Axiの評判・口コミ|メリット・デメリット、安全性、Axi Selectまで完全ガイド

海外FX業者への投資を考えるとき、「安全性は確保されているのか?」「出金トラブルは発生しないのか?」という不安は誰もが抱くものです。

そんな中、2007年にオーストラリアで設立され、15年以上の実績を持つ「Axi(アクシ)」は、世界100カ国以上で6万人を超えるトレーダーに利用されている実力派ブローカーです。

この記事では、Axiについての基本情報や評判・口コミ、安全性からスプレッド情報まで徹底解説します。実際の利用者が感じているメリット・デメリットや、注意すべき重要ポイントについてもまとめました。

ハイレバレッジを活かしたトレードや、プロ志向のトレーダーに適した機能を求める方など、幅広い層に役立つ情報を網羅しています。最後まで読めば、Axiが自分に合ったブローカーかどうか判断できるでしょう。

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公式サイト:https://www.axi.com/jp

この記事の目次

Axiの基本情報

まずはAxi(アクシ、旧AxiTrader)の基本的な情報をまとめました。

運営会社AxiTrader Limited(日本向けサービス提供の法人)
AxiCorp Financial Services Pty Ltd(親会社)
登録・ライセンスセントビンセント・グレナディーン金融サービス庁(SVG FSA)登録
※グループ会社としてはASIC(オーストラリア)、FCA(英国)などのライセンスも保有
設立2007年(15年以上の運営実績)
取扱銘柄FX通貨ペア(67銘柄以上)、株価指数、貴金属、エネルギー、株式CFD、暗号資産など幅広く対応
最大レバレッジ最大1000倍(居住地域・口座タイプにより異なる)
取引ツールMetaTrader 4(MT4)
MetaTrader 5(MT5)
Axi Trading App(モバイル専用)
Axi Copy Trading App(コピートレード専用)
ロスカット水準証拠金維持率20%
対応言語日本語サポート完備(ライブチャット、メール、電話)
ボーナス・キャンペーン期間限定キャンペーンを不定期開催
(常設の口座開設・入金ボーナスは基本的になし)
安全性顧客資金の分別管理
Financial Commission(金融委員会)のメンバー
※日本の金融庁からは「無登録業者」として警告あり
サイトURLAxi公式サイト

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Axiの評判・口コミをまとめ

ここでは、実際にAxiを利用しているトレーダーの生の声を「良い評判」「悪い評判」に分けて紹介します。良い面・悪い面の両方を知ることで、自分に合ったブローカーかどうか判断しやすくなるでしょう。

Axiの良い評判

ここでは、Axiに関するポジティブな口コミを5つピックアップして紹介します。

👍️ スプレッドが狭くて取引コストが安い!

プレミアム口座を使っていますが、スプレッドが本当に狭いです。以前使っていた他社と比べて取引コストが大幅に下がり、特に短期売買でその差を実感しています。主要通貨ペアなら0.2pips程度からと業界トップクラスの狭さで、手数料を含めても総コストは安いと思います。スプレッド重視のトレーダーには真っ先におすすめしたいブローカーです。

👍️ Axi Selectプログラムが魅力的

Axi Selectというトレーダー育成プログラムに参加していますが、これが他社にない大きな魅力です。自己資金500ドルから参加できて、実績次第で最大100万ドルもの運用資金を受け取れるチャンス。普通のプロップファームとは違って参加費が無料で、厳しい審査もありません。現在はステージ2まで進み、2万ドルの資金で取引中。利益の40%が自分のものになるので、少額資金でも大きなリターンを狙えるのが嬉しいですね。

👍️ MT4の安定性が高く使いやすい

MT4の動作が非常に安定していて、チャートの読み込みも速いです。他社でもMT4は使っていましたが、Axiのほうが全体的に快適。特にEA(自動売買)を使っている時の安定性は群を抜いていると感じます。取引量が一定以上あれば無料VPSも使えるので、24時間安定して稼働させられるのは大きなメリットです。使い慣れたMT4環境で、より良い条件でトレードしたい人には最適だと思います。

👍️ 日本語サポートの対応が素晴らしい

海外FXで心配だったのは言語の壁でしたが、Axiは日本語サポートがしっかりしています。問い合わせにはいつも迅速かつ丁寧に返答してくれますし、ライブチャットなら即座に対応してくれます。電話サポートも日本語フリーダイヤルがあって、複雑な質問もスムーズに解決できました。サイトや取引プラットフォームも完全日本語対応で、初めて海外FXを使う方でも安心して利用できると思います。

