TradersTrust(TTCM)の評判・口コミ:ボーナスやスキャルピング適性を解説

ここでは、海外FX業者「TradersTrust(トレーダーズトラスト)」に関する最新の評判・口コミを徹底的に調査し、安全性や信頼性、実際のメリット・デメリット、口座タイプごとの違いなどをわかりやすく解説していきます。

この記事では、海外FX初心者の方だけでなく、中上級者の方々も気になるであろう「出金拒否の噂や口コミ」の真偽にも触れながら、TradersTrustが本当に信頼できる海外FX業者なのかを検証します。

さらに、口座開設からボーナス活用の手順、よくある質問への回答まで網羅的にまとめていますので、これを読めばTradersTrustの全体像をしっかりと把握できるはずです。

海外FXを検討するうえで重要となる「安全性・信頼性」や「取引条件(スプレッドやレバレッジ)」「ボーナスの活用法」などを整理し、みなさんが本当に知りたい情報を一つの記事に凝縮しました。ぜひ最後までご覧いただき、TradersTrustを利用する価値があるかどうかを判断する材料として活用してください。

この記事の目次

TradersTrustの基本情報

運営会社TTCM Traders Capital Limited(バミューダ法人)
設立2009年
ライセンス・登録状況グループ会社にCySEC(キプロス証券取引委員会)ライセンス保有
口座タイプクラシック / プロ / VIP
最大レバレッジ3,000倍(MT4)、500倍(cTrader)
ロスカット水準20%
注文方式NDD(STP)
スプレッドの目安クラシック口座で約1.5pips〜(口座タイプにより変動)
ボーナス口座開設ボーナス、100%・200%入金ボーナス、キャッシュバックなど
日本語サポートあり(メール・ライブチャット、平日24時間)
資金管理分別管理、ゼロカットシステム採用
使用可能プラットフォームMT4 / cTrader / WebTrader / スマホアプリ
最低入金額50ドル相当(約5,000円)〜
サイトURLTradersTrust 公式サイト

TradersTrustの評判・口コミをまとめ

ここからは、TradersTrustを実際に利用している(または利用経験のある)トレーダーの評判・口コミについてまとめていきます。

TradersTrustの良い評判

TradersTrustの良い評判を5つピックアップしました。

出金がスムーズで迅速に処理される

他の海外FXブローカーだと出金に時間がかかることが多いのですが、TradersTrustは本当に早いです。私の場合は申請から24時間以内に処理されることがほとんどで、特に高額出金でもスムーズに対応してくれました。日本語サポートもチャットで迅速に応じてくれるので安心感があります。出金トラブルの噂もありますが、規約を守っていれば問題ないと思います。

3,000倍の超高レバレッジがとにかく魅力的

TradersTrustの最大の魅力は、やはり業界トップクラスの3,000倍レバレッジです!少額資金でも大きな取引が可能で、私は初期資金5万円から始めてコツコツと増やしていくことができました。もちろんリスクも大きいですが、ゼロカット(追証なし)なので口座がマイナスになる心配がない点も安心。MT4での取引なら制限なくフル活用できるので、攻めのトレードをしたい人には最適だと思います。

VIP口座のスプレッドと約定が素晴らしい

私はVIP口座を使っていますが、スプレッドの狭さと約定スピードは本当に他社と比べても一級品です。EUR/USDなどの主要ペアは実質0pipsに近い状態で、さらに手数料も往復3ドルと業界最安水準。スキャルピング中心の私にとっては取引コストが大幅に削減でき、これだけで年間で見るとかなりの利益向上になっています。最低5,000ドル維持が必要ですが、それに見合うだけの価値は絶対にあります。

ボーナスが他社より圧倒的に豪華

TradersTrustのボーナスは本当に破格です。100%入金ボーナスはもちろん、場合によっては200%入金ボーナスまであり、最大1,000万円以上のボーナスが受け取れます。また、取引量に応じたキャッシュバックや毎月のトレーディングコンテストなど、常に何かしらのキャンペーンが開催されているのも嬉しいポイント。もちろん出金条件などはありますが、上手く活用すれば資金効率を大幅に高められると思います。

スキャルピングやEAに最適な環境

私はEA(自動売買)をメインで運用していますが、TradersTrustはEA運用に非常に適しています。リクオート(約定拒否)がほとんどなく、高速約定で注文が通りやすいです。さらに2025年からはVPSサービスも提供開始され、取引条件を満たせば無料で利用できるのも助かります。スキャルピングや自動売買に制限がないのはもちろん、むしろそういった取引スタイルを後押ししてくれる環境が整っていると感じます。

TradersTrustの悪い評判

続いて、TradersTrustに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。メリットばかりではなく、実際に利用してみて感じたリアルな不満点が浮き彫りとなりました。

ボーナスの出金条件が厳しすぎる

TradersTrustのボーナスは確かに額面は大きいですが、実際に現金化するのがかなり難しいです。例えば100万円のボーナスを出金可能にするには約3,000ロットもの取引が必要で、一般的なトレーダーには到底達成できない水準です。さらに期限も90日と短く、結局ほとんどのトレーダーはボーナスを失効させることになるでしょう。初心者を惹きつけるための「餌」にしか思えません。実質的な恩恵は限定的だと思います。

金融ライセンスが弱く安全面に不安がある

正直、TradersTrustの日本人向けサービスを提供しているのはバミューダの会社で、厳格な金融ライセンスを持っていないことに不安を感じます。確かにグループ会社にはCySECライセンスがあるとのことですが、実際に私たちが取引するのはオフショア拠点なので、トラブル時の保護がどの程度あるのか疑問です。金融庁からの警告対象にもなっていますし、安全性を重視するなら欧州や豪州などの厳格な規制下にあるブローカーの方が安心できると思います。

VIP口座の条件維持が厳しい

VIP口座は確かにスプレッドや取引条件が素晴らしいのですが、維持条件が非常に厳しいです。最低5,000ドル(約50万円)の残高維持または月500ロット以上の取引が必要で、どちらも個人トレーダーには厳しい条件です。条件を満たせないと口座タイプが降格してしまうため、常に資金をブローカーに預けておく必要があり、資金効率が悪くなります。また、入出金のたびに条件を気にする必要があるのも面倒です。一般トレーダーには少し敷居が高すぎると感じます。

取引プラットフォームの制約

TradersTrustではMT4とcTraderが使えますが、cTraderでは最大レバレッジが500倍に制限されるのが残念です。本来の3,000倍レバレッジを活かすならMT4一択となりますが、MT4は少し古いプラットフォームで機能面で物足りなさを感じます。また、MT5が提供されていない点も不満です。現代のトレーダーにとってMT5は標準になりつつあるので、この点は大きなマイナスだと思います。個別株CFDなど取扱商品が少ない点も改善してほしいところです。

