海外FX業者「FBS」は2009年に設立された歴史ある海外ブローカーで、全世界150カ国以上で2,300万人以上のトレーダーに利用されています。
最大レバレッジ3,000倍という業界トップクラスの取引環境を提供し、少額資金からハイリターンを狙いたいトレーダーから高い支持を集めています。
しかし「海外の業者だから危険じゃないの?」「出金拒否などのトラブルはないの?」といった不安も多いでしょう。
この記事では、FBSの基本情報や評判・口コミをもとに、メリット・デメリット、安全性、口座開設方法まで徹底解説します。これを読めば、FBSが自分に合っているかどうか判断できるでしょう。
FBSの基本情報
まずはFBSの概要を簡潔に把握するために、基本情報を表形式でまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
運営会社 | Mitsui Markets Ltd. |
設立 | 2009年 |
登録国・ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) キプロス証券取引委員会(CySEC) |
取扱商品 | FX通貨ペア/株式CFD/株価指数CFD/エネルギーCFD/貴金属CFD/仮想通貨CFD |
最大レバレッジ | 3,000倍(スタンダード口座) ※口座残高に応じて段階的に制限あり |
注文方式 | NDD(STP/ECN) |
ゼロカット | あり(追証なし) |
ロスカット水準 | 20%(マージンコール40%) |
取引プラットフォーム | MT4・MT5・FBS Trader(独自アプリ) |
入出金方法 | クレジットカード/bitwallet/STICPAY/PerfectMoney/仮想通貨 |
日本語サポート | あり(チャット/メール/LINE) |
公式サイト | https://jpfbs.com/ |
FBSは2009年から運営されている老舗の海外FX業者で、全世界150カ国以上で2,300万人以上のトレーダーに利用されています。最大3,000倍のレバレッジが最大の特徴で、ゼロカットシステムによる追証なしの取引環境を提供しています。また、顧客資金は信託保全で管理されており、安全性にも配慮されています。
では、実際の利用者はFBSをどのように評価しているのか、次章で評判や口コミを詳しく見ていきましょう。
FBSの評判・口コミをまとめ
ここからは実際にFBSを利用しているユーザーの声を中心に、「良い評判」「悪い評判」をそれぞれ5つずつ紹介します。
FBSの良い評判
FBSの良い評判を5つピックアップしました。
FBSの最大レバレッジ3,000倍は本当に凄いです。少額からでも大きなポジションを持てるので、資金効率が格段に良くなりました。国内FXではあり得ない取引環境で、数千円から始められるのが初心者にも嬉しいポイント。以前は他の海外FX業者を使っていましたが、より高いレバレッジを求めてFBSに乗り換えて大満足しています。
FBSのドル円やユーロドルのスプレッドの狭さには本当に驚きました。ドル円なら1.0pips前後で、他の海外FX業者の多くが1.5〜2.0pipsなのを考えると、かなりお得に取引できます。短期売買やスキャルピングがメインの私にとって、取引コストが低いのは大きなメリット。スプレッドが狭い分、収益性が高まりましたね。
FBSのゼロカットシステムは本当に安心です。高いレバレッジをかけて取引していると、急な相場変動で大きな損失が出る可能性もあります。でもFBSなら口座残高以上の損失が発生せず、追証の心配がないので精神的にも楽。国内FXでは借金リスクを背負いながらの取引でしたが、今は安心してハイレバトレードを楽しんでいます。
FBSはbitwalletに対応しているので、入出金がとても便利です。入金は即時反映されるし、出金も15〜20分程度で完了するので資金繰りがしやすい。クレジットカードやビットコインでの入出金も対応していて選択肢が多いのも良いですね。他の業者だと出金に時間がかかることも多いので、FBSの迅速な入出金対応は本当に助かっています。