👍️ 出金が早くて安心できる

他の海外FXでは出金に1週間以上かかった経験がありますが、Axiは驚くほど早いです。電子ウォレット経由なら24時間以内、銀行送金でも3〜5日程度で確実に着金します。今までに何度か利益を出金しましたが、一度もトラブルがなく、スムーズでした。運営歴の長さを感じさせる安定感があり、資金面での不安が少ないのは大きなポイントだと思います。

Axiの悪い評判

続いて、Axiに関するネガティブな口コミを5つ紹介します。

👎️ ボーナスがほとんどない

他の海外FX業者では当たり前のように提供されている口座開設ボーナスや入金ボーナスがほとんどありません。XMなど他社では100%以上の入金ボーナスが常時提供されていますが、Axiでは期間限定の不定期キャンペーンしかなく、証拠金を増やす機会が少ないのが残念です。低スプレッドとのトレードオフなのかもしれませんが、ボーナスでレバレッジ効果を高めたい初心者には物足りないかも。

👎️ 金融庁の警告対象である

Axiは日本の金融庁から無登録業者として警告を受けています。これは多くの海外FX業者に共通することとはいえ、やはり気になるポイントです。もし何かトラブルがあった場合、日本の規制による保護は受けられないというリスクがあります。親会社はオーストラリアや英国の金融ライセンスを持っているようですが、日本人が契約するのはセントビンセント・グレナディーンの法人なので、安全性という点では国内業者に劣ります。

👎️ スキャルピングには向かない約定速度

マーケティングでは「超高速執行」をうたっていますが、実際の約定速度はそれほど速くありません。特にスキャルピングをメインとする私にとっては、他社と比べて若干遅く感じます。公平に言えばスリッページは少ないのですが、注文から約定までの時間が0.1秒以上かかることもあり、ミリ秒単位の速さが求められる超短期売買には適していないと思います。デイトレやスイングトレードなら問題ないでしょうが。

👎️ ゼロカットが自動適用されない場合がある

海外FXの大きなメリットであるゼロカット(追証なし)システムですが、Axiでは一部条件によって自動適用されないケースがあります。特に口座残高が$2,000を超える場合、マイナス残高になった際に自動リセットされずサポートに連絡して承認を得る必要があるようです。急激な相場変動でマイナス残高になった時に、この手間があるのは少々不安です。規約違反があるとゼロカット適用が拒否されるリスクもあるので要注意。

👎️ エリート口座の敷居が高すぎる

最もスプレッドが狭く手数料も安いエリート口座は、最低入金額が25,000ドル(約330万円)と非常に高額です。これは個人トレーダーにとってはハードルが高すぎます。手数料が往復3.5ドル/ロットと通常の半額になるなど魅力的な条件なのですが、開設にも別途申請が必要で手間もかかります。一般の個人投資家は事実上スタンダード口座かプレミアム口座しか選択肢がなく、真のメリットを享受できる層が限られているのが残念です。

Axiの総評

Axiに寄せられる評判・口コミを総合すると、「スプレッドの狭さ」「安定したMT4環境」「Axi Selectプログラムの魅力」「サポートの質」を評価する声が多い一方で、「ボーナスの少なさ」「金融庁の警告対象」「一部条件での使いづらさ」を指摘する声も見られます。

特に取引コストを重視する中上級者には高い評価を得ている一方、ボーナスやレバレッジで資金を増やしたい初心者には物足りない面もあるようです。

総合的に見れば、スプレッド重視のトレーダーや、プロを目指して資金提供を受けたい野心的なトレーダーにとっては優れた業者と言えるでしょう。一方で、国内の厳格な規制による保護を重視するなら、金融庁登録の国内業者を選ぶべきでしょう。

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Axiの安全性・信頼性は?

海外FX業者であるAxi。「本当に安全なの?」「信頼して大丈夫?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。ここからは、Axiの安全性や信頼性について、皆さんが気になるポイントを分かりやすく解説していきます。

グループ会社の規制とライセンス

まず、Axiグループ全体の規制状況を見てみましょう。親会社であるAxiCorp Financial Services Pty Ltdは、信頼性が高いとされるオーストラリア証券投資委員会(ASIC)から金融ライセンスを取得しています。

さらに、グループ全体では、イギリスのFCA、ドバイのDFSA、ニュージーランドのFMAなど、複数の国で金融ライセンスを保有しています。

ただし、ここが重要なポイントです。 日本人トレーダーがAxiを利用する場合、主に「AxiTrader Limited」という法人を通じてサービスが提供されます。この法人は、カリブ海にあるセントビンセント・グレナディーン(SVG)という国で登記されており、同国の金融サービス庁(SVGFSA)に登録されています。しかし、ASICやFCAといった主要な金融規制当局の直接的な監督下にはありません。

