYが約2.1pips程度です。
- 最大レバレッジ:標準で1:400、条件に応じて1:500まで利用可能です。
- 最小取引単位:0.01ロット(1,000通貨単位)からと小さく、資金効率の良い取引が可能です。
- 最低入金額:100ドル(約1.5万円)からと低く設定されており、少額からスタートできます。
- 対応プラットフォーム:MT4とMT5の両方に対応しており、使い慣れたプラットフォームを選べます。
低い入金額と手数料無料の分かりやすい価格体系で始めやすいため、初心者トレーダーにも使いやすい口座となっています。また、100ドルという低い最低入金額から取引を始めたい方にもおすすめです。
FX業界では最もシェアの高いプラットフォーム「MT4」と「MT5」に対応しているので、他社と同じ使い慣れた環境で取引したい方にもおすすめできます。
X Leverage口座はTradeviewの入門口座として位置づけられていますが、それでもNDD方式による透明な約定環境を提供しており、多くの海外FX業者のスタンダード口座と比較しても競争力のある条件を備えています。
ILC口座(ECN口座)
ILC口座は、Tradeviewの主力口座であり、プロフェッショナルなトレーダー向けにECN環境を提供しています。
- 取引方式:NDD-ECN方式を採用しており、インターバンク市場に直接アクセスして最良の価格を得られます。
- 取引コスト:原則として0.0pipsからの極めて狭いスプレッド+1ロットあたり往復5ドル(約750円)の固定手数料が発生します。EUR/USDの平均原スプレッドは約0.14pipsと非常に低く、手数料込みでも1pips以下に収まることが多いです。
- 最大レバレッジ:1:200に制限されています。これはプロ向け口座としてのリスク管理の観点から設定されています。
- 最低入金額:1,000ドル(約15万円)と他の口座よりも高めに設定されています。
- 対応プラットフォーム:MT4とMT5の両方に対応しています。
極狭スプレッドと高速約定を活かした短期売買を行いたい方や、取引コストを極限まで抑えたい経験豊富なトレーダーにおすすめの口座です。
最低入金額が1,000ドル〜とやや高い点がネックとなりますが、その分業界最狭レベルのスプレッドと透明性の高い取引環境を提供しており、コスト重視の取引を行いたいトレーダーにはおすすめできます。
cTrader口座
cTrader口座は、cTraderプラットフォーム専用に最適化されたECN口座で、取引条件はILC口座に近い一方で、より低い入金額からスタートできるのが特徴です。
- 取引方式:NDD-ECN方式で、透明性の高い取引環境を提供しています。
- 取引コスト:ILC口座と同様に原スプレッド0.0pips~+往復5ドル/ロットの手数料体系です。
- 最大レバレッジ:1:400(条件により1:500まで)と、ILC口座よりも高いレバレッジを利用できます。
- 最低入金額:100ドル(約1.5万円)からと、ECN口座としては非常に低い入金額から始められます。
- 対応プラットフォーム:cTraderプラットフォームのみ対応しています。
- cTraderの特徴:洗練されたインターフェース、高度なチャート分析ツール、マーケット深度表示、ワンクリック取引などの機能を備えています。2018年のFinance Magnatesアワードで最優秀賞を獲得した実績もあります。
cTraderの直感的で洗練されたUIが好きな方や、板情報を活用してよりディープな取引をしたい方は、cTrader口座を使ってみましょう。
また、最小100ドルから使い始められるので、手軽にECN環境を体験したいトレーダーにも最適です。
Currenex口座(バイキング口座)
Currenex口座は、機関投資家向けに開発されたCurrenexプラットフォームを利用する専門的な口座タイプです。
- 取引方式:NDD方式(ECN/STP)で、機関投資家レベルの流動性と価格形成を提供します。
- 取引コスト:スプレッドは通常0.3pips~程度から始まり、取引手数料が別途発生します(手数料の詳細は個別に設定される場合があります)。
- 最大レバレッジ:1:200~1:400の範囲で設定されています。
- 最低入金額:約1,000ドル(約15万円)以上が推奨されています。
- 対応プラットフォーム:Currenex(バイキング)プラットフォームのみ対応しています。
- Currenexプラットフォームの特徴:高度な板情報、ワンクリック取引、多彩な注文方法、極めて低いレイテンシー(遅延)などが特徴です。主に機関投資家やプロトレーダー向けに設計されています。
機関投資家向けの高度な取引環境を求める方や、レイテンシー(遅延)を最小限に抑えたいトレーダー、大口取引を快適に行いたい方には、Currenex口座がおすすめです。
