海外取引所「bitcastle(ビットキャッスル)」は、FX・仮想通貨・バイナリーオプションを一つのプラットフォームで提供する日本人運営のサービスです。最大1,000倍レバレッジ、16,000円の口座開設ボーナス、24時間365日の日本語サポートなど、初心者にも使いやすい環境が整っています。
一方で「出金拒否の噂」や「金融庁からの警告」など不安要素も聞かれます。
この記事では実際のユーザー評価をもとに、bitcastleの安全性、メリット・デメリット、口座開設方法、ボーナス活用法までを網羅的に解説します。海外取引所選びの参考にしてください。
bitcastleの基本情報
運営会社 | Bitcastle LLC(セントビンセント・グレナディーン諸島) |
---|---|
設立 | 2019年 |
ライセンス・登録状況 | モーリシャス金融サービス委員会(FSC)のライセンスを取得 |
口座タイプ | スタンダード口座 / プロ口座 |
最大レバレッジ | FX:1,000倍、仮想通貨:150倍 |
ロスカット水準 | 30% |
注文方式 | スタンダード口座:STP方式 / プロ口座:ECN方式 |
スプレッドの目安 | スタンダード口座:1.1pips〜 / プロ口座:0.2pips〜 |
ボーナス | 口座開設ボーナス、入金ボーナス、ポイントプログラムなど |
日本語サポート | あり(メール・ライブチャット、24時間365日) |
資金管理 | 分別管理、マルチシグ・コールドウォレット採用 |
使用可能プラットフォーム | MT5 / WebTrader / スマホアプリ |
最低入金額 | スタンダード口座:500円 / プロ口座:30,000円 |
取扱商品 | FX、仮想通貨、バイナリーオプション |
サイトURL | bitcastle 公式サイト |
bitcastleの評判・口コミをまとめ
ここからは、bitcastleを実際に利用している(または利用経験のある)トレーダーの評判・口コミについてまとめていきます。
bitcastleの良い評判
bitcastleの良い評判を5つピックアップしました。
海外取引所ってどうしても英語での対応が多くて不安だったんですが、bitcastleは日本人が運営していて完全日本語対応なのが嬉しいです。24時間365日サポートしてくれるので、夜中に急な質問があっても対応してもらえました。チャットでの返信も早く、初心者の私にも丁寧に説明してくれたので、安心して取引を始められました。特に仮想通貨の送金方法など分からない点も、サクッと教えてもらえて助かっています!
bitcastleといえば高額なボーナスです。口座開設時にもらえる16,000円のボーナスと、初回入金時に最大160%のボーナスなど盛りだくさんで、少額資金からでもかなり攻めたトレードができますよね。しかも、クッション機能ありなので取引証拠金と同じ扱いで使えますね。5ロット取引と+取引5回以上で利益出金できて、無理なく使えるのが嬉しいです。
FXもクリプトもバイナリーも同一アカウントで取引できるのは珍しいし面白いですね〜FXに関しては1,000倍レバ、仮想通貨で150倍レバが使えるので、地味に取引条件は良いと思います。
海外の取引所で一番気になるのは資金の安全性ですが、bitcastleはセキュリティ性が高そうなので安心しています。二段階認証も徹底されていて、出金時には必ず確認が必要なシステムになっています。これまでハッキング被害もないということなので、セキュリティ面では信頼できると思います。
bitcastleの仮想通貨取引で特に気に入っているのは、現物取引の手数料が完全無料な点です。ここではBTCやETHなど主要通貨の売買手数料がゼロで取引できます。FXのプロアカウントはスプレッドも比較的狭い印象です。
bitcastleの悪い評判
続いて、bitcastleに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。メリットばかりではなく、実際に利用してみて感じたリアルな不満点が浮き彫りとなりました。
bitcastleの不満点としては、メンテナンスが頻繁に行われることですね。基本的にはサイト改善のためとは思うのですが、突然メンテナンスが始まって取引ができなくなることがあります。特に価格が大きく動いているときにメンテナンスが始まると、トレードチャンスを逃してしまうこともあって残念です。最近はメンテナンスの頻度が減ってきているとは聞きますが、事前通知がもう少し早くあると助かるなと思います。急な相場変動時にログインできないとかなりストレスですね。