日本の金融庁は、このAxiTrader Limitedを「無登録で金融商品取引業を行う者」として警告リストに掲載しています。これは多くの海外FX業者に共通する状況ですが、日本の投資家保護制度(信託保全など)の対象外となるリスクがあることを意味します。

Financial Commissionへの加盟

Axiは、Financial Commission(金融委員会)という組織に加盟しています。これは国の規制当局ではありませんが、FX業界における独立した紛争解決機関です。

万が一にもトレーダーとブローカーの間でトラブルが発生した際に、中立的な立場で解決をサポートし、最大で2万ユーロ(約300万円相当)の補償基金を利用できる制度を提供しています。

この加盟は、Axiが一定の業界基準を守り、透明性を確保しようとする姿勢の表れと言えるでしょう。しかし、日本の金融庁による法的な規制や、日本の投資者保護基金(FIPC)のような制度と同等の保護が得られるわけではない点には注意が必要です。

15年以上の運営実績

Axiは2007年に設立され、15年以上にわたってサービスを提供し続けています。FX業界では比較的短期間で撤退する業者も少なくないため、この長い運営実績は、企業としての安定性を示す一つの指標と見ることができます。

世界100カ国以上で6万人を超えるアクティブトレーダーを抱え、イギリスの有名サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」の公式パートナーを務めるなど、国際的な知名度も高まっています。

ただし、日本市場については、過去に一度サービスを停止し、2022年8月に再開したという経緯があります。

顧客資金の安全性

Axiは顧客資金の分別管理を採用しており、トレーダーの預託金は会社の運営資金と分離して保管されています。これにより万一Axiが経営難に陥った場合でも、顧客資金が会社の債務返済に充てられるリスクを低減します。

また、NDDモデル(ノン・ディーリング・デスク方式)を採用しており、顧客の注文を即座に外部の流動性プロバイダーに回すことで、不公正な約定操作のリスクを減らしています。

日本の国内FX業者では義務付けられている「信託保全」の仕組みはありません。 信託保全は、万が一業者が破綻した場合でも、信託銀行などを通じて顧客の資金が確実に保護される、より強固な制度です。この信託保全がない点は、特に大きな資金を預ける場合には、慎重に検討すべきポイントと言えるでしょう。

出金の安定性

外FX業者を選ぶ上で、「ちゃんと出金できるのか?」は非常に気になるところです。

現在のAxiについては、多くの利用者から「出金が速い」「問題なく着金した」といった声が聞かれ、深刻な出金拒否といったトラブルの報告は見られません。オンラインウォレットなら比較的早く、銀行送金でも数営業日程度で処理されることが多いようです。

ただし、過去(社名がAxiTraderだった時代)には、出金に関するトラブルが報告されていた時期もありました。現在は日本人スタッフによるサポート体制も強化され、改善されていると考えられますが、念のため過去の経緯も知っておくとよいでしょう。

出金の安定性は海外FX業者選びの重要な判断基準であり、この点においては現在のAxiは比較的良好な評価を得ていると言えるでしょう。

安全性の総合評価

Axiの安全性を総合的に見ると、「一般的な海外FX業者の中では比較的しっかりしている」 と言えますが、「日本の金融庁に登録されている国内業者と比べると、法的な保護は手薄である」 という側面も持ち合わせています。

ある程度のリスクを理解した上で海外FXのメリットを活用したいトレーダーにとっては、Axiも選択肢の一つとなり得ます。しかし、安全性を最優先に考える方にとっては、日本の金融庁に登録され、信託保全が義務付けられている国内業者の方が、より安心して取引できる可能性が高いでしょう。

ご自身の投資スタイルやリスク許容度に合わせて、慎重に判断することが大切です。

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Axiのメリット・強み

ここからは、Axiを利用するメリットや強みを、複数のトピックに分けて詳しく解説します。

メリット1:狭いスプレッドで取引コストが低い

Axiの最大の強みの一つは、業界でも屈指の「スプレッドの狭さ」 です。スプレッドとは、通貨を売買する際の価格差のことで、これが狭いほど実質的な取引コストを抑えられます。