出金時に手数料がかかるケースがある

TradersTrustでは、入金額の1%未満しか取引せずに出金すると、出金額の5%という高額な手数料が発生します。例えば10万円入金して取引をほとんどせずに出金すると、5,000円もの手数料が引かれることになります。これはマネーロンダリング防止のためとされていますが、率直に言って金額が高すぎます。トレードを始める前に何らかの理由で出金が必要になった場合に大きなペナルティとなるので、入金前にはよく考える必要があります。

TradersTrustの総評

TradersTrustは、最大3,000倍という業界トップクラスのレバレッジと、魅力的なスプレッド・手数料体系が大きな強みとなっています。特にVIP口座の取引条件は非常に優れており、スキャルピングやEA(自動売買)向けの環境も整っています。

また、豊富なボーナスプログラムスピーディーな出金処理など、利用者目線のサービスも評価できるポイントです。

一方で、日本人向けにサービス提供する法人がライセンスを取得していないことや、ボーナスの出金条件が厳しい点、VIP口座のハードルの高さなど、いくつかの注意点も存在します。

総合的に見れば、TradersTrustは「ハイレバレッジでアグレッシブなトレードをしたい」「コスト効率を重視する」といったトレーダーに適した業者であり、リスクとリターンのバランスをよく理解したうえで利用すれば、大きな武器となり得るブローカーと言えるでしょう。

TradersTrustの安全性・信頼性は?

グループ全体の金融ライセンス状況

TradersTrustのグループ会社構成はやや複雑です。

EU圏向けに展開するキプロス法人「Traders Trust Capital Markets Ltd」はCySEC(キプロス証券取引委員会)のライセンス(No.107/09)を保有しており、MiFID IIという欧州の厳格な金融規制に準拠しています。これは一定の信頼性を示す材料と言えるでしょう。

しかし、日本居住者が利用するのは主にバミューダ法人「TTCM Traders Capital Limited」であり、こちらはバミューダ金融庁(BMA)の金融ライセンス未取得で、法人登録のみの状態です。

グループ内にはセーシェル金融庁(FSA)のライセンス(SD141)を持つ関連会社もありますが、日本人が直接取引する法人自体は主要な金融ライセンスを保有していないことに注意が必要です。

これはリスクとも言えますが、一方で規制に縛られない柔軟なサービス(超ハイレバレッジや豊富なボーナス)を提供できるというメリットもあります。最終的には、グループ全体の運営実態や評判を総合的に判断する必要があるでしょう。

顧客資金の安全対策

TradersTrustでは、信頼性の確保のため以下の安全対策を実施しています。

まず、顧客資金の分別管理を徹底しており、運営資金と顧客の預かり資金は明確に分けられ、安全な銀行口座に保管されています。これにより、万が一会社が経営難に陥っても、顧客資金が会社の債権者に渡ることを防ぐ仕組みとなっています。

また、重要な安全網として「ゼロカットシステム」を採用しています。これは市場の急変動で口座残高がマイナスになっても、余剰債務を免除して残高をゼロにリセットする仕組みです。つまり、預け入れた資金以上の損失リスクを負わなくて済みます。

さらに、TradersTrustは金融サービス業者向け紛争解決機関「The Financial Commission」にも加盟しており、ユーザーとブローカー間で問題が生じた場合の中立的な調停機関として機能します。この制度を通じて、一定額までの補償が受けられる可能性もあります。

日本の金融庁から警告を受けている

TradersTrustは日本の金融庁に未登録の海外業者であるため、日本の金融庁から警告を受けています。

ただし、日本語でサービス提供を行っている海外ブローカーの多くに見られる現象で、必ずしも危険な業者というわけではありません。

金融庁からの警告は法的拘束力を持つ処分ではなく、「日本の投資者保護制度の対象外なので注意してください」という注意喚起の性質が強いものです。実際、TradersTrustを含む警告を受けている多くの海外FX業者は今も普通に営業を続けており、日本人トレーダーも普通に利用できる状態です。

ただし、日本の金融商品取引法に基づく投資者保護の対象外となるため、万が一トラブルが発生した場合に日本の法律による保護を受けにくい点には注意が必要です。

出金拒否リスクの検証

海外FX業者を選ぶ上で最も懸念されるのが「出金拒否」のリスクでしょう。TradersTrustに関しては、数多くのレビューサイトや口コミを調査した結果、現時点で悪質な出金拒否の報告はほとんど見当たりません。

むしろ「出金がスムーズ」「迅速に処理された」といった肯定的な声が多く見られます。例えば、海外の代表的なFX業者評価サイトForex Peace Army(FPA)では一部否定的な口コミもありますが、それらの多くは「規約違反による出金拒否」といった内容であり、正当な取引を行っていれば出金拒否される可能性は低いと考えられます。

ただし、規約違反とみなされる行為(ボーナスを悪用した無リスク裁定取引や、異なる口座間での両建てなど)を行うと、出金に制限がかかることがあります。

また、取引をせずに出金すると、高額な手数料が発生する点もあわせて理解しておきましょう。

長年の運営実績と透明性

TradersTrustは2009年の創業以来、15年以上にわたって運営を継続しており、海外FX業者としては歴史が長い部類に入ります。創業者のニコラ・ベラルディ氏は金融業界での経験が豊富で、「信頼と透明性」を重視する経営理念を掲げています。

実際、TradersTrustは公式サイト上で運営会社の詳細、資金の管理方法、手数料体系などを詳しく開示しており、情報の透明性は同業他社と比べても高いと言えます。

また、ユーザーからの問い合わせには迅速に対応する姿勢を見せており、レビューサイト上の批判的コメントにも直接返信するなど、コミュニケーションを重視しています。

これまでの間、大規模な不正や破綻などの深刻な問題は報告されておらず、安定した運営が続いている点は信頼性の一つの証左と言えるでしょう。

TradersTrustのメリット・強み

ここからは、TradersTrustを利用するメリットや強みを、複数のトピックに分けて詳しく解説します。

メリット1:業界最高水準の3,000倍レバレッジ

TradersTrustの最大の強みは、MT4口座で提供される最大3,000倍という驚異的なレバレッジです。紛れもなく業界トップクラスの水準であり、少額資金から大きなポジションを取れる点が魅力です。

例えば、1万円の証拠金でも最大3,000万円相当の取引が可能になるため、資金効率を極限まで高められます。特に少額資金しか用意できない初心者や、攻めのトレードで短期間に資産を増やしたいトレーダーにとって大きなメリットとなるでしょう。

