この記事では、海外FX業者「ThreeTrader(スリートレーダー)」の評判・口コミを徹底調査し、取引コスト、安全性、サポート品質、メリット・デメリットなどを詳しく解説します。
ThreeTraderは2021年設立の比較的新しい海外FX業者ですが、業界最狭水準のスプレッドと低取引手数料で急速に人気を高めています。特に短期トレードやスキャルピングを行うトレーダーからの評価が高い一方、ボーナス特典は少ないという特徴があります。
本記事を読めば「ThreeTraderは自分に合った海外FX業者なのか」が明確になります。口座開設の手順から実際の取引環境、利用者の声まで網羅的に解説しますので、海外FX業者選びの参考にしてください。
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ThreeTraderの基本情報
運営会社 | ThreeTrader Global Limited |
---|---|
設立 | 2021年 |
ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC 40430) |
口座タイプ | Pureスプレッド口座(標準)/ Rawゼロ口座(ECN) |
最大レバレッジ | 1,000倍(通貨ペア・商品により異なる) |
ロスカット水準 | 20% |
注文方式 | NDD/STP/ECN方式 |
スプレッド | USD/JPY 0.5pips〜(Pure口座) USD/JPY 0.0pips〜+手数料(Raw口座) |
ボーナス | 不定期キャンペーンのみ(常時ボーナスなし) |
日本語サポート | 平日7:00〜20:00(日本時間) |
資金管理 | 分別管理(信託保全なし) |
使用可能プラットフォーム | MT4 / MT5 |
最低入金額 | Pure口座:1万円~ Raw口座:10万円~(初回のみ) |
公式サイト | ThreeTrader公式サイト |
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ThreeTraderはこんな人におすすめ
ThreeTraderは以下のようなトレーダーに特におすすめの海外FX業者です。
- スキャルピングや短期トレードを重視する方:業界最狭クラスのスプレッドと低手数料で、小さな値幅でも利益を出しやすい
- EA(自動売買)を利用したい方:取引方法の制限がほとんどなく、自由度の高い取引環境
- 取引コストを重視する中級〜上級トレーダー:長期的なコスト削減効果が大きく、利益率向上に貢献
- ポイントプログラムでキャッシュバックを得たい方:ボーナスはないがポイント還元で実質的な取引コスト削減が可能
- ボーナスで自己資金を増やしたい方:常設の口座開設ボーナスや入金ボーナスがない
- 超高レバレッジを求める方:最大1,000倍だが証拠金残高によるレバレッジ制限あり
- ECN口座を少額から始めたい方:Rawゼロ口座は初回入金額が10万円と高め
- 絶対的な安定性を求める初心者:設立から比較的日が浅く、サーバー安定性の向上途上
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ThreeTraderの評判・口コミを徹底調査
ここからは、ThreeTraderを実際に利用しているトレーダーの評判・口コミについてまとめていきます。日本の主要FX掲示板やSNS上の情報を元に、良い評判と悪い評判の両方を公平に紹介します。
ThreeTraderの良い評判・口コミ
👍 スプレッド・取引手数料が驚くほど安い
「他社からThreeTraderに乗り換えてから、スプレッドの差に驚いています。私はUSD/JPYのスキャルピングをメインにしていますが、以前は0.7〜0.8pipsだったのが、ThreeTraderのRaw口座では0.0〜0.1pips+手数料で総コストが半分以下に。月間取引量が多い私にとっては大きな節約になっています。」(30代・トレード歴5年)
👍 自由度の高い取引環境でEAも含め制限が少ない
「これまで利用した海外FX業者の中で、ThreeTraderは取引の自由度が最も高いと感じます。スキャルピングはもちろん、両建て、EA利用も制限なし。『禁止事項なし』を掲げるだけあって、取引手法に制約を感じません。私は複数のEAを稼働させていますが、他社ではエラーが出たりリクォートされたりするケースでも、ThreeTraderではスムーズに約定することが多いです。」(40代・トレード歴8年)