FBSのロイヤリティプログラムは地味ですが嬉しい特典です。取引量に応じて賞品ポイントが貯まり、現金や豪華賞品と交換できるのはモチベーションアップになります。特に取引量が多い月はキャッシュバックとして実質的なスプレッド削減に繋がるので助かっています。入金額に応じてステータスも上がるので、長く使い続けるほどお得になる仕組みが気に入っています。
FBSの悪い評判
続いて、FBSに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。メリットだけでなく、実際に利用してみて感じた不満点もご紹介します。
FBSは約定力に関しては正直微妙です。特に重要経済指標発表時などボラティリティが高い場面では、注文を出しても実際の約定価格がかなり滑ることがあります。他の海外FX業者と比べてもスリッページの頻度や幅が大きいと感じます。主要通貨ペアのスプレッドは狭いものの、このスリッページが発生すると実質的なコストは大きくなってしまうので、スキャルピングには向いていないかもしれません。
FBSの最大レバレッジ3,000倍は魅力的ですが、口座残高が増えるとすぐにレバレッジ制限がかかる点が不満です。僅か2万円を超えると2,000倍に、20万円を超えると1,000倍に制限されてしまいます。利益が出てくるとレバレッジが下がってしまうのは皮肉な話です。こまめに出金して残高を減らさないと高レバレッジを維持できないのは、管理が面倒で取引に集中できません。シンプルな運用を望む人には煩わしいシステムだと思います。
FBSの日本語サポートは正直厳しいです。公式サイトは機械翻訳のような不自然な日本語が多く、重要な情報が伝わりにくいことがあります。サポートとチャットやメールでやり取りしても、こちらの質問の意図が伝わらなかったり、返答が的外れだったりすることも。日本人スタッフがいないようで、緊急時や複雑な問い合わせの際には不安が残ります。海外FX初心者や英語が苦手な方にとっては、このサポート体制の弱さはかなりのデメリットになるでしょう。
FBSのスワップポイントは全般的にマイナス寄りに設定されており、長期運用には向いていません。例えばドル円買いは+630円ですが、売りは-2,870円と大きな差があります。他の主要通貨ペアも同様で、スワップ収益を狙う投資スタイルには全く適していません。また、トルコリラや南アフリカランドなどの高金利通貨の取り扱いもないので、スワップ投資家にとっては致命的なデメリットです。短期売買向きの業者としか言えないでしょう。
FBSでは国内銀行送金での出金に対応していないのが不便です。出金方法はクレジットカード、bitwallet、STICPAY、ビットコインなどに限られています。また、クレジットカードでの出金は入金額までしかできず、利益分は他の方法で出金する必要があります。他の海外FX業者では国内銀行への直接送金が可能なところもあるので、この点は利便性に欠けると感じます。資金管理の自由度が低く、特に大きな利益を出金する際には手間がかかってしまいます。
FBSの総評
FBSは最大3,000倍という業界トップクラスのレバレッジと狭いスプレッドが魅力の海外FX業者です。ゼロカットシステムにより追証の心配がなく、信託保全による資金管理も安心感があります。また、主要通貨ペアのスプレッドが狭いことや取引量に応じたキャッシュバックなど、コスト面でのメリットも大きいです。
一方で、約定力の低さやスリッページの発生頻度、厳しいレバレッジ制限、日本語サポートの質の低さなど、いくつかの課題も抱えています。特に口座残高が増えるとレバレッジが段階的に制限される点は、ハイレバトレードにこだわる方には不便に感じるでしょう。
FBSは少額資金から始めたい初心者や、ハイレバレッジで効率的に資金を運用したいトレーダーに適しています。しかし、スワップ運用を考えている方や安定した日本語サポートを求める方、約定力を重視するスキャルパーには物足りない面もあるでしょう。
総じて、「高いレバレッジと低コストで積極的に短期売買を行いたい人向けの海外FX業者」と言えます。取引スタイルや重視するポイントに合わせて、FBSのメリット・デメリットを十分に理解した上での利用をおすすめします。
FBSの安全性・信頼性は?