ただし、TradersTrustでは「ダイナミックレバレッジ」方式を採用しており、取引量や口座残高に応じて最大レバレッジが制限される仕組みになっています。

TradersTrustのダイナミックレバレッジ

TradersTrustでは「ダイナミックレバレッジ」方式を採用しており、MT4ではポジションサイズに応じて上記のように段階的にレバレッジが制限されます。一方、cTraderでは仕様上の制限によりポジションサイズに関わらず一律で最大500倍までとなっています。

プラットフォーム取引ポジション(ロット)最大レバレッジ
MT40〜1ロット3,000倍
1.01〜5ロット2,000倍
5.01〜10ロット1,000倍
10.01〜20ロット500倍
20.01〜50ロット200倍
50.01〜100ロット100倍
100.01〜300ロット50倍
300.01ロット以上33倍〜25倍
cTrader一律500倍

少額資金で小さなポジションを取る場合は最大3,000倍のレバレッジを享受できますが、資金量やポジション量が大きくなるほど徐々に最大レバレッジは下がっていきます。リスク管理の観点からも理にかなった仕組みと言えるでしょう。

メリット2:低コストで透明性の高い取引環境

TradersTrustの取引コスト(スプレッド・手数料)は全体的に安く抑えられています。特にプロ口座やVIP口座では極めて狭いスプレッドを提供しており、VIP口座では主要通貨ペアで実質0pipsという業界最狭水準を実現しています。

口座タイプ別の取引コスト比較
口座タイプスプレッド取引手数料
クラシック口座1.5pips前後無料
プロ口座0.5pips前後6ドル/1ロット
VIP口座0.0〜0.1pips3ドル/1ロット

多くの海外ブローカーがRAW口座で往復7〜8ドル/ロットの手数料を設定する中、VIP口座の手数料3ドル/ロットは業界でも最安クラスであり、スキャルピングを行うトレーダーにとっては大きなコスト削減につながります。

さらに、全口座タイプでNDD(ノーディーリングデスク)方式を採用しており、注文が提携LP(リクイディティプロバイダー)へ直接流される透明性の高い環境です。ディーラー介入や意図的な約定拒否(リクオート)のリスクを減らして、公正な取引を実現しています。

メリット3:豊富なボーナスとプロモーション

TradersTrustのボーナスプログラムは業界トップクラスの規模を誇ります。

特に注目すべきは、100%または200%の入金ボーナスで、最大1,000万円以上のボーナスクレジットを受け取ることが可能です。例えば100万円を入金すれば、さらに100万円のボーナスが付与され、合計200万円の証拠金でトレードを開始できるというわけです。

このほかにも、以下のようなプロモーションが常時提供されています。

  • 口座開設ボーナス(100ドル相当)
  • VIPキャッシュバック(取引量に応じて日額最大2,000ドル)
  • 月間トレーディングコンテスト(総額1万ドルの賞金)
  • 無料VPS(条件充足で利用料全額キャッシュバック)
  • トレーダーズチャレンジ(少額入金で大型ボーナス付与)

メリット4:スキャルピングやEAに最適な環境

TradersTrustは、スキャルピングや自動売買(EA)といった戦略を公に認めており、他社では制限されがちな高頻度取引にも寛容な環境を提供しています。

TradersTrustの取引環境の特徴
  • 約定が速い:平均約定時間0.1秒という高速処理により、スリッページを最小限に抑制
  • リクオートなし:NDD方式により注文拒否がほとんど発生しない透明な執行
  • 手法の制限が少ない:裁量トレード、スキャルピング、アルゴリズム取引などあらゆる手法を許可
  • ストップレベル0:最小値幅での注文配置が可能で、細かいリスク管理が可能
  • VPSサービス:2025年より開始された自動売買向けの専用サーバー提供

特にEA運用においては、24時間安定稼働が必要なため、TradersTrustが提供するVPSサービスはぜひ活用したいところ。一定の条件を満たせば無料で利用できるため、本格的なEAトレーダーにとっては魅力的な特典です。

また、同一口座内での両建て(ヘッジ)も許可されているため、複雑なヘッジ戦略も自由に構築できる点もメリットです。

メリット5:入出金方法が豊富で着金が速い

TradersTrustの入出金システムは、多くのユーザーから高い評価を受けています。特に出金処理の速さは特筆すべき点で、出金リクエストの大半が24時間以内に処理される傾向にあります。

入出金方法も日本人ユーザーが使いやすい選択肢が用意されています。

TradersTrustの入出金方法
  • 国内銀行送金(日本の銀行からの振込)
  • クレジット/デビットカード(VISA・Mastercard・JCB)
  • オンラインウォレット(bitwallet)
  • 仮想通貨(ビットコイン・テザーなど)
  • 海外銀行送金(SWIFT国際送金)

特にbitwallet対応は日本人トレーダーにとって利便性が高く、円建てでスムーズな入出金が可能です。

入金手数料はTradersTrust側では全て無料で、銀行振込の場合は通常3営業日程度、カード・bitwallet・仮想通貨は即時反映されます。

ただし、未取引または入金額の1%未満しか取引せずに出金する場合に限り、5%の特別手数料が課される点には注意が必要です。これはマネーロンダリング防止のための措置で、普通に取引してから出金すれば関係ありません。

メリット6:幅広い取引商品とプラットフォーム

TradersTrustでは、FX通貨ペアだけでなく多様な金融商品を取引できます。主な取扱商品は以下の通りです。

TradersTrustの取扱商品
  • FX通貨ペア: 主要・マイナー・エキゾチックを含む50種類以上
  • 株価指数: 米国S&P500、ダウ30、日経225などの主要指数
  • 貴金属: 金(XAU/USD)、銀(XAG/USD)など
  • エネルギー: WTI原油、ブレント原油
  • 暗号資産: ビットコイン、イーサリアムなど8種類

また、取引プラットフォームとしてはMT4cTraderの2種類が提供されており、トレーダーの好みやスタイルに合わせて選べます。

MT4は自動売買の自由度が高く、世界中のEAやインジケーターが利用可能です。一方、cTraderは洗練されたインターフェースと高度なチャート分析、市場深度表示などの機能が特徴で、より現代的なトレード体験を提供します。

どちらのプラットフォームもデスクトップ版、ウェブブラウザ版、モバイルアプリと様々な形態で提供されており、場所を選ばずトレードできる環境が整っています。

メリット7:充実した日本語サポート

TradersTrustは日本人トレーダー向けに充実した日本語サポートを提供しています。ライブチャット、メール、電話などの手段で問い合わせが可能で、平日24時間対応しています。

サポート品質に関しては、レビューサイトや口コミでも比較的良好な評価を得ており、「質問への回答が早い」「丁寧な対応」といった声が多く見られます。特にライブチャットでは迅速なレスポンスが期待でき、トレード中のちょっとした疑問や問題にもすぐ対応してもらえます。