👍 ポイントプログラムが地味に嬉しい特典
「ボーナスがない点はマイナスに思えましたが、実はポイントプログラムがけっこう優れています。私は月100ロット程度のトレードをしていますが、3ヶ月で3万円相当のキャッシュバックに交換できました。現金で戻ってくるのでボーナスよりも使い勝手が良いですね。大口トレーダーならiPhoneやゲーム機など高額商品と交換することもできるとか。」(20代・トレード歴3年)
👍 日本語サポートが丁寧で対応が早い
「新興業者ということで不安もありましたが、日本語サポートは意外と充実していると感じました。チャットで質問すると数分以内に返信があり、内容も適切です。先日、入金に関するトラブルがあった際も、丁寧に状況を確認してくれて迅速に解決しました。平日7時から20時まで対応しているので、仕事帰りでも相談できるのが良いです。」(30代・トレード歴2年)
👍 入出金がスムーズで手続きが簡単
「海外FXで心配なのは出金トラブルですが、ThreeTraderでは今のところ問題なく出金できています。国内銀行送金で出金申請をしたら1営業日で着金しました。bitwallet経由ならさらに早いと思います。入金も手数料無料で、ストレスなくお金の出し入れができるのは安心感につながります。」(40代・トレード歴6年)
ThreeTraderの悪い評判・口コミ
👎 ボーナスがないのは大きなデメリット
「ThreeTraderのスプレッドの狭さには魅力を感じますが、ボーナスがないのは残念です。XMでは入金ボーナスや口座開設ボーナスがあり、少ない資金でも大きなポジションが持てました。取引コストの安さを考えると長期的にはThreeTraderの方がお得かもしれませんが、資金が少ない初心者にとっては、ボーナス特典があるブローカーの方が始めやすいと思います。」(20代・トレード歴1年)
👎 Rawゼロ口座の初回入金額が高い
「ThreeTraderのRawゼロ口座は確かにスプレッドが魅力的ですが、初回入金額が10万円というのはハードルが高いです。他のECN口座なら1万円以下から始められるところもあるのに。まずはPure口座で試してみましたが、本当に良いスプレッド環境を体験するにはRaw口座が必要なのが残念です。少額から始めたい人には敷居が高く感じるでしょう。」(30代・トレード歴4年)
👎 サーバーが時々不安定になることがある
「全体的にはThreeTraderに満足していますが、時々サーバーが重くなる瞬間があります。特に重要指標発表時など、一度取引できなくなって損失が出たことがありました。最近は改善されてきた感じはありますが、TitanFXなどの老舗と比べるとまだ安定感に欠ける印象。ただ、サポートに連絡したら問題を認識して補填対応してくれたのは評価できます。」(30代・トレード歴7年)
👎 証拠金残高によるレバレッジ制限が追加された
「ThreeTraderは最大レバレッジが500倍から1000倍に上がったのは嬉しいですが、同時に証拠金残高による制限も追加されました。5000ドル以上の残高だとFXのレバレッジが500倍に下がり、ゴールドなどは100倍になってしまいます。大きな資金で取引する場合は実質的にレバレッジが下がるので、複数口座を使い分けるなどの工夫が必要になりました。」(40代・トレード歴10年)
👎 日本語サポートが24時間対応ではない
「私は夜間にトレードすることが多いのですが、ThreeTraderの日本語サポートは20時までなので、それ以降に問題が発生すると対応してもらえません。一度深夜にMT4接続エラーが起きた際、英語で問い合わせるしかなく、言葉の壁を感じました。XMやTitanFXは24時間対応なので、その点は見劣りします。これだけはぜひ改善してほしいポイントです。」(30代・トレード歴3年)
ThreeTraderの総評
ThreeTraderの口コミ・評判を総合すると、スプレッドの狭さや取引手数料の安さは業界トップクラスで、特に短期売買やスキャルピングを行うトレーダーから高い評価を受けています。また、取引制限の少なさや日本語サポートの質もプラスポイントです。