  • スタンダード口座:手数料無料の「スタンダード口座」では、スプレッドは他社と比較して標準的か、やや有利なレベルに設定されています。
  • プレミアム口座:特に「プレミアム口座」では、主要通貨ペア(例:米ドル/円、ユーロ/ドルなど)のスプレッドが非常に狭く設定されています。取引手数料を考慮に入れても、トータルのコストは業界内でかなり有利な水準です。
  • エリート口座:さらに上位の「エリート口座」(最低入金額25,000ドル)では、驚くほど低いコストでの取引が可能です。

スキャルピングやデイトレード、高頻度取引など取引回数が多いスタイルのトレーダーにとって、この低スプレッドは大きなコスト削減になります。長期的に見れば、わずかなスプレッドの差が利益に大きな影響を与えるため、コスト重視のトレーダーにAxiは非常に魅力的と言えるでしょう。

メリット2:ハイレバレッジで少額資金から大きく稼げる

Axiでは、最大1,000倍という非常に高いレバレッジ を利用できます。

日本の国内FX業者の上限(最大25倍)と比べて圧倒的に高く、少ない自己資金でも大きなロットを取引できるので、資金効率の高いトレードが可能です。

例えば、1万円の証拠金でも、1000倍のレバレッジを効かせれば、理論上は1000万円相当の取引が可能です。

もちろん、レバレッジが高いということは、その分リスクも大きくなるため、慎重な資金管理が不可欠 です。しかし、資金効率を高めて少ない元手から大きなリターンを狙いたいトレーダーにとっては、非常に魅力的な環境と言えるでしょう。

資金が限られている初心者トレーダーや、少額から大きなリターンを狙うスタイルのトレーダーにとって、このハイレバレッジ環境は大きな武器となります。ただし、リスク管理能力も同時に求められるため、適切な証拠金管理が必須です。

メリット3:Axi Selectで資金提供を受けられる

Axi Selectは、Axiが提供する独自のトレーダー育成・資金配分プログラム(プロップファームの一種)で、自己資金ではなくAxiから最大100万ドルの資金提供を受けてトレードできる画期的なシステムです。

よくあるプロップファームとは異なり参加費は無料。最低500ドルの自己資金を用意し、一定の「エッジスコア」(パフォーマンス評価指標)を達成するだけで参加可能となっています。

実績に応じて「シード」「インキュベーション」「アクセラレーション」「プロ」「プロ500」「プロM」の6段階にステージが分かれ、上位ステージほど運用資金額と利益分配率が増加します。

最終的には自己資金の250倍に相当する資金(最大100万ドル)が提供され、利益の最大90%を受け取ることが可能。他社の一般的なプロップファーム(資金提供型)サービスとは異なり、有料の評価試験や月額費用は不要です。

少ない自己資金からプロトレーダーを目指したい方にとって、Axi Selectは非常に大きなチャンスを提供するプログラムです。

メリット4:安心の日本語サポート体制

海外FX業者を利用する際、言葉の壁が不安な方もいるでしょう。Axiでは日本語によるカスタマーサポートが充実している ため、安心して利用できます。

サポート方法は多彩で、Eメール、ライブチャット、WhatsApp、そして日本からのフリーダイヤル(0066-33-813350)も用意されています。これにより、緊急の問題が発生した場合でも迅速に対応可能です。

公式ウェブサイトや取引プラットフォームも完全に日本語対応しており、英語が苦手な方でも戸惑うことなく利用できます。

英語が苦手な方でも、口座開設から取引、問い合わせまでスムーズに行える環境が整っているのは、大きな安心材料です。

メリット5:取引手法の制限がなく自由度が高い

Axiは、NDDモデルを採用していることもあり、取引手法に関する制限がほとんどありません。スキャルピング、デイトレード、スイングトレード、そして自動売買(EA)など、あらゆる取引スタイルが自由に実行可能です。

特にエキスパートアドバイザー(EA)を使った自動売買は、Axiの安定したMT4環境で効果的に運用できます。一定条件を満たせば無料のVPS(仮想専用サーバー)も提供され、24時間中断なく自動売買を稼働させることが可能です。

さらに、ストップレベルが0に設定されているため、現在レートから極めて近い位置に逆指値注文を置くことができます。これは、細かな利食いや損切りを設定するスキャルピングやナローストップ戦略に有利な条件です。

他社では禁止・制限されていることがあるような取引手法も、Axiなら柔軟に実行できるため、トレーダーは自身の戦略を最大限に活かすことができます。

メリット6:豊富な教育コンテンツで学習できる

Axiは、トレーダーのスキルアップをサポートするための無料学習コンテンツが非常に充実しています。

  • Axiアカデミー:専用の学習ポータルサイト「Axiアカデミー」では、オンラインコース、ガイド、解説動画、電子書籍、ブログ記事などが豊富に提供されています。
  • 幅広いレベルに対応:FXの基礎から学べる初心者向けコンテンツはもちろん、高度なテクニカル分析やファンダメンタルズ分析、市場心理学など、上級者向けの専門的な内容もカバーしています。
  • 便利な分析ツールも無料:市場分析ツールとして定評のある「Autochartist」や「Trading Central」も無料で利用可能。チャートパターン分析や売買シグナルなどを取引の参考にできます。