また、公式サイトやプラットフォームも日本語に完全対応しており、言語の壁を感じることなく利用できる点も日本人ユーザーにとって大きなメリットです。入出金手続きやアカウント設定など、重要な操作も日本語で迷わず行えるため、海外FX初心者でも安心して取引を始められるでしょう。

メリット8:追証なしのゼロカットシステム

TradersTrustでは、全口座タイプにゼロカットシステム(追証なし)が適用されています。これは市場が急変動した場合でも、口座残高がゼロ以下のマイナスにならない安全機能です。

通常、FX取引では大きな価格変動(特に週明けのギャップなど)によって、ロスカットが間に合わずに口座残高がマイナスになる「追証」が発生するリスクがあります。しかし、TradersTrustのゼロカットシステムでは、仮にそうした状況になっても、口座残高は0円にリセットされ、口座残高以上の損失を追うことがありません。

ゼロカットシステムによって、損する最大額をあらかじめ入金額に限定できるため、予想外の大損や追加入金の心配なく、より積極的にハイレバトレードに挑むこともできます。

TradersTrustのデメリット・注意点

上記のように多くのメリットを持つTradersTrustですが、一方でいくつかの注意点やデメリットが存在します。ここからは、利用者の視点から気をつけておきたいポイントを解説します。

デメリット1:バミューダ法人は金融ライセンス無し

TradersTrustの最大の弱点は、日本人向けサービスを提供している法人(バミューダ法人)が金融ライセンスを保有していないことです。

グループ会社のキプロス法人はCySECライセンスを持っていますが、実際に日本人が取引するのはライセンス無しのバミューダ法人となります。

同業の海外FX業者の中には、英国FCA、オーストラリアASIC、シンガポールMASなど、より評価の高い金融当局の規制下にある業者も存在します。それらと比較すると、TradersTrustの信頼性は見劣りすると言わざるを得ません。

厳格な規制がないことで高いレバレッジなどの柔軟なサービスが提供できるメリットはありますが、万が一の場合に投資家保護の枠組みが弱いのが難点です。

デメリット2:ボーナス条件が厳しく現金化が難しい

TradersTrustは豊富なボーナスプログラムを提供していますが、その出金条件は非常に厳しく設定されています。例えば100%入金ボーナスを現金化するには、ボーナス額の1/300のロット数を90日以内に取引する必要があります。

具体的には、30万円のボーナスを受け取った場合、1,000ロット(=1億円相当の取引)を90日以内にこなさなければならないという計算になります。一般的なトレーダーにとって、この条件を達成するのは現実的ではありません。

また、口座開設ボーナスも有効期限が90日と短く、利益出金にも一定の取引量達成が条件となっています。こうした厳しい条件により、多くのトレーダーはボーナスを実質的に現金化できないまま期限切れを迎えることになるでしょう。

ボーナスは「取引に使えるクッション」として考え、出金を前提にしない方が現実的です。ボーナス目当てで口座開設すると、期待外れに感じる可能性があります。

デメリット3:VIP口座の維持条件が厳しい

TradersTrustのVIP口座は最高の取引条件を提供していますが、その維持条件が厳しいのがネックです。VIP口座を継続利用するには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。

VIP口座の維持条件
  • 月末残高5,000ドル(約50万円)以上の維持
  • 月間500ロット以上の取引量

これらの条件を満たせない場合、口座タイプが自動的に降格してしまうため、常に資金をブローカーに預けておく必要が生じます。これは資金効率の観点から見ると大きな制約となり得ます。

また、入出金のたびに口座残高を気にする必要があり、利益を引き出したい場合でも最低限5,000ドルは口座に残しておかなければならないという不便さがあります。一般的な個人トレーダーにとっては、このハードルは高く感じられるでしょう。

つまり、VIP口座は実質的にプロ・法人トレーダー向けの口座タイプであり、少額資金で取引する一般ユーザーには適していない可能性があります。

デメリット4:cTraderでのレバレッジ制限

TradersTrustではMT4とcTraderの2つのプラットフォームを提供していますが、cTraderを利用する場合、最大レバレッジが500倍に制限されます。MT4の3,000倍と比較すると大きな差があります。

cTraderはより洗練されたインターフェースや高度な機能を持つ現代的なプラットフォームですが、ハイレバレッジを重視するトレーダーは必然的にMT4を選ばざるを得ません。

ただし、cTraderではダイナミックレバレッジが適用されず、残高や取引ロット数関係なく一律500倍が維持できるので、大口トレーダーには有利となります。

デメリット5:MT5未対応と取扱商品の制約

現在のFX業界では、MetaTrader 5(MT5)が次世代の標準プラットフォームとして普及してきています。しかし、TradersTrustではMT5に対応しておらず、MT4とcTraderのみの提供となっています。

MT5はより多くの時間足やテクニカル指標が使えたり、動作が速くなるなど、MT4からさまざまな面で強化されています。

また、取扱商品にも一部制約があります。「株式」のカテゴリは公式サイト上で「近日公開」となったままで、個別株のCFD取引はまだ提供されていません。競合他社の中には数百〜数千銘柄の個別株CFDを提供している業者もあるため、株式トレードが好きなトレーダーにとっては一刻も早い追加が望まれるでしょう。

デメリット6:一部取引戦略への制限

TradersTrustは基本的に取引手法に制限が少ないブローカーですが、ボーナスを利用する場合にはいくつかの制限が適用されます。

ボーナスを利用する場合の制約
  • 異なる口座間での両建て裁定取引の禁止
  • ボーナスのみを使用した無リスク取引の禁止
  • 特定のピラミッディング手法(連続的な利益確定と積み増し)の制限
  • 複数口座を使った裁定取引(アービトラージ)の禁止

規約違反と判断されると、利益の没収や出金拒否される恐れがあるため、ボーナスを活用したトレードでは特に規約をよく読み、違反しないように注意する必要があります。

なお、通常の裁量トレードやスキャルピング、自動売買などは問題なく利用できるため、一般的なトレーディングスタイルには大きな影響はないでしょう。

デメリット7:未取引時の出金手数料

TradersTrustでは、入金額の1%未満しか取引せずに出金する場合、出金額の5%という高額な手数料が発生します。マネーロンダリングや無目的な資金移動を防ぐための措置とはいえ、率直に言って金額が高すぎるという批判もあります。

例えば10万円を入金して取引をほとんど行わずに出金すると、5,000円もの手数料が差し引かれることになり、出金手数料としてはあまりにも高額です。

なお、通常の取引をある程度行った後の出金では手数料は無料となるため、実際にトレードする分には問題ありません。あくまで「入金後にほとんど取引せずに出金する」ケースのみに適用される点は理解しておきましょう。