一方で、ボーナスがない点やRawゼロ口座の初回入金額が高い点、サーバーの安定性についてはいくつか改善の余地があると言えます。運営歴が短いながらも、概ね良好な評判を獲得しつつあるブローカーと言えるでしょう。
総合的に見て、ThreeTraderはコスト重視の中級〜上級トレーダーに特に適した海外FX業者と評価できます。
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ThreeTraderの安全性・信頼性を検証
バヌアツ金融ライセンスを取得
ThreeTraderは、運営拠点のあるバヌアツ共和国の金融規制当局であるバヌアツ金融サービス委員会(Vanuatu Financial Services Commission, VFSC)から正式な金融ライセンスを取得して運営されています。(登録番号:40430)
VFSCは、オフショアライセンスの中では比較的審査基準が厳しいとされています。ライセンス維持のためには、一定水準以上の自己資本の保持、マネーロンダリング対策(AML)の実施、そして顧客から預かった資金の管理体制など、複数の基準を満たす必要があります。
日本の金融庁に無登録
ThreeTraderは日本の金融庁には登録していません。
しかし、これはXMTradingやTitanFXといった他の多くの海外FX業者と同様の運営形態です。日本の居住者向けにサービスを提供していても、海外に拠点を置き、現地の金融ライセンスに基づいて運営する形態は一般的であり、必ずしも危険であるとは限りません。
ただし、日本の法律に基づく投資家保護の対象外となる点は理解しておく必要があります。
第三者機関による補償制度に加盟
顧客保護をさらに強化するため、ThreeTraderは国際的な金融分野の独立紛争解決機関であるThe Financial Commissionに加盟しています。
Financial Commissionは、トレーダーとブローカー間でトラブルが発生し、当事者間での解決が困難な場合に、中立的な第三者として紛争を調停・解決する役割を担います。万が一、ThreeTrader側に非があると判断された場合、1件あたり最大20,000ユーロ(約300万円相当)の補償を提供する制度を設けています。
資金管理と保全体制
ThreeTraderでは顧客資金の分別管理を実施しており、顧客から預かった証拠金を、会社の運営資金とは完全に切り離して管理する「分別管理」を徹底しています。
信頼性の高い金融機関に顧客資金専用の口座を開設し、常に区別して保管することで、万が一ThreeTraderが経営破綻するような事態に陥っても、顧客の資金が守られ、返還される体制を整えています。これは多くの信頼できる海外FX業者が採用している基本的な資金保全策です。
日本のFX業者が採用している「信託保全」(顧客資金を信託銀行に預ける仕組み)は導入していませんが、その代替策として、ThreeTraderは民間の賠償責任保険に加入しています。具体的な補償範囲や保険会社名は公開されていませんが、システム障害や不測の事態によって顧客に損害が発生した場合に、この保険によって補償が行われる体制が整っています。
また、ゼロカットシステムを採用しているため、急激な相場変動で口座残高がマイナスになった場合でも、追加の請求はなく残高はゼロにリセットされます。
出金トラブルの報告は少ない
海外FX業者を選ぶ上で最も重要な懸念事項の一つが出金に関するトラブルですが、ThreeTraderに関しては出金に関してポジティブな評価が多く聞かれます。
サービス開始以来、ThreeTraderにおいて大規模な出金拒否や意図的な出金遅延、顧客資金に関する深刻なトラブルといった報告は、現時点ではほとんど見当たりません。
実際の利用者からは、「出金申請から着金までがスムーズだった」「国内銀行送金で依頼したら1~2営業日で振り込まれた」「bitwalletなら即日反映された」といった肯定的な口コミが多く寄せられています。
また、サポート体制の項目でも触れられますが、万が一出金手続きで不明点があっても、日本語サポートを通じて迅速に対応してもらえる体制が整っています。
安全性の総評
ThreeTraderは設立からまだ日は浅いものの、上記のような取り組みを通じて、安全性と信頼性の確保に積極的に努めているブローカーであると評価できます。