これからFXを始める方はもちろん、経験豊富なトレーダーにとっても、知識を深め、トレードスキルを向上させるための良い環境が整っています。

メリット7:NDDモデルで透明性が高い

AxiはNDD(ノン・ディーリング・デスク)方式 という、透明性の高い取引執行モデルを採用しています。

NDD方式では、顧客からの注文はAxi内部で処理(ディーリング)されるのではなく、提携している大手銀行などの金融機関(流動性プロバイダー)に直接流されます。

この仕組みにより、ブローカーが顧客の損失によって利益を得る(いわゆる「呑み行為」)といった、ブローカーと顧客間の利益相反が発生しにくくなっています。Axiの主な収益源は、取引量に応じた手数料やスプレッドの一部です。

取引サーバーはニューヨークのEquinix NY4データセンターに設置されており、金融取引の主要ハブへの低遅延接続が可能です。これにより、価格の透明性と約定の安定性が向上します。

取引の透明性が確保されていることは、トレーダーが安心して取引に集中できる重要な要素です。

メリット8:コピートレードで簡単に運用可能

Axiでは、「コピートレード」 という機能を利用できます。これは、他の成功しているトレーダーの取引戦略を、自分の口座で自動的にコピー(再現)できるサービスです。

専用アプリ「Axi Copy Trading」から、実績のあるトレーダーを選んでフォローするだけで始められて、FXだけでなく、株式、金、商品、株価指数など、様々な市場のトレーダーをコピー対象にできます。

取引の知識や経験がまだ少ない方、あるいは自分で取引する時間がない方でも、プロトレーダーのような取引成果を目指せる可能性があります。

単に利益を追求するだけでなく、成功しているトレーダーが実際にどのようなタイミングで、どのように取引しているのかを観察し、学ぶためのツールとしても活用できます。

時間がなくて自分で取引する余裕がない方や、まだ自信がない初心者の方にとって、コピートレードは非常に便利なオプションです。自分の資金を守りながらも、経験豊富なトレーダーの知識と戦略を活用できる点が魅力的です。

メリット9:入出金が簡単で処理も速い

Axiでは、多様な入出金方法に対応しており、手続きも比較的スムーズ と評価されています。

クレジットカード(VISA/Master/JCBに対応)、国内銀行送金、海外銀行送金、オンラインウォレット(Neteller、Skrillなど)、さらには仮想通貨(暗号資産)など、幅広い選択肢から入金方法を選べます。

クレジットカードやオンラインウォレットなら、多くの場合、入金は即時に口座へ反映されます。出金についても、オンラインウォレットなら通常24時間以内、銀行送金でも数営業日程度と、比較的スピーディーに対応してもらえます。「出金が早い」という利用者の声も多く聞かれます。

資金の出し入れがスムーズに行えることは、アクティブに取引するトレーダーにとって重要な利便性の一つです。

メリット10:長年の運営実績による安心感

2007年の設立以来、15年以上にわたる運営実績を持つAxiは、FX業界の中では比較的長い歴史を持つブローカーです。

グローバルでの利用者数は6万人以上、取引高も2016年には月間1,000億ドルを超え、世界のFXプロバイダー・トップ10に入る規模に達しました。イギリスの有名サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」の公式パートナーを務めていることからも、その企業規模や信頼性がうかがえます。

また、「ベスト・スプレッド」「ベストFXブローカー・アジア」「最も信頼できるFXブローカー」など、さまざまな業界賞を受賞してきた実績もあります。

設立間もない新興ブローカーとは異なり、長年にわたって業界で評価され、実績を積み重ねてきた企業であることは、特に海外FXを初めて利用する方にとって、大きな安心材料となるでしょう。

Axiのデメリット・注意点

上記のように多くのメリットを持つAxiですが、一方でいくつかの注意点やデメリットが存在します。ここからは、利用者の視点から気をつけておきたいポイントを解説します。

デメリット1:日本の金融庁から警告を受けている

Axiを利用する上で最も重要な注意点は、日本の金融庁から「無登録で金融商品取引業を行う者」として警告を受けていることです。

これは、Axi(日本居住者向けサービスを提供するセントビンセント・グレナディーン法人)が、日本の法律に基づく登録を受けずに日本人向けにFX/CFD取引の勧誘・サービス提供を行っていることを意味します。