仮想通貨をメインで取引したい人にとって、bitcastleの取扱銘柄数は少し物足りないかもしれません。MEXCやBybitなどは数千?の銘柄に対応していますが、bitcastleは100種類程度とかなり少なめです。主要な通貨は問題なく取引できますが、マイナーなアルトコインやDeFi系トークンなど新興コインを狙いたい場合は選択肢が限られます。とはいえFXも同時にやりたい人にとっては必要十分な品揃えだとは思いますが、仮想通貨専門の取引所と比べるとやはり差があります。
bitcastleの仮想通貨取引は現物だと手数料無料ですが、先物取引になるとメイカー手数料0.02%、テイカー手数料0.05%がかかるので、普通の取引所と同じ感覚です。でも他社みたくVIPプログラムはないみたいなので大口投資には向かないですかね…。
bitcastleからの出金手続きは、公式では1~2営業日と説明されていますが、普通に一週間くらいかかることがありました。特に大口の出金や、ボーナスを使った取引後の出金申請では、審査が厳しくなるようで時間がかかる傾向があるみたいですね。あと手数料も高いです。銀行振込の場合は手数料も2,500円と高めなので、STICPAYでの出金がコスト的にも時間的にも良いようです。
モーリシャスの金融ライセンスは取得していますが、日本の金融庁には登録されていません。実際、2024年には「無登録で暗号資産交換業を行う者」として金融庁から注意喚起を受けていますし、日本の保護を受けられない可能性があるのは怖いです。まあ、ビットキャッスルに限った話ではなくて、海外取引所の多くは同様の状況なので、そのリスクを理解した上でなら問題ないでしょう。
bitcastleの総評
bitcastleは、日本人による運営で日本語サポートが充実している点や、FX・仮想通貨・バイナリーオプションの3つが一つのプラットフォームで取引できる利便性、充実したセキュリティ対策、豊富なボーナス制度などが大きな強みとして評価されています。
一方で、取扱仮想通貨の銘柄数が少ない点や、メンテナンスの頻度、日本の金融庁に未登録である点などのデメリットも存在します。
総じて、メリットとリスクをしっかり理解した上で活用すれば、特に日本人トレーダーにとって使いやすい海外取引所と言えるでしょう。初心者にも分かりやすいインターフェースと手厚いサポート、高額なボーナスを活かして取引を始めるには適したプラットフォームです。
bitcastleの安全性・信頼性は?
モーリシャスで金融ライセンスを取得
bitcastleはモーリシャスの金融サービス委員会(FSC)からライセンスを取得しています。このライセンスは、コンプライアンスや透明性を保護するための基準を満たしていることを意味し、一定の安全性と信頼性を担保しています。
また、FX部門ではモーリシャスのライセンス、暗号資産取引ではリトアニアのライセンスを取得しているとの情報もあり、複数の国際的な規制に準拠する姿勢を示しています。
ただし、日本の金融庁に登録していない点は留意が必要です。これは多くの海外FX業者や仮想通貨取引所と同様ですが、日本の法令に基づく保護が受けられないリスクを理解しておくべきでしょう。
顧客資金の安全管理と分別管理
bitcastleでは、顧客の資金と運営会社の資金を完全に分別管理しています。これにより、万が一会社に問題が発生しても顧客資金が保護される仕組みになっています。
特に仮想通貨の保管については、高い安全性を確保するために以下の対策を実施しています。
- マルチシグネチャー方式:複数の秘密鍵が必要な署名方式を採用し、単一の鍵が流出しても資金を守ることが可能
- コールドウォレット管理:顧客資産の95%以上をインターネットに接続されていないオフライン環境で保管
- 第三者機関による監査:Proof of Reserve(準備金証明)を実施し、顧客資産が適切に保管されていることを証明
これらの取り組みにより、2025年2月時点で大規模なハッキング被害や資金流出の報告はないとされています。
ユーザーアカウントのセキュリティ対策
個人のアカウント保護については、二段階認証(2FA)を標準で実装しています。Google認証システムを利用した6桁のワンタイムパスワードが、ログインや出金時に必要とされます。
特に出金に関しては、二段階認証を設定していないと手続きができない仕様になっているため、アカウントの乗っ取りや不正出金のリスクが低減されています。
また、登録メールアドレス宛に届く出金確認メールの承認が必要なため、二重のセキュリティチェックが機能しています。
出金拒否の噂と実態