VFSCライセンスの取得、Financial Commissionへの加盟による第三者補償、分別管理と賠償責任保険による資金保全、ゼロカットシステムの採用、そしてユーザーからの出金の報告がたくさんあることは、ThreeTraderの信頼性を裏付ける要素です。NDD/ECN方式の採用も、取引の公正性という点で大いに評価できます。
ただし、日本の金融庁の監督下にある国内FX業者と比較すると、投資家保護の仕組み(特に信託保全の有無)には違いがあります。VFSCライセンスやFinancial Commissionの補償があるとはいえ、海外FX業者を利用することに伴う固有のリスク(規制当局の違い、法制度の違いなど)は依然として存在します。
現時点において、ThreeTraderの安全性に大きな懸念材料は見当たらず、特に資金管理や出金対応に関しては、多くのユーザーから信頼を得ていると言えます。しかし、海外FXのリスクを十分に理解した上で、自己責任のもと利用することが重要です。
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ThreeTraderのメリット・強み
ThreeTraderが多くのトレーダーに選ばれるのには理由があります。ここでは主なメリットを5つご紹介します。
メリット1:業界トップクラスの圧倒的な低コスト
ThreeTrader最大の魅力は、なんと言っても取引コストの安さです。特にスプレッド(売値と買値の差)は業界でも屈指の狭さを誇ります。
- Pureスプレッド口座(標準口座):取引手数料は無料!その上で、主要通貨ペアのスプレッドが非常に狭く設定されています。例えば、USD/JPYで平均0.5pips前後と、他社の低スプレッド口座に匹敵するレベルです。
- Rawゼロ口座(低スプレッド口座):スプレッドはほぼゼロ(0.0〜0.1pips程度)!その代わり、1ロットあたり往復400円(約4ドル)の取引手数料がかかりますが、この手数料が他社(一般的なECN口座で往復6〜10ドル程度)と比べて圧倒的に安いのが特徴です。
下の表は、Rawゼロ口座利用時の主要通貨ペアにおける「スプレッド+取引手数料」を合わせた実質的な取引コストの目安です。他社と比較しても非常に有利なことがわかります。
通貨ペア | ThreeTrader Rawゼロ口座 | 他社のECN口座 |
---|---|---|
USDJPY | 約0.4~0.6 pips | 約0.7~1.1 pips |
EURUSD | 約0.4~0.6 pips | 約0.6~1.0 pips |
GBPUSD | 約0.6~0.8 pips | 約0.9~1.5 pips |
特に、スキャルピングやデイトレードのように頻繁に取引を行うトレーダーにとって、この低コストは利益に直結する大きなアドバンテージとなります。
メリット2:取引手法に制限なし!自由度の高いトレード環境
ThreeTraderは「禁止事項なし」を公式に掲げており、トレーダーが自由な戦略で取引できる環境を提供しています。
- スキャルピングOK:短時間で小さな利益を積み重ねるスキャルピングも、制限なく行うことができます。
- EA(自動売買)OK:MT4/MT5に対応したEA(自動売買プログラム)の利用も自由です。
- 両建てOK:同一口座内での両建て(買いポジションと売りポジションを同時に持つこと)も可能です。
- ストップレベルゼロ:現在価格のすぐ近くに指値・逆指値注文を置くことができます。これにより、より精密なエントリーや損切り設定が可能になります。
もちろん、サーバーに負荷をかけるような極端な取引や不正なアービトラージは禁止されていますが、一般的な取引手法であれば、ほぼ制限なく実践できると考えて良いでしょう。
メリット3:ポイントプログラムで取引するほどお得
ThreeTraderには、豪華な口座開設ボーナスや入金ボーナスはありません。その代わり、取引量に応じてポイントが貯まる独自のリワードプログラムが用意されています。
ポイント付与率 | FX通貨ペア・貴金属(金・銀など):1ロットあたり10ポイント 株価指数・原油・仮想通貨:1ロットあたり1ポイント |
---|---|
ポイント交換先 | 貯まったポイントは、現金(キャッシュバック)や、最新のiPhone、ゲーム機(PlayStation 5など)といった豪華景品と交換できます。 |