その結果、日本の法律や制度に基づく投資家保護(例:厳格な分別管理の義務付け、信託保全、投資者保護基金による万が一の補償など)の対象外となります。

日本居住者が自己責任において海外FX業者を利用すること自体が直ちに違法ではありませんが、もしトラブルが発生した場合、日本の規制当局による保護やサポートは期待できません。

多くの海外FX業者に共通する点ですが、安全性を最優先に考えるのであれば、金融庁に登録されている国内業者を選ぶのが無難と言えます。

デメリット2:ボーナスがほとんどない

Axiは、他の多くの海外FX業者が提供しているような、口座開設ボーナスや恒常的な入金ボーナスといった特典を基本的に提供していません。

XMやVantageなど他の業者では、しばしば高額な入金ボーナス(例:入金額の100%や20%など)が提供され、少ない自己資金でも実質的な取引資金を増やせるメリットがあります。

Axiも期間限定でキャンペーン(例:2025年4月~6月の50%入金ボーナス)を行うことはありますが、常設ではないため、ボーナスを活用して有利に取引を進めたいトレーダーにとっては物足りなく感じるでしょう。

特に、少ない初期資金で効率的に証拠金を増やしたい初心者の方には、この点はデメリットとなり得ます。

デメリット3:ゼロカットが自動適用されないケースがある

Axiは、口座残高がマイナスになっても追加入金(追証)を求められない「ゼロカットシステム」を採用しています。しかし、これが全ての場合で自動的に適用されるわけではない点に注意が必要です。

口座残高が$2,000(約30万円)を超えている場合にマイナス残高が発生すると、自動でゼロにリセットされず、その都度サポートへゼロカット適用の申請を行わなくてはなりません。

また、規約で禁止されている取引(悪質な両建て取引やアービトラージなど)を行った場合は、ゼロカットが適用されない可能性もあります。

デメリット4:エリート口座の敷居が高い

Axiの最大の魅力である「業界トップクラスの低スプレッド」を最大限に享受できる「エリート口座」。しかし、この口座を利用するには最低でも25,000ドル(約380万円)という非常に高額な初回入金が必要です。

エリート口座では取引手数料がプロ口座の半額になり、トータルコストを極限まで抑えられますが、この条件は多くの個人トレーダーにとって現実的ではありません。恩恵を受けられるのは、ごく一部のプロトレーダーに限られるでしょう。

さらに、開設には通常のオンライン手続きに加えて別途申請が必要となる手間もあります。一般のトレーダーはスタンダード口座かプロ口座を選ぶことになりますが、Axiの真骨頂とも言える「最狭スプレッド」環境を利用できないのは、少し残念な点と言えます。

入金要件の無い「プレミアム口座」も、他の海外FXと比べても非常に低コストで有利な環境ではあるものの、エリート口座には及びません。

デメリット5:約定速度がやや遅い場合がある

Axiはマーケティングで高速約定をアピールしていますが、実際の取引では、特に一瞬のタイミングが重要なスキャルピングなどでは、約定速度がやや遅いと感じられる可能性 が指摘されています。

一部のテストでは、平均約定速度が0.1秒を超えるという結果もあり、これは高速取引を重視するトレーダーにとっては物足りない水準かもしれません。約定速度は様々な要因(利用口座の種類、取引する金融商品、市場の状況、トレーダー自身のネット環境など)に左右されます。

また、Axiのメインサーバーはニューヨークにあるため、日本からのアクセスでは物理的な距離による遅延も考えられます。

ミリ秒単位での約定スピードを求めるような取引スタイルの方は、まずデモ口座や少額でのリアル取引で、実際の約定状況を確認してみることをお勧めします。

デメリット6:信託保全制度がない

デメリット1(金融庁からの警告)とも関連しますが、Axiでは、日本の国内FX業者では法律で義務付けられている「信託保全」の制度が導入されていません。

信託保全とは、顧客から預かった資金をFX会社の自社の資産とは完全に切り離し、信託銀行などの第三者機関に預けて管理する仕組みです。これにより、万が一FX会社が経営破綻した場合でも、顧客の資金は法的に保護されます。

Axiは顧客資金を会社の運営資金とは分けて管理する「分別管理」は行っていますが、これは信託保全とは異なり、法的な保護の度合いは劣ります。Financial Commissionへの加盟による補償制度(最大2万ユーロ)はありますが、日本の信託保全と同等の確実性はありません。