デメリット8:日本の金融庁に無登録

TradersTrustは日本の金融庁に無登録の海外FX業者であり、金融庁から警告を受けている状態です。

万が一トラブルが発生した場合、日本の金融ADR制度(金融紛争解決制度)を利用できず、日本の法律に基づく保護を受けることが難しくなります。つまり、自己責任の度合いが国内業者と比べて高まるという点はしっかりと認識しておく必要があります。

もっとも、これはTradersTrust固有の問題ではなく、すべての海外FX業者に共通する問題です。実際の利用リスクは運営の実態や評判によって判断すべきで、単に「未登録=危険」と短絡的に結論づけるべきではないでしょう。

TradersTrustの口座タイプ・スプレッド・特徴

TradersTrustには大きく分けて以下の3種類の口座タイプがあります。

項目クラシック口座プロ口座VIP口座
注文方式NDD(STP)NDD(STP)NDD(STP)
レバレッジ最大3,000倍(MT4)
500倍(cTrader)
3,000倍(MT4)
500倍(cTrader)
3,000倍(MT4)
500倍(cTrader)
取引手数料なし6ドル/往復1ロット3ドル/往復1ロット
スプレッド目安1.5pips~0.5pips~0.0pips~
最低入金額50ドル(約5,000円)500ドル(約5万円)5,000ドル(約50万円)
ロスカット水準20%20%20%
ボーナス適用
プラットフォームMT4
cTrader
MT4
cTrader
MT4
cTrader
特徴取引手数料無料狭スプレッド最低コスト

クラシック口座(初心者向け)

TradersTrustのクラシック口座は、取引手数料が無料でシンプルなスプレッド体系を採用しているため、海外FX初心者にとって最も使いやすい口座タイプです。

スプレッドは主要通貨ペアで平均1.5pips程度と比較的広めですが、それでも日本の国内FX業者よりは狭い水準です。取引コスト全体としては手数料がかからない分、頻繁に売買しないトレーダーには適しています。

最大レバレッジはMT4で3,000倍(cTraderでは500倍)、最低入金額も50ドル程度(約5,000円)からスタートできるため、少額資金でも気軽にトレードを始められます。

また、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、TradersTrustの主要ボーナスキャンペーンを全て適用できるのも大きな魅力です。デイトレードやスイングトレードを中心に行う方や、取引頻度がそれほど高くない方に向いているでしょう。

プロ口座(中級者向け・低スプレッド志向)

プロ口座は、スプレッドが大幅に抑えられた中級者向けの口座タイプです。主要通貨ペアなら平均0.5pips前後という狭いスプレッドが特徴で、スキャルピングなど短期売買に適しています。

ただし、その分1ロットあたり往復6ドル(片道3ドル)の取引手数料が発生します。トータルコストで考えると、頻繁にトレードするほどクラシック口座よりも有利になる傾向にあります。

最低入金額は500ドル(約5万円)からと、クラシック口座より高めに設定されていますが、それでも比較的アクセスしやすい金額です。最大レバレッジやボーナス適用条件はクラシック口座と同じなので、スプレッドと手数料のバランスで自分に合った方を選べます。

高頻度取引やスキャルピングを行いたい方、または取引コストにこだわるトレーダーに適した口座タイプと言えるでしょう。

VIP口座(上級者向け・超低コスト)

TradersTrustのVIP口座は、最も取引条件に優れた超低コスト口座です。スプレッドは実質0pipsに近い水準からスタートし、手数料も1ロットあたり往復3ドル(片道1.5ドル)と業界最安水準を誇ります。

この組み合わせにより、特に高頻度取引を行うプロトレーダーにとって理想的な低コスト環境が実現します。例えば月間数百ロット以上の取引を行うトレーダーなら、他の口座タイプと比較して数万円〜数十万円のコスト削減につながる可能性があります。

ただし、VIP口座を開設・維持するには5,000ドル(約50万円)以上の残高維持、または月間500ロット以上の取引が必要です。この条件を満たせなくなると、自動的に口座タイプが降格します。

大口資金でトレードしたい上級トレーダーや、プロフェッショナルなトレーダー、法人トレーダーに最適な口座タイプですが、一般の個人投資家にとってはハードルが高い可能性があります。

TradersTrustの登録・口座開設方法

ここからは、具体的にTradersTrustの登録から口座開設までの流れを解説します。大まかに分けると以下のステップがあります。

STEP

公式サイトにアクセスし、登録フォームを開く

まず、TradersTrust公式サイトにアクセスします。サイト右上にある「今すぐ参加」または「口座開設」ボタンをクリックすると、登録フォームが表示されます。日本語で表示されない場合は、右上の言語切替から日本語を選択しましょう。

登録フォームのページでは、口座開設の流れや必要書類について簡単な説明があります。内容を確認した後、「実口座開設」または「新規登録」ボタンをクリックして、実際の登録手続きに進みます。

なお、まずはリスクなしでTradersTrustのプラットフォームを試したい場合は、「デモ口座開設」を選択することもできます。デモ口座なら本人確認不要で即時に仮想資金でのトレードが可能です。

STEP

基本情報を入力し、メール認証を完了

登録フォームの最初のページでは、以下の基本情報を入力します。

  • 名前(ローマ字表記)
  • メールアドレス
  • 電話番号(国コード付き)
  • パスワード(大小文字、数字を含む8文字以上)
  • 居住国(Japan)

情報を入力したら、利用規約とプライバシーポリシーに同意のチェックを入れ、「アカウントを開設」または「次へ」ボタンをクリックします。

すると、登録したメールアドレスに認証コードが送信されます。メールを開き、記載されている6桁の認証コードをフォームに入力して認証を完了させましょう。メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダも確認してみてください。

STEP

個人情報と取引経験の詳細を入力

メール認証が完了すると、より詳細な個人情報の入力画面に進みます。ここでは以下のような情報の入力が求められます。

  • 性別
  • 生年月日
  • 国籍
  • 住所(ローマ字表記)
  • 都市名(ローマ字表記)
  • 郵便番号
  • 職業・勤務先情報
  • 年収や金融資産の概算額
  • 投資の目的

さらに、FX取引経験や知識レベルに関する質問があります。これはKYC(本人確認)の一環で、マネーロンダリング防止や適合性の原則に基づく重要なプロセスです。正直に回答しましょう。