ネット上では「bitcastleは出金拒否がある」との噂も見られますが、公式の見解としては「正当な理由なくユーザーの出金を拒否することはない」とされています。
出金が滞る主な原因としては以下のケースが考えられます。
- 本人確認(KYC)手続きの不備や未完了
- 二段階認証の未設定
- 出金確認メールの承認漏れ
- ボーナスの出金条件未達成(指定ロット数未満の取引など)
- 不正取引や規約違反(名義貸しなど)の疑い
bitcastleの創立者である関根義光氏へのインタビューによれば、利用規約に沿った正当な取引を行っている限り、出金拒否は基本的に起こらないとのことです。ただし、大口出金時には追加の確認が行われる場合があり、処理に時間がかかることはあるようです。
日本の金融庁に未登録で警告リスト入り
bitcastleは、2024年11月に日本の金融庁から「無登録で暗号資産交換業を行う者」として警告を受けています。これはbitcastleが日本の金融商品取引法に基づく登録を受けていないためです。
これはbitcastleに限らず、ハイレバレッジやボーナス提供など日本の規制では制限されるサービスを提供する海外プラットフォームの多くが同様の状況です。
日本人がbitcastleを利用すること自体は違法ではありませんが、金融庁の監督外であるため、万が一のトラブル時に日本の法的保護を受けにくい点には留意が必要です。
bitcastleのメリット・強み
ここからは、bitcastleを利用するメリットや強みを、複数のトピックに分けて詳しく解説します。
メリット1:最大1,000倍レバレッジでFX取引
bitcastleの大きな強みとして、最大1,000倍というハイレバレッジのFX取引が挙げられます。
日本国内のFX業者では金融庁規制により最大レバレッジが25倍に制限されていますが、bitcastleでは少ない証拠金で大きなポジションを持つことが可能です。例えば、1万円の証拠金で最大1,000万円分のポジションが取れる計算になります。
また、ゼロカットシステムにより、口座残高以上の損失(追証)が発生することはないため、リスクを限定しながらハイレバトレードを行えます。
仮想通貨取引においても最大150倍のレバレッジが適用可能で、国内取引所と比較すると格段に高いレバレッジでの取引が可能です。
メリット2:FX・仮想通貨・バイナリーオプションを一括利用可能
bitcastleの最大の特長の一つが、FX・仮想通貨・バイナリーオプションの3種類の取引を1つのプラットフォームで利用できる点です。
FX取引では主要通貨ペアから特殊通貨まで幅広く取り扱い、MT5(MetaTrader)を採用しています。
仮想通貨取引では、ビットコインやイーサリアムなどの主要銘柄を含む100種類程度の仮想通貨に対応し、現物取引と先物(レバレッジ)取引の両方が可能です。
そして特筆すべきは、最短5秒で結果が出るバイナリーオプション取引が利用できる点です。「Lightning」方式と「High/Low」方式の2種類のバイナリーオプションに対応し、最大2.1倍のペイアウト率で短期間で結果を得られる取引が可能です。
これら3種類の取引が一つのアカウントで管理できるため、資金移動や口座管理の手間が大幅に省けます。相場状況に応じて最適な取引方法を選択できる柔軟性も魅力と言えるでしょう。
メリット3:豊富なボーナスと入金キャンペーン
bitcastleでは、新規ユーザー向けに魅力的なボーナスプログラムを用意しています。
まず、口座開設ボーナスとして16,000円相当のクレジットが付与されます。これは自己資金の入金なく取引を開始できるため、リスクフリーでプラットフォームを試せる大きなメリットです。
さらに初回入金時には、入金額に対して最大160%の入金ボーナスが適用されます:
- 5,000円~10,000円の入金:160%ボーナス
- 10,001円~100,000円の入金:100%ボーナス
- 100,001円~12,075,000円の入金:20%ボーナス
例えば、10,000円を入金すると16,000円のボーナスが追加され、合計26,000円で取引を開始できる計算です。
これらのボーナスは取引証拠金として使用可能で、出金条件(5lot以上の取引、5往復以上の取引完了など)を満たせば、ボーナスで得た利益を出金することもできます。
海外FX業者や取引所の中でも、bitcastleのボーナス率や金額は最高水準であり、少額資金からでも効率的に取引を始められる点が大きな魅力です。
メリット4:現物取引の手数料が無料
bitcastleの仮想通貨取引における大きな強みとして、現物取引の手数料が完全無料である点が挙げられます。