万が一Axiが破綻した場合、預けている資金の回収が困難になるリスクがある ことは、特に大きな金額を預ける場合に、十分に理解しておく必要があります。

デメリット7:日本再上陸から日が浅い

Axiは、過去に一度日本市場から撤退し、2022年8月にサービスを再開したという経緯があります。そのため、現在の体制での日本向けサービス提供歴は、他の老舗海外FX業者と比べるとまだ比較的短い です。

世界的には15年以上の運営実績がある信頼性の高い企業ですが、日本市場に限れば、一度サービスを中断した過去があるため、「今後また撤退する可能性はないか?」「日本向けのサポート体制が今後も安定して提供されるか?」といった点を懸念する声も一部にはあります。

長期的な利用を考えている方は、Axiの今後の日本市場における動向を注視していく必要があるかもしれません。

デメリット8:サポート対応時間が限定的

Axiの日本語サポートは質が高いと評価されていますが、対応時間が平日の日中に限定されている 点は、人によっては不便に感じるかもしれません。

FX市場はほぼ24時間動いており、特に重要な経済指標の発表などは日本時間の深夜や早朝に行われることもあります。そうした時間帯に何らかのトラブルが発生した場合、すぐには日本語でのサポートを受けられない可能性があります。

24時間体制のサポートを提供している業者もある中で、この時間的な制約は、特に夜間や早朝にアクティブに取引するトレーダーにとっては注意すべき点と言えるでしょう。

Axiの口座タイプ・スプレッド・特徴

Axiには主に3つの口座タイプがあります。ここでは各口座タイプのスペックと特徴を比較し、どのような方に向いているかを解説します。

スクロールできます
口座タイプスタンダード口座プレミアム口座エリート口座
最低入金額なし
(1ドルから開設可能)
なし
(1ドルから開設可能)
25,000ドル
(約330万円)
スプレッド
(主要通貨ペア)
平均1.3pips程度平均0.2pips程度平均0.2pips~(0.0pips~)
取引手数料無料往復7ドル/ロット相当往復3.5ドル/ロット
総取引コスト
(スプレッド+手数料)
平均1.3pips程度平均0.9pips程度平均0.5~0.6pips程度
最大レバレッジ最大1,000倍
(地域により異なる)
最大1,000倍
(地域により異なる)
最大500倍
(地域により異なる)
ロットサイズ10万通貨10万通貨10万通貨
最小取引単位0.01ロット
(1,000通貨)
0.01ロット
(1,000通貨)
0.01ロット
(1,000通貨)
対象トレーダー初心者、コスト計算の
シンプルさを重視する方
中級者以上、スキャルピング
デイトレード中心の方
上級者、プロトレーダー
機関投資家向け
その他特典取引手数料無料
Axi Select利用可能
狭いスプレッド
Axi Select利用可能
最狭スプレッド
無料VPS
プレミアムサポート

スタンダード口座

スタンダード口座は、初心者や取引コスト計算のシンプルさを重視するトレーダー向けの基本口座です。特徴を一言でまとめるなら「手数料無料で使いやすい、初心者にも適した汎用性の高い口座」と言えます。

最低入金額の制限がなく、1ドルや1円からでも開設できるため、少額からFXを始めたい方に最適です。取引手数料が無料で、スプレッドに全てのコストが含まれているため、コスト計算がシンプルで分かりやすいのが特徴です。

スプレッドは他の口座タイプよりはやや広めですが、平均約1.3pips程度と業界平均レベルに収まっています。最大レバレッジは1000倍(地域により異なる)で、最小取引単位は0.01ロット(1,000通貨)から可能です。

Axi Selectプログラムへの参加も可能なため、実績を積み上げることで最大100万ドルの資金提供を受けるチャンスもあります。トレード環境の基本的な機能はすべて揃っており、EA(自動売買)やスキャルピングなどあらゆる取引手法にも対応しています。

初めて海外FXを利用する方や、コスト計算をシンプルに行いたい方、中長期的なトレードがメインの方にはスタンダード口座がおすすめです。

プレミアム口座

プレミアム口座は、中級者以上や取引コストに敏感なアクティブトレーダー向けの口座タイプです。最大の特徴は「狭いスプレッド+手数料制」という構成で、総合的な取引コストを抑えられる点にあります。

スタンダード口座と同様に最低入金額の制限はなく、少額から始められますが、その分スプレッドが大幅に狭くなります。主要通貨ペアの実質スプレッドは平均0.2pips程度と極めて狭く、その代わりに取引ごとに手数料(1ロットあたり往復約7ドル相当)が発生します。