「海外FX業者は危険」というイメージを持つ方も多いでしょう。ここではFBSの安全性と信頼性について客観的に検証します。
FBSの金融ライセンス
FBSはグループ全体で3つの金融ライセンスを保有しています。
- バヌアツ金融サービス委員会(VFSC)
- ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC)
- キプロス証券取引委員会(CySEC)
日本人向けにサービスを提供しているのはバヌアツに拠点を置く「Mitsui Markets Ltd.」です。バヌアツの金融ライセンスは取得のハードルが比較的低いとされますが、2019年より規制強化が図られており、信頼性の向上に努めています。
信託保全による資金管理
FBSは海外FX業者としては珍しく、顧客資金の管理に信託保全を採用しています。これは顧客資金を信託銀行などに預託する管理方法で、運営資金とは別に管理する「分別管理」よりも安全性が高いとされています。
万が一FBSが倒産・破綻した場合でも、信託保全されている顧客資金は全額返金される仕組みです。国内FXでは信託保全が義務化されていますが、海外FXでは珍しく、この点はFBSの安全性を高めています。
出金拒否などのトラブルの有無
FBSに関して、悪質な出金拒否や利益没収の報告は確認されていません。ネット上の一部で「出金拒否された」という口コミもありますが、多くはトレーダー側の規約違反が原因となっているケースです。
FBSでは、以下のような行為が規約違反となり、出金拒否や口座凍結の原因になる可能性があります。
- FBSの複数口座を利用した両建て
- FBSと他社口座を利用した両建て
- 複数のユーザー同士での両建て
- アービトラージ(裁定取引)を狙った取引
- ゼロカットシステムの悪用
規約に従った通常の取引であれば、出金に問題が生じることはほとんどないと考えられます。
NDD方式採用で取引の透明性が高い
FBSは取引方式にNDD(No Dealing Desk)方式を採用しており、トレーダーの注文が直接インターバンク市場に流れる仕組みになっています。これにより取引の透明性の高さが保証され、業者側が不正に介入するリスクが低減されています。
国内FXに多いDD(Dealing Desk)方式と異なり、NDD方式はトレーダーの損失が業者の利益にならない構造のため、公平な取引環境が提供されます。
日本の金融庁からの警告について
FBSは日本の金融庁に未登録であるため、「無登録で金融商品取引業を行う者」として警告を受けています。しかし、これはFBSに限らず、XMTradingやFXGTなど多くの海外FX業者も同様の状況です。
日本の金融庁に登録すると、レバレッジ制限(最大25倍)やゼロカット禁止など日本の規制に従う必要があるため、多くの海外FX業者は敢えて登録せずに海外から日本人向けにサービスを提供しています。
ただし、日本人がFBSを利用すること自体に法的な問題はなく、罰則を受けることもありません。
FBSのメリット・強み
メリット1:最大レバレッジ3,000倍で少額からハイリターンを狙える
FBSの最大の魅力は、最大レバレッジ3,000倍という業界トップクラスのレバレッジです。他社では800倍〜1,000倍が一般的ですが、FBSはそれ以上のハイレバレッジを提供しています。
このハイレバレッジにより、少額の証拠金で大きな取引が可能になります。例えば、1,000万円の取引をする場合、必要な証拠金は:
レバレッジ25倍(国内FX) | 40万円 |
---|---|
レバレッジ1,000倍 | 1万円 |
レバレッジ3,000倍 | 3,333円 |
このように少額から効率的に資金を運用できるため、資金が少ないトレーダーやハイリターンを狙う方に特に人気があります。
メリット2:主要通貨ペアのスプレッドが狭い
FBSは主要通貨ペア、特にドル円のスプレッドが非常に狭いことでも知られています。ドル円のスプレッドは1.0pips前後で、他社と比較しても最狭クラスです。
FX業者 | USDJPY | EURUSD |
---|---|---|
FBS | 1.0pips | 0.9pips |
XMTrading | 1.8pips | 1.6pips |
FXGT | 1.8pips | 1.6pips |
BigBoss | 2.1pips | 2.0pips |
特にスキャルピングやデイトレードなど短期売買を多用するトレーダーにとって、狭いスプレッドは取引コストの削減に直結します。日本人に人気のドル円を低コストで取引できるのは大きなメリットです。
メリット3:追証なしのゼロカットシステム採用
FBSはゼロカットシステムを採用しており、急激な相場変動でロスカットが間に合わず、口座残高以上の損失が発生した場合でも、マイナス分をFBS側が負担してくれます。