一般的な仮想通貨取引所では0.1~0.2%程度の取引手数料が発生することがほとんどですが、bitcastleでは主要通貨ペアの現物取引において、メイカー・テイカーともに手数料がゼロです。
特に短期売買や頻繁な取引を行うトレーダーにとって、コスト面でのメリットが大きくなります。長期的に見れば、手数料の積み重ねが大きな差になるため、コスト重視のトレーダーにとって魅力的な環境と言えるでしょう。
ただし、先物(レバレッジ)取引の場合はメイカー手数料0.02%、テイカー手数料0.05%がかかりますので、取引スタイルに応じた使い分けが重要です。
メリット5:充実した日本語サポート体制
bitcastleは日本人が運営する取引所であり、日本語サポートが24時間365日体制で提供されています。
サポート方法としては、ライブチャット、メール、LINEなどが用意されており、どの問い合わせ方法でも日本人スタッフが対応している点が大きな安心材料です。
海外業者では言語の壁やサポートの遅さが不安要素になりがちですが、bitcastleでは日本人ユーザー向けに最適化されたサポート体制が整っています。
取引画面やヘルプページも完全に日本語化されており、初心者でも迷うことなく操作やトラブル解決が可能です。
また、CEOの関根義光氏によれば、「日本が誇るホスピタリティ精神に基づき、ユーザーが安心して利用できるサポートを提供している」とのことで、ユーザー目線のサービス提供に力を入れていることがうかがえます。
メリット6:マルチシグ・コールドウォレットによる安全管理
bitcastleでは、ユーザーの資金を保護するために高度なセキュリティ対策を実施しています。
特に仮想通貨の保管に関しては、マルチシグネチャー方式とコールドウォレット管理を採用しています。
マルチシグとは、資金の移動に複数の秘密鍵による承認が必要となる仕組みで、一つの鍵が漏洩しても不正な資金移動を防止できます。
また、ユーザーの仮想通貨資産の95%以上をインターネットに接続されていないコールドウォレットで保管することで、オンラインハッキングのリスクを大幅に低減しています。
さらに、第三者機関によるProof of Reserve(準備金証明)を実施し、顧客資産が適切に保管されていることを定期的に証明しています。
FX部門でも顧客資金と運営資金の分別管理を徹底しており、万が一の場合でも顧客資金が保護される体制を整えています。
こうした多層的なセキュリティ対策により、bitcastleではこれまで大規模なハッキング被害や資金流出事故は報告されていません。
メリット7:ステーキングで仮想通貨から利息を得られる
bitcastleでは「bitcastleステーキング」というサービスを提供しており、保有する仮想通貨から利息収入を得ることができます。
主要通貨のステーキング利率は以下の通りです。
- ビットコイン(BTC):年率最大5.0%
- イーサリアム(ETH):年率最大5.0%
- テザー(USDT):年率最大8.5%
ステーキングは「定期預金」形式で提供されており、90日間、180日間、365日間の期間から選択可能です。預け入れ期間が長いほど利率も高くなる仕組みです。
満期前の出金も可能ですが、その場合は発生した収益が没収される点には注意が必要です。
このステーキングサービスにより、単に仮想通貨を保有するだけでなく、長期保有している間も資産を成長させることができるため、ホールドしているユーザーにとって大きなメリットとなります。
メリット8:スキャルピングやEAの制限が少ない
bitcastleのFX取引では、スキャルピングや自動売買システム(EA)の利用に関する制限が少なく、幅広い取引スタイルに対応しています。
MT5(MetaTrader 5)を採用しているため、様々なEAやカスタムインジケータを簡単に導入できます。また、約定力が高く注文の遅延やスリッページが少ないため、短期売買を繰り返すスキャルピングにも適しています。
同一口座内での両建ても認められており、リスクヘッジやスキャルピング戦略を柔軟に展開できる環境が整っています。ただし、複数口座間での不正な裁定取引(アービトラージ)は禁止されているため、注意しましょう。
また、バイナリーオプション取引では最短5秒という超短期の判定時間も用意されており、短期的な価格変動を狙うトレーダーにとって魅力的なオプションとなっています。
メリット9:30個までの追加口座を無制限に開設可能
bitcastleでは、一つのアカウントで最大30個のサブアカウント(追加口座)を作成することができます。