入力が完了したら「次へ」ボタンをクリックして次のステップに進みます。

STEP

口座タイプとプラットフォームを選択

個人情報の入力が終わると、希望する口座タイプとトレーディングプラットフォームを選択する画面に進みます。

口座タイプは主に以下の3種類から選べます。

  • クラシック口座:手数料無料、スプレッドやや広め
  • プロ口座:狭スプレッド、取引手数料あり
  • VIP口座:超狭スプレッド、低手数料(資金要件高め)

初心者の場合はまずクラシック口座から始めるのがおすすめです。口座通貨はUSD(米ドル)またはJPY(日本円)から選択可能で、日本円で管理したい場合はJPYを選びましょう。

プラットフォームは「MT4」または「cTrader」から選択します。MT4は世界標準のプラットフォームで使いやすさが特徴、cTraderはより高機能で洗練されたインターフェースが特徴です。迷った場合はMT4を選んでおくと無難でしょう。

選択が終わったら「次へ」をクリックして進みます。

STEP

本人確認書類をアップロード

続いて、本人確認(KYC)のために必要な書類をアップロードします。必要な書類は以下の2種類です。

本人確認書類
  • パスポート
  • 運転免許証
  • マイナンバーカード(表面のみ・番号は隠す)
住所確認書類
  • 公共料金の請求書(電気・ガス・水道など)
  • 銀行取引明細書
  • 住民票
  • 納税証明書

(3ヶ月以内に発行されたもの)

書類は鮮明に写った画像またはスキャンデータをアップロードします。スマートフォンで撮影する場合は、四隅が見えるように撮影し、情報が明確に読み取れることを確認してください。

アップロードが完了したら「送信」または「申請する」ボタンをクリックします。書類の審査には通常1営業日~2営業日程度かかります。審査状況はメールで通知されるので確認しておきましょう。

STEP

審査完了後、入金して取引開始

本人確認書類の審査が完了すると、メールで通知が届きます。これで正式に口座開設が完了し、取引を開始できる状態になります。

マイページにログインすると、口座番号やサーバー情報などの重要な情報が表示されるので、メモしておくと良いでしょう。

次は資金を入金します。入金方法には以下のような方法が用意されています。

  • 銀行送金(国内銀行・海外送金)
  • クレジット/デビットカード(VISA・Mastercard・JCB)
  • bitwallet
  • 仮想通貨(ビットコイン・USDT)

初回入金の際は、各種ボーナスキャンペーンの適用条件や最低入金額を確認しておくと良いでしょう。入金が完了したら、選択したプラットフォーム(MT4またはcTrader)をダウンロード・インストールし、発行された口座情報でログインします。

TradersTrustのボーナス情報まとめ

口座開設ボーナス(100ドル相当)

TradersTrustでは、新規口座開設者向けに100ドル(約1万円)の口座開設ボーナスを提供しています。このボーナスは「プロモーション口座」と呼ばれる専用口座に付与され、実際の入金なしでリアルトレードを体験できる貴重な機会です。

口座開設ボーナスの特徴
  • 本人確認書類の提出が必要
  • ボーナスの有効期限は90日間
  • 期限内に利用しないと失効
  • ボーナスそのものは出金不可
  • ボーナスから生じた利益は以下の条件で出金可能:
  • 最低10ロット以上取引する(未入金の場合)
  • 50ドル以上入金して1回以上取引する

このボーナスは、TradersTrustの実際の取引環境を入金リスクなしで体験できる良い機会です。特に初心者の方にとっては、取引プラットフォームの使い方や約定スピード、スプレッドなどを実際に確認できる点で価値があるでしょう。

ただし、真の価値を得るには一定の取引量をこなす必要があるため、「完全無料のお金」というよりは「リスクなしでトレード体験ができるチャンス」と捉えるのが適切です。

入金ボーナス(100%または200%)

TradersTrustの最も魅力的なボーナスプログラムの一つが、高額な入金ボーナスです。入金額に応じて、同額または2倍のボーナスが口座に追加されます。

100%入金ボーナスの場合:

• 最低入金額:10万円以上
• ボーナス上限:1,000万円
• 例:100万円入金すると、さらに100万円のボーナスが付与され、合計200万円でトレード可能

200%入金ボーナスの場合:

• 最低入金額:20万円以上
• ボーナス上限:2,000万円
• 例:100万円入金すると、さらに200万円のボーナスが付与され、合計300万円でトレード可能

いずれのボーナスも、付与されたボーナス額は取引に使用できますが、そのまま出金することはできません。ボーナスを「現金化」して出金するには、以下の条件を満たす必要があります。

入金ボーナスの出金条件
  • ボーナス額の1/300のロット数を取引する(例:30万円のボーナスなら1,000ロット)
  • 達成期限は90日間
  • 期限内に条件を達成できなかった場合、未達成分のボーナスは失効

現実的には、この出金条件を完全に達成するのは、普通のトレーダーにとっては非常に難しいでしょう。

VIPキャッシュバック

TradersTrustでは、クラシック口座とプロ口座のユーザーを対象に、取引量に応じた現金キャッシュバックプログラムを提供しています。これは「VIPキャッシュバック」と呼ばれ、アクティブなトレーダーにとって魅力的な特典です。

VIPキャッシュバックの特徴
  • 1日の取引量に応じて金額が決定
  • 1日10ロット以上の取引で適用開始
  • 日単位で計算され、翌営業日に自動付与
  • 出金可能な現金として口座に反映
  • ボーナスとは違い、利用条件なしで自由に使用可能

このプログラムの最大の魅力は、条件達成が日単位で計算され、翌日には反映される点です。

スキャルピングを多様するトレーダーにとっては、実質的に手数料の割引やスプレッドの削減と同じ効果があり、長期的に見れば大きなコスト削減につながります。

なお、VIP口座ユーザーはこのキャッシュバックプログラムの対象外ですが、その代わりに極めて狭いスプレッドと低い手数料が適用されています。

トレーディングコンテスト(月間総額1万ドル)

TradersTrustでは毎月、トレーダーの腕前を競う「トレーディングコンテスト」を開催しています。参加者の月間利益率を競い、上位入賞者に総額1万ドル(約100万円)の賞金が分配されるイベントです。

トレーディングコンテストの概要
  • 参加条件:クラシック(インターナショナル)口座に300ドル以上入金
  • 開催期間:毎月1日〜末日
  • 評価基準:月間利益率(パーセンテージ)
  • 賞金:総額1万ドル(上位5名に分配)
  • 1位:5,000ドル、2位:2,500ドル、3位:1,500ドル、4位:700ドル、5位:300ドル

このコンテストの魅力は、300ドルを入金すれば誰でも参加できる点、絶対的な利益額ではなく「利益率」で評価される点です。少額資金のトレーダーでも高い利益率を出せれば上位入賞を狙えます。