国内FXでは、証拠金以上の損失が出ると追加証拠金(追証)を支払う必要がありますが、FBSではその心配がありません。入金した金額以上の損失は発生しないため、ハイレバレッジでも安心して取引できます。
ロスカット水準は証拠金維持率20%で、マージンコールは40%に設定されています。
メリット4:スキャルピングやEA(自動売買)に制限なし
FBSでは、スキャルピングが全面的に認められており、短期的な取引を何度も繰り返しても規制されません。また、EA(自動売買)についても一切制限がなく、システムトレードをメインに行いたいトレーダーにも最適です。
さらに、条件を満たせばVPSを無料で利用でき、24時間自動売買を効率的に稼働させることも可能です。通常月額$33のVPSサービスを、毎月3ロット以上の取引で無料で使い続けられる点も魅力です。
メリット5:取引量に応じたキャッシュバック
FBSではロイヤリティプログラムにより、取引量に応じたキャッシュバックやポイント還元が受けられます。取引を行うことで「賞品ポイント」が付与され、貯まったポイントは現金や豪華賞品と交換できます。
特に取引回数が多いトレーダーや大口取引をする方はポイントが貯まりやすく、実質的な取引コスト削減につながります。ただし、ポイント付与の対象となるのは「損益が6.0pips以上開いている取引」のみなので注意が必要です。
メリット6:安全性が高く出金拒否の事例がない
FBSはグループ全体で3つの金融ライセンスを保有し、顧客資産を信託保全で管理するなど、海外FX業者としては安全性の高い運営を行っています。イングランド・プレミアリーグのサッカーチーム「レスター・シティ」のオフィシャルスポンサーを務めるなど、企業としての信頼性も高いと言えます。
また、過去に悪質な出金拒否や利益没収などの事例は報告されておらず、規約に従った利用であれば安心して取引できます。運営歴も10年以上と長く、世界中の多くのトレーダーに利用されていることからも、一定の信頼性が確認できます。
FBSのデメリット・注意点
デメリット1:口座残高に応じたレバレッジ制限がある
FBSは最大3,000倍のレバレッジを掲げていますが、口座残高が増えるとレバレッジに制限がかかります。
口座残高 | 最大レバレッジ |
---|---|
2万円以下 | 3,000倍 |
2万円~20万円 | 2,000倍 |
20万円~50万円 | 1,000倍 |
50万円~300万円 | 500倍 |
300万円~1500万円 | 200倍 |
1500万円以上 | 100倍 |
3,000倍のレバレッジを使い続けるには、口座残高を2万円以下に保つ必要があります。利益が出て口座残高が増えると、自動的にレバレッジが下がってしまうため、こまめに利益を出金するなどの工夫が必要です。
デメリット2:約定力が低くスリッページが起きやすい
FBSの評判で懸念されるのが、約定力の低さとスリッページ(注文時と実際の約定レートの差)の発生です。特にSNSでは「注文が滑りやすい」「表示価格と実際の約定価格に差がある」といった口コミが多く見られます。
デイトレードやスキャルピングなど短期売買を行う場合、数pipsの差が大きな影響を与えるため、約定力の低さは致命的になり得ます。実際の取引前にデモ口座でテストするなど、自分のトレードスタイルに合うかどうか確認することをおすすめします。
デメリット3:日本語サポートが充実していない
FBSは日本語サポートに対応していますが、公式サイトの日本語は機械翻訳のような不自然な表現が多く、重要な説明が分かりにくい場合があります。また、日本人スタッフが在籍していないため、問い合わせへの回答も自然な日本語ではなく、意思疎通に問題が生じることがあります。
初めて海外FXを利用する方や英語が苦手な方にとっては、使いやすさの面で不便を感じることがあるでしょう。サポートの質を重視する場合は、日本人スタッフが在籍している他の海外FX業者を検討することも一案です。
デメリット4:スワップポイントがマイナス寄りで設定されている
FBSのスワップポイントは全般的にマイナス寄りに設定されており、長期保有に不向きです。主要通貨ペアでも売りと買いでスワップポイントの差が大きく、スワップ収益を狙うトレードには適していません。
通貨ペア | 買いスワップ | 売りスワップ |
---|---|---|
USDJPY | +630円 | -2,870円 |
EURUSD | -800円 | +90円 |
EURJPY | +540円 | -2,630円 |
GBPJPY | +760円 | -3,540円 |
また、高金利通貨である「トルコリラ」や「南アフリカランド」など、スワップ運用に人気のある通貨ペアの取り扱いがないことも、FBSの弱点と言えるでしょう。
FBSの口座タイプ・スプレッド・特徴