これにより、取引戦略ごとに口座を分けたり、リスク管理のために資金を分散したりすることが可能です。例えば、FX取引用、仮想通貨取引用、バイナリーオプション用など、目的別に口座を分けることができます。
追加口座の開設や維持に費用はかからず、各口座にはスタンダード口座やプロ口座など異なるタイプを選択することも可能です。
様々な取引戦略を同時に試したり、リスクの異なる複数のポートフォリオを運用したりする上で、このマルチアカウント機能は非常に便利です。
bitcastleのデメリット・注意点
上記のように多くのメリットを持つbitcastleですが、一方でいくつかの注意点やデメリットが存在します。ここからは、利用者の視点から気をつけておきたいポイントを解説します。
デメリット1:日本の金融庁に未登録で規制リスクあり
bitcastleは海外に拠点を置く取引所であり、日本の金融庁に登録していません。2024年11月には「無登録で暗号資産交換業を行う者」として金融庁から警告を受けています。
これは日本国内の規制を受けずにハイレバレッジやボーナスプログラムなどのサービスを提供するためですが、同時に日本の金融制度による保護も受けられないことを意味します。
万が一、トラブルが発生した際に日本の法的保護が及ばない可能性があり、資金の安全性に不安を感じる方は注意が必要です。また、今後日本当局による規制強化があった場合、サービス内容の変更や日本からのアクセス制限などが行われる可能性もあります。
日本人がbitcastleを利用すること自体は違法ではありませんが、この規制リスクを理解した上で利用を検討することが重要です。
デメリット2:取扱仮想通貨銘柄数が他社より少ない
bitcastleで取引可能な仮想通貨の銘柄数は約100種類と、他の主要な海外仮想通貨取引所と比較すると少なめです。
例えば、MEXCは2,500種類以上、Bybitは1,000種類以上、Bitgetは800種類以上の仮想通貨銘柄を取り扱っています。
このため、新興のアルトコインやDeFiトークン、NFT関連トークンなど、マイナーな仮想通貨に投資したい場合は選択肢が限られる可能性があります。
ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨は問題なく取引できますが、特定のニッチな銘柄を狙ったトレードや、多様な仮想通貨に分散投資したいトレーダーにとっては物足りなさを感じるかもしれません。
仮想通貨取引を主目的とするなら、より多くの銘柄を取り扱う専門取引所の利用も検討する価値があるでしょう。
デメリット3:先物取引には手数料がかかる
bitcastleの仮想通貨取引では、現物取引は手数料無料ですが、先物(レバレッジ)取引にはメイカー手数料0.02%、テイカー手数料0.05%がかかります。
これは市場平均と比較してもやや高めの設定であり、特に高頻度で取引を繰り返すトレーダーにとっては、この手数料が蓄積して大きなコストになる可能性があります。
例えば、100万円分の取引を行うたびに、テイカー注文の場合は500円の手数料が発生する計算になります。取引量が多ければ多いほど、この手数料負担は大きくなります。
スキャルピングや短期売買を頻繁に行う方にとっては、この手数料構造を考慮した取引計画を立てることが重要です。長期投資やスイングトレードのような取引スタイルなら、手数料の影響は相対的に小さくなりますが、デイトレードやスキャルピングでは無視できない要素となります。
デメリット4:メンテナンスが頻繁に行われる
bitcastleでは、システムの安定性やセキュリティ向上のためにメンテナンスが頻繁に実施されます。特に設立から日が浅いプラットフォームであるため、システム改善のための作業が多い傾向にあります。
メンテナンス中はプラットフォームへのログインや取引、入出金などの操作ができなくなるため、重要な相場変動のタイミングと重なると、トレード機会を逃す可能性があります。
また、事前に告知されるメンテナンスもありますが、急なシステム障害などに対応するための緊急メンテナンスが発生することもあり、予測が難しい場合もあります。
特に重要なトレードを控えている場合や、急な相場変動が予想される時期には、メンテナンススケジュールをこまめにチェックし、リスク管理を徹底することが大切です。
なお、2022年のサービス開始直後に比べると、現在はメンテナンスの頻度は低下している傾向にあります。
デメリット5:仮想通貨の法定通貨(日本円)出金に制限あり
bitcastleの仮想通貨取引所部門では、出金は仮想通貨でのみ可能で、日本円などの法定通貨での直接出金はできません。