ただ、Currenex口座は知名度が低く情報も少ないため、一般的なトレーダーには馴染みが薄いかもしれません。
Tradeviewの登録・口座開設方法
ここからは、具体的にTradeviewの登録から口座開設までの流れを解説します。大まかに分けると以下のステップがあります。
公式サイトからアクセスし、口座開設フォームに進む
まずはTradeview公式サイトにアクセスします。公式サイトはtvmarkets.comのドメインを使用していますので、URLを確認して公式サイトであることを確認しましょう。
サイト上部または中央部にある「口座開設」「Open Account」などのボタンをクリックします。場合によっては右上のログインボタン付近に表示されることもあります。言語設定を日本語に変更できる場合は、先に言語を切り替えておくとスムーズです。
口座開設フォームのページに移動したら、メールアドレスや基本情報の入力を求められますので、正確に情報を入力していきます。
個人情報を入力する
口座開設フォームでは、以下のような個人情報の入力が求められます。
- 氏名(パスポートや身分証と同じ表記で)
- 生年月日
- 居住国
- 住所(英語表記)
- 電話番号
- パスワード設定
さらに、金融関連の質問として投資経験、年収、職業などの情報も求められます。これはAML(マネーロンダリング防止)やKYC(顧客確認)のための重要なプロセスですので、正確な情報を入力してください。
また、利用規約やプライバシーポリシーへの同意も求められます。これらの書類は重要な内容を含んでいますので、可能であれば目を通しておくことをおすすめします。英語が中心となっている場合は、不明点があれば日本語サポートに問い合わせることも検討しましょう。
口座タイプとプラットフォームを選択する
個人情報の入力後、口座タイプとプラットフォームの選択画面に進みます。以下の選択を行います。
口座タイプ
- X Leverage口座(初心者向け、最低入金額100ドル、手数料なし)
- ILC口座(ECN口座、最低入金額1,000ドル、超狭スプレッド+手数料)
- cTrader口座(最低入金額100ドル、cTraderプラットフォーム専用)
- Currenex口座(上級者向け、機関投資家レベルのプラットフォーム)
プラットフォーム
- MetaTrader 4(MT4)
- MetaTrader 5(MT5)
- cTrader(cTrader口座選択時は自動的にこちらになります)
- Currenex(Currenex口座選択時は自動的にこちらになります)
また、口座通貨と最大レバレッジもここで設定します。
- 口座通貨:USD(米ドル)またはEUR(ユーロ)から選択
- レバレッジ:希望するレバレッジを選択(最大は口座タイプにより異なります)
初めてTradeviewを利用する場合は、X Leverage口座+MT4の組み合わせが比較的シンプルで始めやすいでしょう。
経験を積んだ後に追加口座としてILC口座やcTrader口座を開設することも可能です。
本人確認書類をアップロードする
口座申請後、本人確認(KYC)手続きとして身分証明書と住所証明書の提出が必要です。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード(表面のみ・番号は隠す)
- 公共料金の請求書(3ヶ月以内に発行されたもの)
- 銀行取引明細書(3ヶ月以内に発行されたもの)
- 住民票(3ヶ月以内に発行されたもの)
書類は鮮明に写っていること、有効期限内であること、記載住所が申請時の住所と一致していることを確認してください。書類のスキャンまたは鮮明な写真をアップロードします。カメラで撮影する場合は、四隅がしっかり写り、文字が読みやすいように撮影してください。
場合によっては追加書類(収入証明など)が求められることもありますが、基本的には上記の2種類の書類で審査が進められます。
審査完了後、口座情報を受け取る
本人確認書類の提出後、Tradeviewの審査が行われます。通常、書類に不備がなければ24時間以内に審査が完了し、登録したメールアドレスに口座情報が送られてきます。
- 口座番号(ログインID)
- 取引プラットフォームの初期パスワード
- MT4/MT5の場合はサーバー情報
- クライアントポータル(会員ページ)へのログイン方法
- プラットフォームのダウンロードリンク
これらの情報は非常に重要ですので、安全な場所に保管してください。また、初期パスワードは必ず変更することをおすすめします。パスワードは十分に強力なもの(大文字、小文字、数字、記号を組み合わせた8文字以上のもの)を設定しましょう。
資金を入金して取引を開始する