ここでは、FBSで選べる口座タイプやスプレッド、主な特徴についてまとめます。FBSでは以下の6つの口座タイプが用意されています。
- スタンダード口座:最大レバレッジ3,000倍で取引手数料無料、初心者におすすめ
- セント口座:1,000通貨単位の少額取引で初心者の練習に最適
- ECN口座:プロ仕様のECN環境で約定力が高く、スキャルピングに向いている
- 仮想通貨口座:仮想通貨CFD専用の口座でレバレッジは最大5倍
- ゼロスプレッド口座:スプレッドが常に0.0pipsで、別途取引手数料がかかる
- マイクロ口座:固定スプレッドで計算しやすく、初心者に安心
以下の表で各口座の基本スペックを比較しましょう。
口座タイプ | 最大レバレッジ | 注文方式 | スプレッド | 取引手数料 | 取引プラットフォーム | 主な特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | 3,000倍 (残高に応じ制限あり) | STP | 1.0pips~ | 無料 | MT4 MT5 FBS Trader | ベーシック口座。 手数料無料で主要通貨ペアのスプレッドが狭い。 |
セント口座 | 1,000倍 (残高に応じ制限あり) | STP | 2.0pips~ (固定) | 無料 | MT4 MT5 | 少額取引特化。 1ロット=1,000通貨。 最低入金額1ドル。 |
ECN口座 | 500倍 (残高に応じ制限あり) | ECN | 0.0pips~ 1.0pips | 往復12ドル/1ロット | MT4 | プロ仕様。 約定力が高く、スキャルピングに最適。 最低入金額1,000ドル。 |
仮想通貨口座 | 5倍 | STP | 変動 | 無料 | MT4 MT5 | 仮想通貨CFD専用。 ビットコイン、イーサリアムなど取引可能。 |
ゼロスプレッド口座 | 3,000倍 (残高に応じ制限あり) | STP | 0.0pips (固定) | 往復20~30ドル/1ロット | MT4 | スプレッド0.0pips固定。 手数料はやや高め。 最低入金額500ドル。 |
マイクロ口座 | 3,000倍 (残高に応じ制限あり) | STP | 3.0pips (固定) | 無料 | MT4 | 固定スプレッドで計算しやすい。 初心者に安心。 最低入金額5ドル。 |
FBSは6種類の口座タイプが存在しているため、初めての方は戸惑うかもしれません。
基本的には、以下のように選ぶと良いでしょう。
- まずはスタンダード口座:手数料無料、レバレッジ最大3,000倍で一般的な取引向け
- 初心者は少額からセント口座:1ドルから始められ、少額でFX取引を体験できる
- スキャルピング向きならECN口座:約定力が高く、プロトレーダー向けの環境
- 仮想通貨取引をしたいなら仮想通貨口座:仮想通貨CFD専用の取引環境
スタンダード口座:初心者がまず試すならこれ
スタンダード口座は、FBSのなかで最もオーソドックスな口座タイプです。
STP方式を採用し、取引手数料は一切かからず、スプレッドのみでコストが決まるシンプルな仕組みが特徴。USD/JPYなど主要通貨ペアの平均スプレッドは1.0pips前後と、海外FXとしては非常に優秀な水準です。
最大の魅力は最大レバレッジ3,000倍を利用できる点で、少額資金からでも効率的に取引が可能です。ただし、口座残高が増えるとレバレッジは段階的に制限されるため注意が必要です。
MT4やMT5、FBS独自のスマホアプリ「FBS Trader」にも対応しており、どの環境でも取引できる柔軟性も魅力です。仕組みがシンプルでわかりやすく、海外FX初心者が最初に選ぶ口座としておすすめです。
セント口座:少額から始められる初心者向け口座
セント口座は、超少額から始めたい初心者向けの口座タイプです。最低入金額はわずか1ドル(約150円)からとハードルが低く、気軽に海外FXを試せます。
最大の特徴は、1ロットが標準の100分の1(1,000通貨)として扱われる点です。通常1ロット=10万通貨ですが、セント口座では0.01ロット=10通貨から取引できるため、リスクを極小に抑えながらリアルトレード経験を積めます。
スプレッドは平均2.0pips程度と若干広めですが、手数料は無料。最大レバレッジは1,000倍で、初心者がFXの基本を学ぶのに最適な環境です。
「少額で失敗を恐れずに練習したい」「リアルマネーでトレード感覚を身につけたい」という方におすすめの口座タイプです。
ECN口座:プロトレーダー向けの高性能口座
ECN口座は、インターバンク市場に直接アクセスできるプロ仕様の口座タイプです。最低入金額は1,000ドル(約15万円)と高めに設定されており、上級者向けの口座となっています。