取引を継続することで、実質的なキャッシュバックやプレゼントを受け取れるお得なシステムです。ボーナスがなくても、取引コストの安さとこのポイントプログラムで十分にメリットを感じられるでしょう。
メリット4:最大1,000倍のハイレバレッジと低いロスカット水準
少ない資金で大きな取引ができるハイレバレッジもThreeTraderの魅力で、主要なFX通貨ペアと人気の金(ゴールド)で最大1,000倍のレバレッジを利用できます。これは海外FX業者の中でもかなり高い水準です。
また、強制的にポジションが決済されるロスカット水準が証拠金維持率20%と低めに設定されています。他社では30%〜50%が多い中、20%という水準は、相場が不利な方向に動いた場合でも、より長くポジションを保有できる可能性(含み損に耐える余力)があることを意味します。
加えて、ThreeTraderではゼロカットシステムが設けられているため、相場急変で口座残高がマイナスになっても、追証(追加の入金要求)はありません。損失は預けた証拠金の範囲内に限定されるため、安心してハイレバレッジを活用できます。
メリット5:MT4・MT5両方に対応
ThreeTraderはMetaTrader(メタトレーダー)というプラットフォームを採用しています。MT4とMT5の両方に対応しているため、使い慣れた方や、より高機能なMT5を使いたい方など、好みに合わせて選べます。
MetaTraderは、多くの海外FX業者が採用する定番プラットフォームなので、ネット上での情報も豊富で、初心者から上級者までスムーズに使えるでしょう。
また、豊富なテクニカル指標や描画ツールが標準搭載されており、高度な相場分析が可能です。また、EA(自動売買)やカスタムインジケーターも利用できるも魅力です。
パソコンへのインストール版はもちろん、スマートフォンアプリ(iOS/Android)、ブラウザだけで取引できるWebTraderも使えます。
ThreeTraderのデメリット・注意点
多くのメリットがある一方で、ThreeTraderには注意しておきたい点もあります。契約前にしっかり確認しておきましょう。
デメリット1:ボーナスキャンペーンがほとんどない
ThreeTraderを選ぶ上で最も注意したいのが、口座開設ボーナスや入金ボーナスといった、いわゆる「ボーナスキャンペーン」が基本的にないことです。
他の海外FX業者(XMやVantage Tradingなど)では、「口座開設だけで数千円~1万円プレゼント」「入金額の100%をボーナスとして付与」といったキャンペーンが常時開催されていることが多く、これらを活用して少ない自己資金で取引を始めることができます。
一方、ThreeTraderでは、ごく稀に期間限定で小額の口座開設ボーナス(例:10ドル程度)が提供されることもありますが、恒常的なものはありません。
デメリット2:Rawゼロ口座の初回最低入金額がやや高め
ThreeTraderで最も取引コストが安い「Rawゼロ口座」を利用するには、初回に最低10万円の入金が必要です。
他社の同等口座(ECN口座)では、初回入金額が数千円程度からOKな業者もあるため、比較すると高めの設定と言えます。
もう一方の「Pureスプレッド口座」は初回1万円から始められますが、最高の取引環境を求める場合、少しハードルが高いと感じるかもしれません。
デメリット3:証拠金残高によるレバレッジ制限がある
最大1,000倍のレバレッジは魅力的ですが、口座の有効証拠金(残高+含み損益)が増えると、かけられるレバレッジに制限がかかる点に注意が必要です。
有効証拠金残高 | FX主要通貨ペア 最大レバレッジ | 貴金属(金・銀) 最大レバレッジ |
---|---|---|
$0~$4,999 | 1,000倍 | 1,000倍 (金) / 500倍 (銀) |
$5,000~$9,999 | 500倍 | 100倍 (金) / 100倍 (銀) |
$10,000~ | 200倍 | 100倍 (金) / 100倍 (銀) |
特に5,000ドル(約70万円)を超えると、レバレッジが大きく制限されるため、大きな資金でハイレバレッジを維持したいトレーダーにとってはデメリットとなります。また、週末や祝日の市場クローズ前にも一時的なレバレッジ制限がかかる場合があるため、ポジションを持ち越す際は注意が必要です。
デメリット4:サーバーの安定性にやや課題あり?