つまり、仮想通貨取引で得た利益を日本円に換金するためには、一度bitcastleから別の取引所(国内の暗号資産取引所など)に仮想通貨を送金し、そこで日本円に交換する必要があります。
なお、FX口座からは国内銀行送金やSTICPAYを利用して日本円での出金が可能ですが、仮想通貨ウォレットとFXウォレット間の資金移動には制限がある場合もあるため、事前に確認が必要です。
法定通貨での直接出金を重視する場合は、この点を考慮してbitcastleの利用方法を検討すべきでしょう。
デメリット6:出金手続きがやや複雑で時間がかかることも
bitcastleからの出金手続きは、複数のステップを踏む必要があり、初心者にはやや複雑に感じられることがあります。
出金申請後には登録メールアドレス宛に確認メールが送られ、そこに含まれる「出金確認」ボタンをクリックしないと手続きが完了しない仕組みになっています。このメール確認ステップを見落として出金が進まないケースも少なくありません。
また、出金には二段階認証が必須となっており、設定していない場合は出金申請自体ができません。
出金処理の時間については、通常1~2営業日とされていますが、大口出金や混雑時には3日以上かかるケースもあるようです。特に初回出金時や大口出金時は追加の本人確認が行われることもあり、予想以上に時間がかかる場合があるので、余裕を持って申請するようにしましょう。
デメリット7:ボーナスの出金条件に注意が必要
bitcastleの魅力的なボーナスプログラムですが、これらのボーナスには特定の出金条件が設定されています。
新規口座開設ボーナス(16,000円)を利用して得た利益を出金するには、以下の条件を満たす必要があります:
- 5 lot以上の取引(MT5上では10lot相当)
- 5往復(注文~決済)以上の取引完了
- ポジションの保有時間がそれぞれ5分以上
- 対象銘柄はFOREX(マイクロを除く)、メタル、特定の仮想通貨のみ
これらの条件を満たさないまま出金を申請すると、ボーナスだけでなく、そのボーナスで得た利益も失う可能性があります。
また、ボーナス自体は出金できず、利益のみが出金対象となります。さらに、出金申請によりボーナスが消滅するため、一度の大きな出金で行うのが効率的です。
ボーナスの魅力に惹かれて口座開設する前に、これらの条件をよく理解しておくことが重要です。
デメリット8:銀行振込での出金手数料が高い
bitcastleからの出金方法の一つである国内銀行送金は、手数料が2,500円と高額に設定されています。
特に少額の出金を行う場合、この手数料は大きな負担となります。例えば、5万円を出金する場合、手数料だけで5%相当のコストがかかる計算になります。
また、最低出金額は2,501円と設定されており、それ以下の金額は出金できません。
一方、STICPAYを利用した出金は手数料が無料で、最低出金額も1円からとなっているため、コスト面ではSTICPAYが圧倒的に有利です。
出金コストを抑えるためには、頻繁な小額の出金を避け、ある程度まとまった金額を一度に出金する方法や、STICPAY経由での出金を検討するのが賢明です。
bitcastleの口座タイプ・スプレッド・特徴
bitcastleには大きく分けて以下の2種類の口座タイプがあります。
項目 | スタンダード口座 | プロ口座 |
---|---|---|
注文方式 | STP方式 | ECN方式 |
レバレッジ最大 | 1,000倍 | 1,000倍 |
取引手数料 | なし | 往復8ドル/ロット |
スプレッド目安 | 1.1pips~ | 0.2pips~ |
最低入金額 | 500円 | 30,000円 |
ロスカット水準 | 30% | 30% |
ボーナス適用 | ○ | × |
プラットフォーム | MT5 | MT5 |
特徴 | 取引手数料無料 | スプレッドが狭い |
スタンダード口座(初心者向け)
bitcastleのスタンダード口座は、取引手数料が無料でシンプルなスプレッド体系を採用しているため、海外FX初心者にとって最も使いやすい口座タイプです。
最大レバレッジは1,000倍で、最低入金額もわずか500円からスタートできるので、少額資金でも気軽にトレードを始められます。
さらに、口座開設ボーナスや入金ボーナスなど、bitcastleの主要ボーナスキャンペーンを全て適用できるのも大きな魅力です。
ロスカット水準は30%に設定されているため、ある程度含み損に耐えながらトレードが可能。ただし、スプレッドはプロ口座よりやや広いので、超短期売買よりもスイング~デイトレ寄りのスタイルに向いていると言えるでしょう。