最大の特徴は、ECN(Electronic Communication Network)方式を採用し、市場の流動性に直接アクセスできる点です。これにより約定力が非常に高く、スプレッドも狭い(最低0.0〜1.0pips)水準を実現しています。
取引手数料は片道6ドル/ロット(往復12ドル)と明確に発生しますが、その分スプレッドが狭いため、スキャルピングなど短期売買をする上級者には最適な環境です。
最大レバレッジは500倍と他の口座タイプよりも低めですが、約定スピードや透明性を重視するプロトレーダーに支持されています。
仮想通貨口座:仮想通貨CFD専用の取引口座
仮想通貨口座は、その名の通り仮想通貨CFD専用の口座タイプです。ビットコイン、イーサリアム、リップルなど主要な仮想通貨の価格変動を取引できます。
最大レバレッジは5倍と低めに設定されていますが、仮想通貨の値動きは通常のFX通貨ペアよりも大きいため、十分な利益機会があります。取引手数料は無料で、スプレッドのみのコスト構造となっています。
MT4やMT5に対応しており、FXと同じプラットフォームで仮想通貨取引ができる利便性があります。仮想通貨取引所と違い、レバレッジをかけた取引や空売りも可能なので、より柔軟な取引戦略を実行できます。
「仮想通貨市場に参入したいけど、本格的な取引所は複雑で敷居が高い」という方におすすめの口座タイプです。
ゼロスプレッド口座:スプレッドが常に0.0pipsで取引可能
ゼロスプレッド口座は、スプレッドが常に0.0pips固定という極めてユニークな口座タイプです。最低入金額は500ドル(約7.5万円)からとなっています。
最大の特徴は、その名の通りスプレッドが0.0pipsであることです。代わりに取引手数料が銘柄によって往復20~30ドル/ロットと高めに設定されています。スプレッドによる滑りを極限まで抑えたい短期売買トレーダーに適しています。
最大レバレッジは3,000倍で、口座残高に応じた制限はスタンダード口座と同様です。MT4に対応しており、取引のしやすさも特徴の一つです。
スプレッドを気にせず取引したい方や、指標発表などボラティリティが高い場面でも正確な価格で約定させたいトレーダーにおすすめです。
マイクロ口座:固定スプレッドで計算しやすい初心者向け口座
マイクロ口座は、スプレッドが固定されているため取引コストが事前に計算しやすい口座タイプです。最低入金額は5ドル(約750円)からと手軽に始められます。
最大の特徴は、スプレッドが3.0pips(固定)である点です。変動スプレッドと違い、市場の状況に関わらず常に一定のスプレッドで取引できるため、特に初心者は取引コストを正確に把握しやすくなります。
取引手数料は無料で、最大レバレッジも3,000倍と高水準。MT4に対応しており、シンプルな操作環境で取引できます。
FBSの入出金方法と手数料
FBSの入金方法
FBSでは以下の入金方法が利用できます。
入金方法 | 最低入金額 | 手数料 | 反映時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 1ドル | 無料 | 即時 |
bitwallet | 3ドル | 無料 | 即時 |
STICPAY | 5ドル | 2.5% + 0.3ドル | 即時 |
PerfectMoney | 5ドル | 無料 | 即時 |
ビットコイン | 0.01BTC | 無料 | 10分〜1時間 |
入金方法によって最低入金額や手数料が異なるので、自分に合った方法を選びましょう。特にクレジットカードやbitwalletは手数料無料で即時反映されるため、人気があります。
FBSの出金方法
FBSの出金方法は以下の通りです。
出金方法 | 最低出金額 | 手数料 | 着金時間 |
---|---|---|---|
クレジットカード | 2ユーロ | 1ユーロ | 数日〜2週間 |
bitwallet | 1ドル | 1% | 15〜20分 |
STICPAY | 3ドル | 2.5% + 0.3ドル | 15〜20分 |
ビットコイン | 20ドル | 1% + 1ドル | 15〜20分 |
出金については、基本的に入金と同じ方法での出金が優先されます。入金額と同額までは入金した方法での出金が必要で、それを超える利益分は別の方法で出金できます。
特に国内銀行送金での出金には対応していないため、クレカやオンラインウォレットなどを経由して日本の銀行口座への送金が必要となります。この点は多少不便に感じる方もいるでしょう。
FBSのボーナスキャンペーン情報
FBSはボーナスやキャンペーンも充実していましたが、2024年現在では以前のようなボーナスキャンペーンが一部縮小している可能性があります。主なボーナス内容を紹介します。
100%入金ボーナス