口座が有効化されたら、取引を始めるために資金を入金します。Tradeviewでは以下の入金方法が利用できます。
- 銀行送金(国際送金)
- クレジットカード/デビットカード(VISA、MasterCard等)
- 電子決済サービス(bitwallet、STICPAY、Skrill、Netellerなど)
- 仮想通貨(BitPay経由)
日本からの入金では、bitwalletやSTICPAYなどの電子決済サービスが手数料や反映スピードの面で便利です。クレジットカード入金も即時反映されますが、出金時に入金額をカードに返金する必要があるため、最初から出金方法も考慮して入金方法を選ぶとよいでしょう。
入金が完了したら、選択したプラットフォーム(MT4、MT5、cTrader等)をインストールしてログインし、取引を開始できます。最初はデモトレードや少額取引から始めて、プラットフォームの操作感や取引環境に慣れていくことをおすすめします。
Tradeviewに関するよくある質問
まとめ:Tradeviewはこんな人におすすめ
ここまでTradeviewの基本情報から評判、安全性、メリット・デメリット、口座開設方法、各種サービスなどを網羅的に解説してきました。
最後に、どんな人にTradeviewがおすすめかをまとめます。
- スキャルピング・短期トレーダー:業界最狭レベルのスプレッドとECN環境による高速約定を活かした短期売買を重視する方に最適です。特にILC口座やcTrader口座では極めて低コストで取引可能。
- 複数プラットフォーム活用派:MT4/MT5/cTrader/Currenexと4種類のプラットフォームから選択できるため、自分の好みや取引スタイルに合わせた環境を求める方に向いています。
- 幅広い金融商品に分散投資した人:FXだけでなく株式、商品、仮想通貨など幅広い金融商品を一元管理したい投資家に適しています。特に米国株や先物にも関心がある方には総合力が魅力です。
- EA(自動売買)ユーザー:制限が少なく透明性の高い約定環境と、複数のプラットフォームでEAが利用可能。24時間無人取引を実現したい方におすすめです。
- 中上級トレーダー:取引コストの最適化、高度な注文管理、透明な価格形成など、中上級者が重視する要素を備えており、経験を活かした取引が可能です。
一方で、以下のような方にはTradeviewはあまり向いていないかもしれません。
- ボーナス重視の初心者:他社で見られるような高額なボーナスやキャンペーンが少ないため、初期資金を増やしてリスクを抑えたい初心者には物足りなさを感じるかもしれません。
- シンプルな環境を求める方:口座タイプやプラットフォームの選択肢が多く、初心者には少し複雑に感じられることがあります。選択肢の少ないシンプルな環境を好む方には他社の方が向いているかもしれません。
- 日本語教材で学びたい方:日本語の教育コンテンツや取引セミナーが比較的少ないため、日本語で体系的に学びたい初心者には物足りなさを感じる可能性があります。
- ハイレバ至上主義の方:最大レバレッジが1:500であり、1:1000以上の超高レバレッジを提供する他社と比べると物足りなく感じる方もいるかもしれません。
総じて、Tradeviewは「華やかなボーナスよりも本質的な取引環境の質」を重視するブローカーとして位置づけられます。特に低コスト、高約定品質、多様なプラットフォーム、幅広い金融商品といった本質的な価値を求めるトレーダーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
初心者の方は最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、長期的な視点で見れば成長に合わせて活用できる多様な環境が整っています。
免責事項
- 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
- 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
- レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(Tradeviewではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
- 出金遅延や出金拒否などのリスクが存在する場合があります。大切な資金で取引する際は、リスク許容度を考慮の上、慎重に判断してください。
- ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
- 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。