初めての海外FXや仮想通貨取引、少額から始めたい方、ボーナスを活用したい方に最適な口座タイプです。
プロ口座(低スプレッド志向)
プロ口座は、スプレッドが極限まで抑えられた口座タイプで、主要通貨ペアで0.2pips~という業界トップクラスの狭さを誇ります。
注文方式がECNのため、インターバンク直結レートをほぼそのまま利用できるのが特徴。代わりに、1ロット往復8ドルの取引手数料が発生しますが、短期売買をメインにするトレーダーはトータルコストを抑えやすいでしょう。
最低入金額は30,000円と、スタンダード口座に比べて高めの設定ですが、それでも他の海外FX業者と比較すると低い水準です。
ただし、プロ口座ではボーナスキャンペーンが適用されないため、自己資金のみでトレードすることになります。
ロスカット水準は30%、最大レバレッジは1,000倍でスタンダード口座と同じです。
スキャルピングやデイトレードのように短期売買を頻繁に行うトレーダーや、低スプレッドを重視するトレーダーに適した口座タイプと言えるでしょう。
bitcastleの登録・口座開設方法
ここからは、具体的にbitcastleの登録から口座開設までの流れを解説します。大まかに分けると以下のステップがあります。
公式サイトへアクセスし、メールアドレスを入力
まずはbitcastleの公式サイトにアクセスします。トップページのメールアドレス入力欄に、普段使用しているメールアドレスを入力し、「登録」ボタンをクリックします。
使用するメールアドレスは、今後の重要な連絡や出金確認などに使われるため、確実に受信・確認できるものを選びましょう。
メール認証を行い、パスワードを設定
登録したメールアドレス宛にbitcastleから認証コードが送信されます。受信したメールに記載されている6桁の認証コードを入力画面に入力します。
次に、使用するパスワードを設定します。安全性を高めるため、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた複雑なパスワードを設定することをおすすめします。
パスワード入力後、利用規約に同意して「保存」をクリックすれば、基本的な登録は完了です。
マイページからアカウントレベルを確認
登録完了後、マイページに移動します。右上のアイコンをクリックし、「アカウントレベル」を選択します。
メール認証だけを済ませた時点でのアカウントレベルは2です。この状態では先物取引や出金ができないなど、いくつかの制限があります。
制限なくbitcastleを利用するためには、本人確認を行い、アカウントレベルを3に上げる必要があります。レベル3の下にある「レベルアップ」ボタンをクリックしましょう。
本人確認書類をアップロード
本人確認書類として、以下のいずれかをアップロードします。
・運転免許証
・マイナンバーカード
・パスポート
書類は有効期限内のもので、氏名、生年月日、発行元が明確に確認できる必要があります。スマートフォンで撮影する場合は、四隅が見切れないよう、明るい場所で撮影しましょう。
写真をアップロードしたら「次へ」をクリックします。
顔認証を提出
最後のステップとして、パソコンやスマートフォンのカメラを使って顔認証を行います。カメラが起動したら、画面の指示に従って自分の顔と本人確認書類を一緒に撮影します。
明るい場所で顔と本人確認書類の両方が鮮明に映るようにしてください。撮影した写真をアップロードし、「完了」をクリックすれば手続き終了です。
審査完了を待ち、取引を開始
本人確認書類のアップロードと顔認証が完了すると、bitcastle側での審査が行われます。通常、審査には数時間から24時間程度かかりますが、混雑状況によっては最大2営業日ほどかかる場合もあります。
審査が完了すると、登録したメールアドレス宛に通知が届きます。これで口座開設の全プロセスが完了し、FX取引や仮想通貨取引、バイナリーオプション取引など、bitcastleの全サービスを利用できるようになります。
口座開設ボーナスをもらえる場合は、このタイミングで口座に反映されるはずです。
bitcastleのボーナス情報まとめ
口座開設ボーナス(最大16,000円)
bitcastleでは、新規口座開設者向けの特典として、最大16,000円の口座開設ボーナスが提供されています。このボーナスを受け取るための条件は比較的シンプルです。
- bitcastleに新規登録する
- FX MT5リアル口座(スタンダード)を開設する
- 本人確認(KYC)を完了させる
これだけで、自己資金を入金することなく16,000円分のボーナスクレジットが付与され、実際のトレードを開始できます。