FBSの代表的なボーナスは「100%入金ボーナス」です。入金額と同額のボーナスが付与され、上限額は10,000ドル(約160万円)と高額です。何度入金しても上限に達するまで毎回100%のボーナスがもらえます。
ただし、このボーナスを利用すると最大レバレッジが500倍に制限されてしまう点には注意が必要です。また、ボーナスにはクッション機能がなく、証拠金としては使えません(含み損に耐えられない)。
条件を満たせばボーナス自体を出金できる仕組みになっており、1ロットの取引につき1ドルを現金化できます。必要ロット数は多いですが、条件達成でボーナスが出金できるのは珍しい特徴です。
ロイヤリティプログラム(キャッシュバック)
FBSでは取引量に応じて「賞品ポイント」が付与される「ロイヤリティプログラム」も実施しています。貯まったポイントは現金や豪華賞品と交換可能です。さらに、合計入金額に応じて「ステータスポイント」も貯まり、ステータスがグレードアップすると交換できる商品の幅が広がります。
特に取引量が多いアクティブトレーダーにとっては、実質的なキャッシュバックとして取引コストを下げる効果があります。ただし、対象となるのは6.0pips以上の値動きがある取引のみなので、スキャルピングでは対象外となる場合があります。
FBSの登録・口座開設方法
ここからは、具体的にFBSの登録から口座開設までの流れを解説します。大まかに分けると以下のステップがあります。
公式サイトへアクセスし、メールアドレスと氏名を入力
まずはFBSの公式サイトにアクセスし、トップページ右上の「口座開設」ボタンをクリックしてください。トレーダー登録画面が表示されたら、メールアドレスと氏名(ローマ字表記)を入力します。
入力が完了したら「トレーダーとして登録する」ボタンをクリックします。次に表示されるパスワード設定画面で、以下の条件を満たすパスワードを設定してください。
- ローマ字のみ
- 8文字以上
- 小文字/大文字/数字を各1文字以上含める
パスワードを設定したら「パスワードを作成する」をクリックして次のステップに進みます。
Eメールを確認して認証を完了
登録したメールアドレス宛にFBSから確認メールが届きます。メール内の「Eメールを確認する」ボタンをクリックして、メールアドレスの認証を完了させましょう。
認証が完了すると、FBSのマイページに自動的にログインされます。この時点で仮登録が完了しており、FBSのサービスの一部を利用できるようになりますが、本格的に取引を始めるには次のステップでID承認(本人確認)を行う必要があります。
メールが届かない場合は、迷惑メールフォルダを確認するか、別のメールアドレスで再登録を試みてください。
ID承認に進み、個人情報を入力
マイページに表示される「IDを承認する」ボタンをクリックして、ID承認手続きに進みます。この手続きは、FBSのサービスを制限なく利用するために必要なステップです。
まず、提出する本人確認書類の「ID/パスポート番号」と「生年月日」を入力します。入力する書類番号は、次のステップでアップロードする予定の本人確認書類(パスポートや運転免許証など)と一致している必要があります。
この情報はKYC(本人確認)の一環として求められるもので、不正利用やマネーロンダリングを防止するために重要です。すべての情報は正確に入力し、虚偽の情報を提供しないよう注意してください。
政府発行の身分証明書をアップロード
ID承認手続きの次のステップでは、政府発行の身分証明書をアップロードします。FBSで使用できる本人確認書類は以下のいずれかです:
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード(顔写真付きのもの)
書類は有効期限内で、顔写真・氏名が鮮明に写っている必要があります。アップロードする画像は明るく鮮明で、四隅がすべて見えていることを確認してください。
書類をアップロードしたら、「検証を要求する」ボタンをクリックします。審査には通常数分〜24時間程度かかりますが、平日であれば10分程度で完了することが多いようです。書類に不備がある場合は再提出を求められることがあります。
取引口座の情報を選択
身分証明書のアップロード後、取引口座の設定画面が表示されます。ここでは以下の情報を選択します:
- プラットフォーム:MT4、MT5から選択できます。MT4は多くのトレーダーが使い慣れたプラットフォームで、MT5はより新しく機能が豊富です。
- 口座タイプ:スタンダード口座が基本的な選択肢ですが、複数の口座タイプから選べます(セント口座、ECN口座、ゼロスプレッド口座など)。
- 口座通貨:USD(米ドル)が一般的ですが、EUR(ユーロ)やその他の通貨も選択できます。
- レバレッジ:1:50から最大1:3000まで選択可能です。初心者は低めのレバレッジから始めることをおすすめします。