ThreeTraderは比較的新しいブローカーのため、サーバーインフラの安定性については、老舗ブローカーに比べるとまだ発展途上な面があるかもしれません。
過去の口コミでは、重要な経済指標発表時など、アクセスが集中するタイミングでサーバーが重くなったり、一時的に接続が不安定になったりしたという報告が一部で見られました。
ただし、ThreeTrader側もこの問題を認識しており、サーバー増強などの改善策を進めているとのことです。最近では安定性が向上したという声も増えています。
万が一、サーバー起因の問題で不利益が生じた場合には、サポートに連絡すれば補填対応を検討してくれるなど、誠実な対応も評価されています。
デメリット5:日本語サポートの対応時間に制限あり
ThreeTraderの日本語カスタマーサポートは、丁寧で質が高いと評判ですが、対応時間に限りがあります。
- 対応時間:日本時間の平日 7:00 ~ 20:00
- 対応外の時間:平日の上記時間外、および土日祝日
深夜や早朝にトレード中に問題が発生した場合や、週末に口座に関する手続きを進めたい場合には、すぐに対応してもらえない可能性があります。
XMなど平日24時間体制で日本語サポートを提供している業者と比べると、この点はやや不便に感じるかもしれません。
ThreeTraderの口座タイプ・スペック比較
ThreeTraderには「Pureスプレッド口座」と「Rawゼロ口座」の2種類の口座タイプがあります。各口座の特徴を詳しく比較していきましょう。
項目 | Pureスプレッド口座 | Rawゼロ口座 |
---|---|---|
取引方式 | NDD/STP方式 | NDD/ECN方式 |
初回最低入金額 | 1万円 | 10万円 |
スプレッド | 変動制 USD/JPY: 0.5pips〜 EUR/USD: 0.5pips〜 | 変動制(超低スプレッド) USD/JPY: 0.0pips〜 EUR/USD: 0.0pips〜 |
取引手数料 | 無料 | 1ロットあたり往復4ドル |
最大レバレッジ | 1,000倍 | 1,000倍 |
ロスカット水準 | 20% | 20% |
取扱商品 | FX通貨ペア 貴金属 エネルギー 株価指数 仮想通貨 | FX通貨ペア 貴金属 エネルギー 株価指数 仮想通貨 |
対応プラットフォーム | MT4/MT5 | MT4/MT5 |
両建て | 可能 | 可能 |
EA・スキャルピング | 制限なし | 制限なし |
こんな人におすすめ | 少額から始めたい初心者 手数料が発生しない方がいい人 まずは環境を試してみたい人 | 取引コストを抑えたい人 スキャル・デイトレが中心の人 |
Pureスプレッド口座の特徴
Pureスプレッド口座は取引手数料が無料で、スプレッドのみのシンプルなコスト体系が特徴です。初回入金額も1万円からと敷居が低く、海外FX初心者でも始めやすい口座タイプと言えます。
スプレッドは他社のスタンダード口座と比較しても非常に狭く設定されており、すべての主要通貨ペアが1pips未満というのは驚異的です。スキャルピングにも十分対応できるスペックですが、より頻繁に取引する場合はRawゼロ口座の方がトータルコストで有利になるでしょう。
Rawゼロ口座の特徴
Rawゼロ口座は業界最狭水準のスプレッドを提供するECN方式の口座です。スプレッドは実質ゼロに近い水準で、主要通貨ペアでは0.0pips〜0.1pipsという驚異的な狭さを実現しています。
その代わり、1ロット(10万通貨)あたり往復4ドル(片道2ドル)の取引手数料がかかりますが、これは他社のECN口座(往復6〜10ドル)と比較してもかなり安い水準です。スプレッド+手数料の総コストで見ると、業界トップクラスの安さと言えるでしょう。
ただし、初回入金額が10万円と高めに設定されているため、ある程度まとまった資金を用意できる中級者以上に向いています。
ThreeTraderの取扱商品・銘柄
ThreeTraderでは幅広い金融商品を取り扱っており、主要な取引対象は次のとおりです。
商品カテゴリ | 取扱銘柄数 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
FX通貨ペア | 約60種類 | 1,000倍(メジャー・マイナー通貨) 100倍(エキゾチック通貨) |
貴金属 | 2種類 (ゴールド、シルバー) | 1,000倍(ゴールド) 200倍(その他) |
エネルギー | 2種類 (WTI原油、ブレント原油) | 200倍 |
株価指数 | 約20種類 | 200倍 |
仮想通貨 | 14種類 | 20倍 |
株式CFD | 約100銘柄 | 20倍 |
ThreeTraderでは合計約200銘柄の金融商品を取引できます。他社と比較して特徴的なのは、取扱銘柄数よりも取引コストの安さに重点を置いている点です。
また、中小規模の海外FX業者としては個別株式CFDの取扱いがある点も魅力で、FXだけでなく株式市場への投資も同一口座で行えます。
ThreeTraderの口座開設方法・手順
ThreeTraderの口座開設は、以下の手順で簡単に行うことができます。
登録フォームに以下の情報を入力します。
- 氏名(ローマ字)
- メールアドレス
- 居住国(Japan)
- 電話番号
- パスワード(会員ページログイン用)
入力後、「次へ」をクリックします。
続いて、取引口座の詳細設定を行います。
- 口座タイプ:Pure口座 または Rawゼロ口座
- 口座通貨:USD または JPY
- レバレッジ:最大1,000倍(任意で設定可能)