賞金は出金可能な現金として口座に入金され、そのまま引き出しても良いですし、トレードの証拠金として使うこともできます。

無料VPSサービス

2025年から開始された新サービスとして、TradersTrustは自動売買(EA)ユーザー向けにVPS(仮想専用サーバー)ホスティングサービスを提供しています。VPSを利用することで、パソコンの電源を切っていても24時間安定した環境でEAを稼働させることが可能になります。

VPSの仕様
  • 基本料金:月額£27〜£80(約4,000円〜12,000円)
  • 提供OS:Windows
  • RAM:1GB〜4GB
  • CPU:1コア〜2コア
  • ディスク容量:25GB〜50GB
  • 低遅延接続:高速トレードサーバーに直結

さらに特筆すべきは、一定の条件を満たすとVPS利用料が全額キャッシュバックされる「実質無料」で利用できる点です。キャッシュバック条件は以下の通りです。

VPS利用料キャッシュバックの条件
  • 月間取引量が一定基準を超える(プランによって基準は異なる)
  • 口座残高を一定額以上に維持する(プランによって金額は異なる)

通常、VPSは別途契約して月額費用がかかりますが、TradersTrustでは実質無料で利用できるため、EA運用のコスト削減につながります。

また、TradersTrustのトレードサーバーとの低遅延接続により、約定速度の向上も期待できるでしょう。

TradersTrustに関するよくある質問

TradersTrustは本当に安全なブローカーですか?

TradersTrustの安全性については、運営実績や評判の両面から判断する必要があります。2009年創業以来15年以上運営を継続し、大規模な問題は報告されていないことから、一定の信頼性はあると言えます。

ただし、日本人向けサービスを提供している法人(バミューダ法人)は厳格な金融ライセンスを保持していない点には注意が必要です。グループ会社レベルではCySECライセンスを保有していますが、オフショア拠点による運営という側面は否定できません。

実際のユーザー評価を見ると、出金トラブルはほとんど報告されておらず、むしろ「出金がスムーズ」という声が多いです。顧客資金は分別管理され、ゼロカットシステムも採用されています。総合的に見れば、他の高レバレッジ系海外ブローカーと同等かそれ以上の安全性を確保していると言えるでしょう。

最大レバレッジ3,000倍は本当に活用できますか?

TradersTrustの3,000倍レバレッジは実際に利用可能ですが、いくつかの条件があります。まず、3,000倍レバレッジはMT4プラットフォームでのみ利用可能で、cTraderでは最大500倍に制限されます。

また、「ダイナミックレバレッジ」方式を採用しているため、取引量や口座残高に応じて最大レバレッジが段階的に制限されます。(以下のとおり)

  • 0〜1ロット:最大3,000倍
  • 1.01〜5ロット:最大2,000倍
  • 5.01〜10ロット:最大1,000倍
  • 10.01ロット以上:さらに低下

これは資金保護の観点から設けられた仕組みで、少額で小さなポジションを取る場合は最大3,000倍を享受できますが、ポジション量が増えるほど自動的にレバレッジが制限されます。

ボーナスは実際に出金できるのですか?

TradersTrustのボーナスは、厳しい条件を満たすことで出金可能になります。ボーナスそのものは直接出金できませんが、一定の取引量をこなすことで「現金化」され、その後出金できるようになります。

例えば100%入金ボーナスの場合、ボーナス額の1/300のロット数を90日以内に取引する必要があります。つまり30万円のボーナスなら1,000ロット(1億円相当の取引)が必要で、これは一般的なトレーダーにとってかなり高いハードルとなるでしょう。

一方で、VIPキャッシュバックやトレーディングコンテストの賞金などは最初から出金可能な現金として付与されるため、これらのプログラムの方が恩恵を受けやすいと言えます。

出金方法と所要時間はどのくらいですか?

TradersTrustでは複数の出金方法が用意されており、それぞれ処理時間が異なります。

  • 国内銀行送金:1〜3営業日
  • クレジット/デビットカード(VISA・Mastercard):1〜3営業日
  • bitwallet:即日〜1営業日
  • 仮想通貨(Bitcoin・USDT):即日〜1営業日
  • 海外銀行送金:3〜5営業日

TradersTrustの出金処理自体は通常1営業日以内に完了し、その後、選択した出金方法によって着金までの時間が変わります。特にbitwalletや仮想通貨を利用した出金は最も早く、多くの場合24時間以内に完了します。

なお、初回出金時には追加の本人確認が求められる場合がありますが、一度確認が完了すると、その後の出金は通常よりスムーズになります。また、出金前に未取引の入金がある場合は5%の手数料が発生するため注意が必要です。

スキャルピングやEA(自動売買)は制限なく使えますか?

TradersTrustはスキャルピングやEA(自動売買)に非常に寛容なブローカーで、基本的にこれらの取引手法に制限はありません。むしろ、高速な約定環境やVPSサービスの提供など、積極的に歓迎する姿勢を見せています。

ただし、以下のような行為は規約違反となる場合があるため注意が必要です。

  • 異なる口座間での裁定取引(アービトラージ)
  • ボーナスを悪用した無リスク取引
  • 明らかに不正な取引パターンやマーケット操作

一般的なスキャルピングやEA運用に関しては制限なく利用できるため、短期売買を中心としたトレーダーにとって好適な環境と言えます。

日本の金融庁からの警告があると聞きましたが、利用して大丈夫ですか?

TradersTrustは日本の金融庁に未登録の海外業者であるため、金融庁の「警告リスト」に掲載されています。これは日本居住者向けに日本語サイトで勧誘を行っている海外ブローカーの多くに見られる措置で、行政処分等の効力を伴うものではありません。

金融庁からの警告の意味するところは、「日本の投資者保護制度の対象外なので注意してください」という注意喚起であり、直ちに違法業者というわけではありません。実際、TradersTrustを含む警告対象となっている多くの海外FX業者は現在も通常通り営業を継続しており、日本人顧客も普通に利用できる状態です。

利用すること自体は法律上問題ありませんが、日本の金融商品取引法に基づく投資者保護の対象外になることは、リスクの一つとして理解しておきましょう。

VIP口座は維持条件が厳しいですが、本当に価値がありますか?