すべての情報を選択したら「口座を開設する」ボタンをクリックします。すると、あなたの口座情報(口座番号、サーバー名、パスワードなど)が表示されます。この情報は大切に保管しておきましょう。
自己資金を入金し、取引を開始
口座開設が完了したら、トレードを始めるために資金を入金しましょう。FBSは複数の入金方法に対応しています:
- クレジットカード:最低入金額1ドル、手数料無料、即時反映
- bitwallet:最低入金額3ドル、手数料無料、即時反映
- STICPAY:最低入金額5ドル、手数料2.5%+0.3ドル、即時反映
- PerfectMoney:最低入金額5ドル、手数料無料、即時反映
- 仮想通貨:ビットコイン、イーサリアムなど、手数料は送金に応じて変動
入金手続きはマイページから行えます。「入金」メニューを選択し、希望の入金方法を選んで指示に従ってください。入金が完了したら、選択したプラットフォーム(MT4/MT5)をダウンロードし、口座情報でログインすれば取引を始められます。
プラットフォームの公式サイトからのダウンロードや、FBS Traderアプリの入手方法については、FBSの「取引」ページで詳しく解説されています。初めは少額から始めて、操作に慣れてから取引金額を増やしていくことをおすすめします。
FBSの取引プラットフォーム
FBSでは以下の取引プラットフォームが利用できます。
MT4(MetaTrader4)
2005年にリリースされた定番プラットフォームで、多くのトレーダーに愛用されています。カスタムインジケーターやEA(自動売買)の種類が豊富で、特にシステムトレードを行いたい方に適しています。
MT5(MetaTrader5)
MT4の後継として2010年にリリースされたプラットフォームで、より高速な処理と多機能が特徴です。時間足の種類や描画ツール、標準搭載のインジケーターがMT4より多く、テクニカル分析を重視するトレーダーに向いています。
FBS Trader(独自アプリ)
FBS独自のスマホアプリで、シンプルで直感的な操作が特徴です。初心者でも使いやすい設計になっており、取引だけでなく入出金や口座管理など、FBSのサービスを一元管理できます。
どのプラットフォームも無料でダウンロードでき、PC版(Windows/macOS)やスマホ版(iOS/Android)、ブラウザ版(WebTrader)など様々な環境に対応しています。自分の取引スタイルや使用環境に合わせて選びましょう。
FBSに関するよくある質問
まとめ:FBSはこんな人におすすめ!
FBSは最大3,000倍のハイレバレッジと狭いスプレッドが魅力の海外FX業者です。以下のようなトレーダーに特におすすめします。
- 少額資金から大きなリターンを狙いたい方:3,000倍のレバレッジで効率的な資金運用が可能
- ドル円など主要通貨ペアを取引したい方:狭いスプレッドで取引コストを抑えられる
- スキャルピングやEA(自動売買)を活用したい方:取引制限が少なく、無料VPSも利用可能
- 追証(追加証拠金)のリスクを避けたい方:ゼロカットシステムで入金額以上の損失は発生しない
一方、以下のような方にはあまり向いていません。
- スワップ運用・長期保有を主体とするトレーダー:スワップポイントがマイナス寄りで長期保有に不向き
- 日本語サポートを重視する初心者:日本語サポートの質がやや低く、英語が苦手な方は不便に感じる場合も
- 高額資金で高レバレッジ取引をしたい方:口座残高が増えるとレバレッジ制限がかかる
- 仮想通貨のハイレバ取引を希望する方:仮想通貨のレバレッジは最大5倍と低め
総合的に見て、FBSは安全性・信頼性が高く、少額資金からハイリターンを狙える環境が整った海外FX業者です。メリットとデメリットをしっかり理解した上で利用すれば、効率的なFX取引ができるでしょう。
まずはデモ口座で取引環境を試してみて、自分のトレードスタイルに合うかどうか確認することをおすすめします。
免責事項
- 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
- 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
- レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(FBSではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
- ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
- 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
- 投資にはリスクが伴います。必ず免責事項をお読みください。