- 取引プラットフォーム:MT4 または MT5
- 口座ログイン用パスワード
設定が完了したら「次へ」をクリックします。
KYC(本人確認)手続きとして、以下の書類をアップロードします。
- 身分証明書:パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど
- 住所確認書類:公共料金請求書、住民票、クレジットカード明細書など
書類のアップロードが完了したら、審査が開始されます。審査は通常24時間以内に完了します。
審査が完了すると、登録したメールアドレスに口座情報が送られてきます。メールに記載されたMT4/MT5のログイン情報を確認し、会員ページにログインして入金手続きを行います。
以下の入金方法から選択できます。
- 国内銀行送金
- bitwallet
- Tether(USDT)
- Peska
入金完了後、取引を開始できます。
入出金方法・手数料・反映時間
入金方法
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 1,000円 | 無料 (銀行手数料は自己負担) | 約20分〜2時間 (銀行営業時間外は翌営業日) |
bitwallet | 10,000円 | 無料 | 即時反映 |
Tether (USDT) | 100USDT | 無料(ブロックチェーン手数料は自己負担) | 即時反映 |
Peska | 10,000円 | 無料 | 即時反映 |
海外銀行送金 | 100ドル | 無料(銀行手数料は自己負担) | 1〜3営業日 |
ThreeTraderではすべての入金方法で手数料無料となっています。(送金時の銀行手数料やブロックチェーン手数料などは自己負担)
入金反映は各金融機関やオンラインウォレットの処理状況によって異なりますが、bitwalletやTetherなどの電子決済であれば即時反映されるので便利です。
出金方法
出金方法 | 最低出金額 | 手数料 | 処理時間 |
---|---|---|---|
国内銀行送金 | 10,000円 | 無料 | 1〜3営業日 |
bitwallet | 10,000円 | 無料 | 1〜3営業日 |
Tether (USDT) | 100USDT | 無料 | 1〜3営業日 |
Peska | 10,000円 | 無料 | 1〜3営業日 |
海外銀行送金 | 100ドル | 無料 (中継銀行手数料は自己負担) | 1〜3営業日 |
出金もすべての方法で手数料無料となっています。(海外銀行送金の場合は中継銀行手数料が発生する場合あり)出金申請は日本時間14時までに行うと当日処理され、それ以降は翌営業日の処理となります。
金曜日の14時以降や週末の出金申請は、翌週の処理となるため注意が必要です。実際の着金は各金融機関の処理速度によって異なりますが、通常は1〜3営業日程度で完了します。
ThreeTraderに関するよくある質問
ThreeTraderの総評・まとめ
ThreeTraderの評判・口コミを徹底的に調査した結果、業界最安クラスの取引コストと高い取引自由度を誇る海外FX業者であることが分かりました。2021年設立の比較的新しいブローカーながら、スプレッドの狭さと低手数料で多くのトレーダーから高い評価を得ています。
ThreeTraderが特に向いているのは、スキャルピングやデイトレードなど短期売買を中心としたトレーダーです。超低スプレッドを武器に、小さな値幅でも利益を出しやすい環境が整っています。また、EA(自動売買)の利用や両建てなどの取引手法にも制限がなく、自由度の高い取引が可能です。
一方で、ボーナスキャンペーンが少ない点やRawゼロ口座の初回入金額が高い点、サーバーの安定性については改善の余地があります。少額資金でボーナスを活用したいトレーダーには、XMなど別の海外FX業者の方が合っているでしょう。
安全性については、バヌアツ金融ライセンスの取得や分別管理、第三者機関による補償制度など、信頼性向上のための取り組みを行っています。現時点では出金トラブルなどの報告も少なく、概ね安心して利用できると言えるでしょう。
総合的に見て、ThreeTraderはコスト重視の中級〜上級トレーダーに最適な海外FX業者です。まずは少額からPureスプレッド口座でスタートし、取引環境に慣れてきたらRawゼロ口座に移行するという流れがおすすめです。
海外FXならではの高レバレッジや低コスト取引を活かしつつ、安定した取引環境を求めるトレーダーは、ぜひThreeTraderを検討してみてください。
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免責事項
- 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
- 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
- レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(ThreeTraderではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
- ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
- 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
- 投資にはリスクが伴います。必ず免責事項をお読みください。