このボーナスで得た利益を出金するには、以下の条件を満たす必要があります。
- 5 lot以上の取引(MT5上での10lot相当)
- 5往復(注文~決済)以上の取引完了
- ポジションの保有時間がそれぞれ5分以上
- 対象銘柄はFOREX(マイクロを除く)、メタル、特定の仮想通貨(BTCJPY、BTCUSD、ETHUSD)
この口座開設ボーナスは、リスクなしでbitcastleの取引環境を体験できる貴重な機会と言えるでしょう。
入金ボーナス(初回最大160%)
bitcastleは新規ユーザー向けに非常に魅力的な入金ボーナスも提供しています。最初の入金時には最大160%という圧倒的な高還元率のボーナスを受け取ることができます。
入金額に応じたボーナス率は以下の通りです。
- 5,000円~10,000円の入金:160%のボーナス
- 10,001円~100,000円の入金:100%のボーナス
- 100,001円~12,075,000円の入金:20%のボーナス
例えば、10,000円を入金すると16,000円分のボーナスが追加され、合計26,000円でトレードを開始できる計算になります。
入金ボーナスには口座開設ボーナスのような厳格な出金条件はありませんが、本人確認完了などの基本条件を満たす必要があります。また、ボーナス自体は直接出金できず、トレードによる利益のみが出金対象となります。
なお、入金ボーナスを受け取るためには、FXスタンダード口座へ自己資金を入金する必要があります。プロ口座ではボーナスは適用されませんのでご注意ください。また、申請前に銀行振込またはSTICPAYで入金を行う必要があり、アプリからの直接入金は対象外となります。
特別キャンペーンや抽選イベント
bitcastleでは、定期的に特別キャンペーンや抽選イベントも開催されています。例えば、以下のようなイベントが実施されることがあります。
- 「抽選入金キャンペーン」:2万円以上の入金で5,000円のクレジットが抽選で当たる
- シーズン限定ボーナス増額キャンペーン
- 取引高に応じたキャッシュバックプログラム
- 友達紹介プログラム
これらのキャンペーンは期間限定で開催されることが多いため、bitcastleの公式サイトやSNSを定期的にチェックして最新情報を入手することをおすすめします。
bitcastleに関するよくある質問
まとめ:bitcastleはこんな人におすすめ
ここまでbitcastleの基本情報から評判、安全性、メリット・デメリット、口座開設方法、ボーナス情報などを網羅的に解説してきました。
最後に、どんな人にbitcastleがおすすめかをまとめます。
- 海外FX・仮想通貨初心者:口座開設ボーナスや入金ボーナスが充実し、日本語サポートも万全なので、初めての海外取引所としておすすめ
- 少額資金から始めたいトレーダー:最低入金額500円から始められ、ボーナスを活用すればさらに少ない自己資金からトレード可能
- ハイレバレッジでの取引を検討している方:最大1,000倍のレバレッジで大きな資金効率を実現でき、ゼロカットシステムにより追証リスクもなし
- 多様な取引商品を一つのプラットフォームで扱いたい方:FX・仮想通貨・バイナリーオプションを一つのアカウントで管理でき、その日の相場に合わせた取引が可能
- 短期間での利益を狙いたいトレーダー:最短5秒で結果が出るバイナリーオプションや、高レバレッジのFX・仮想通貨取引で短期間での取引機会を多数提供
- 仮想通貨を保有しながら利息も得たい方:ステーキングサービスで最大8.5%の年利を獲得できるため、長期保有しながら複利効果も狙える
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ただし、日本の金融庁に未登録である点や、一部の出金手続きの複雑さなど、いくつかの注意点もあるため、これらのリスクを理解した上で利用を検討することをおすすめします。
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免責事項
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- レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(bitcastleではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
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