VIP口座の価値は、トレーダーの取引スタイルや取引量によって大きく異なります。VIP口座の最大の特徴は、スプレッド実質0.0pipsと往復3ドル/ロットという業界最安レベルの取引コストです。

以下のようなトレーダーにとっては、VIP口座の価値は非常に高いと言えます。

  • 月間100ロット以上の大量取引を行うトレーダー
  • スキャルピングなど高頻度取引が中心のトレーダー
  • コスト最小化を重視するプロフェッショナルトレーダー
  • 5,000ドル以上の資金を常に運用できる大口トレーダー

例えば、月間300ロットの取引を行う場合、プロ口座との手数料差は往復3ドル×300ロット=900ドル(約9万円)の削減効果があります。さらにスプレッドの狭さによるコスト削減も加味すると、年間で数十万円〜数百万円のコスト削減につながる可能性があります。

一方、取引頻度が低いトレーダーや、資金を頻繁に入出金したいトレーダーにとっては、維持条件(残高5,000ドル以上または月間500ロット以上)が負担となり、メリットを十分に享受できない可能性があります。

総じて、アクティブなトレーダーほどVIP口座の恩恵を受けられると言えるでしょう。

MT4とcTraderはどちらを選ぶべきですか?

MT4とcTraderはどちらも優れたプラットフォームですが、トレーダーのスタイルや好みによって選択が分かれます。

MT4のメリット

  • 最大3,000倍のレバレッジが利用可能
  • 世界標準のプラットフォームで情報が豊富
  • 豊富なEA(自動売買)やインジケーターが利用可能
  • シンプルで軽量、低スペックPCでも動作
  • 使いやすいUIで初心者も習得しやすい

cTraderのメリット

  • 洗練された現代的なインターフェース
  • 板情報がわかる
  • 市場深度(Depth of Market)表示機能
  • 注文機能が充実
  • 内蔵のコピートレード機能

超高レバレッジを活用したい方、既存のEAを使いたい、初心者で使い方に関する情報が多いほうが良いという場合は、MT4を使うと良いでしょう。

一方、高度なチャート分析機能を求める方、板情報を見ながら取引したい方には、cTraderがおすすめです。

なお、TradersTrustではどちらのプラットフォームもデモ口座を無料で試せるので、実際に使い比べてから決めてみてはいかがでしょう。

トレーディングコンテストはどうやって参加すればいいですか?

TradersTrustのトレーディングコンテストは、毎月開催される利益率を競うイベントで、参加方法は以下の通りです。

  1. クラシック(インターナショナル)口座を開設する
  2. 最低300ドル(約3万円)以上を入金する
  3. マイページからコンテスト参加登録を行う
  4. 登録完了後、月内の通常トレードでコンテストに参加

コンテストでは短期間で高い利益率を目指すため、通常よりもリスクを取った積極的な取引が多くなる傾向があります。参加する際は、通常の取引とは異なるリスク管理を意識することも大切です。

また、コンテスト結果や過去の優勝者情報は公式サイトのコンテストページで確認できるため、上位入賞者の利益率を参考にするのも良いでしょう。

ゼロカットシステムとは何ですか?追証は発生しませんか?

ゼロカットシステムとは、急激な相場変動時に口座残高がマイナスになっても、残高を0円にリセットして追加入金(追証)を求めない仕組みです。TradersTrustでは全口座タイプにこのシステムが適用されています。

国内のFX取引では、大きな価格変動(週明けのギャップやフラッシュクラッシュなど)によって、ロスカットが間に合わずに証拠金以上の損失が発生する可能性があります。その場合、追加で資金を入金する「追証」が発生します。

しかし、TradersTrustのゼロカットシステムでは、そのような状況でも追証が発生せず、口座残高は最悪でも0円までしか減りません。つまり、「入金した金額以上の損失を被ることはない」という安心感があります。

ゼロカットシステムにより、リスクを入金額に限定できるため、より安心してトレードに集中できるのがメリットです。

まとめ:TradersTrustはこんな人におすすめ

ここまでTradersTrustの基本情報から評判、安全性、メリット・デメリット、口座開設方法、ボーナス情報などを網羅的に解説してきました。

最後に、どんな人にTradersTrustがおすすめかをまとめます。

  • ハイレバレッジを活用したいトレーダー:最大3,000倍という業界トップクラスのレバレッジを活かして、少額資金から大きなリターンを狙いたい方に最適
  • スキャルピングやデイトレード中心の方:狭スプレッド、高速約定、スキャルピング歓迎の方針など、短期売買に適した環境を提供
  • 自動売買(EA)トレーダー:EA運用の制限がなく、VPSサービスも提供され、24時間安定した環境でEAを稼働させたい方に向いている
  • 取引コストを重視する方:特にVIP口座やプロ口座は業界最低水準のコストで取引可能で、長期的なコスト削減を図りたいアクティブトレーダーに適している
  • ボーナスやプロモーションを活用したい方:口座開設ボーナス、入金ボーナス、キャッシュバック、コンテストなど多彩なプロモーションを利用して資金効率を高めたい方におすすめ
  • 実績のある海外ブローカーを求める方:15年以上の運営実績と安定した評判があり、信頼性と実績のバランスが取れた海外FX業者を探している方に適している

一方で、以下のような方にはあまり向いていないかもしれません:

  • 厳格な金融規制下のブローカーを求める方:オフショア拠点による運営のため、より厳格な規制下のブローカーを望む方には不向き
  • MT5を使いたい方:現時点ではMT5に対応していないため、MT5環境を求める方には適していない
  • 少額でVIP条件を利用したい方:VIP口座の維持には5,000ドル以上の残高が必要で、少額トレーダーには条件が厳しい
  • 個別株CFDを取引したい方:現時点では個別株CFDの取扱いがないため、株式特化型の取引を求める方には不向き

総合的に見て、TradersTrustは高レバレッジと低コストの組み合わせ、そして自由度の高い取引環境を求めるトレーダーに適したブローカーです。リスクとリターンのバランスをよく理解し、自己責任で取引できる方であれば、十分にメリットを享受できる業者であると言えるでしょう。

免責事項

  • 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
  • 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
  • レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(TradersTrustではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
  • ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
  • 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
  • 投資にはリスクが伴います。必ず免責事項をお読みください。
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この記事を書いた人

佐伯隆昭のアバター 佐伯隆昭 MIGホールディングス株式会社 メディア編集長

15年以上の金融市場での実践経験を持つFX・株式投資家です。通算3,000回以上のトレード経験と年間平均リターン30%以上を維持し、運用資産総額は3.2億円を超えています。米ドル/円、ユーロ/ドル、ゴールド、ビットコイン、日経225 CFDを中心に、スイングトレードとスキャルピングを組み合わせた独自の手法で月間20-30回のトレードを実施中。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士と日本証券アナリスト協会検定会員の資格を取得後、大手証券会社で5年間の実務経験を積み、個人投資家のポートフォリオ構築をサポート。

ITエンジニアとしてのキャリアも持ち、Python、MQL、React/TypeScriptを用いた独自の相場分析ツールを開発。このツールはMT4/MT5と連携し、機械学習アルゴリズムを活用した勝率70%以上の売買シグナルを配信。

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