スプレッドと手数料を合計した総取引コストは約0.9pips程度と、スタンダード口座より低くなっています。この低コスト環境は、スキャルピングやデイトレードなど、頻繁に取引を行うトレーダーに大きなメリットをもたらします。

最大レバレッジはスタンダード口座と同じく1000倍(地域により異なる)で、自動売買やあらゆる取引手法に対応しています。スプレッドや約定に敏感な中上級者にとって、費用対効果の高い選択肢と言えるでしょう。

短期売買がメインの方や、コスト効率を重視する方、より専門的なトレーディング環境を求める方にはプレミアム口座をおすすめします。

エリート口座

エリート口座は、上級者やプロフェッショナルトレーダー、機関投資家向けの最上位口座です。最低入金額が25,000ドル(約330万円)と高額ですが、その分業界最高クラスの取引条件を提供します。

スプレッドは主要通貨ペアで平均0.2pips~と極小で、最小0.0pipsから始まることもあります。取引手数料も往復1ロットあたり3.5ドルと、プレミアム口座の半額になっています。これにより、スプレッドと手数料を合わせた総取引コストは平均0.5~0.6pips程度と驚異的な低さです。

さらに、無料VPS提供やプレミアムサポートなど、様々な特典が付帯します。最大レバレッジは500倍(地域により異なる)と他の口座より若干低めですが、それでも十分な水準です。

口座開設には別途サポートへの申請が必要で、通常のオンライン手続きだけでは開設できません。高額な最低資金要件がありますが、大量の取引を行う上級者や法人トレーダーにとって、この取引コストの低さは大きな優位性となります。

プロフェッショナルなトレーダーや機関投資家、大量の取引を行う方にはエリート口座が最適ですが、一般の個人トレーダーにはハードルが高いのが実情です。

Axiの登録・口座開設方法

Axiの口座開設は比較的簡単なプロセスで完了します。以下のステップに沿って進めましょう。

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公式サイト:https://www.axi.com/jp

STEP

公式サイトにアクセスして登録を開始

まず、Axiの公式サイトにアクセスし、トップページにある「口座開設」または「今すぐ登録」などのボタンをクリックします。モバイルでもPCでも簡単に登録できるよう最適化されています。

登録フォームが表示されたら、まずメールアドレスやパスワードなどの基本情報を入力します。このステップでは複雑な情報は要求されず、シンプルな情報だけでOKです。後でより詳細な情報を入力する機会があります。

STEP

個人情報の入力と口座タイプの選択

基本情報の登録が完了すると、メールアドレス宛に確認リンクが送信されます。そのリンクをクリックしてメール認証を完了させましょう。

次に、氏名、住所、生年月日、連絡先電話番号などの個人情報を入力します。また、取引経験や投資目的、年収や資産状況などの投資家プロフィールに関する質問にも回答します。

同時に、開設したい口座タイプ(スタンダード口座かプレミアム口座)を選択します。最初はスタンダード口座を選んでおき、後から追加口座としてプレミアム口座を開設することも可能です。口座の基本通貨(USD、EUR、JPYなど)も選べます。

STEP

本人確認書類のアップロード

個人情報の登録が完了したら、本人確認書類(KYC書類)をアップロードする必要があります。必要な書類は以下の2種類です。

  1. 身分証明書:有効なパスポート、運転免許証、マイナンバーカード(表面のみ)などの顔写真付き公的身分証明書
  2. 住所確認書類:3ヶ月以内に発行された公共料金の請求書(電気・ガス・水道など)、銀行取引明細書、住民票など、氏名と現住所が記載された書類

スマートフォンのカメラで撮影した画像でも提出可能ですが、全ての情報が鮮明に写っていることを確認してください。書類の四隅が切れていたり、情報が不鮮明だと再提出を求められる場合があります。

STEP

取引プラットフォームのダウンロードと設定

本人確認書類のアップロード後、Axiのチームによる審査が行われます。審査には通常1営業日程度かかりますが、混雑状況によっては最大で2~3営業日程度かかる場合もあります。

審査が完了すると、登録したメールアドレス宛に承認の通知が届きます。承認後は、Axiの取引プラットフォームであるMetaTrader(MT4・MT5)をダウンロードしてインストールしましょう。MT4はWindows版、Mac版、スマートフォンアプリ(iOS/Android)など様々な環境に対応しています。

ダウンロード後、MetaTraderにログインするために必要なサーバー情報、ログインID(口座番号)、パスワードが記載されたメールが届きます。この情報を使ってMT4にログインし、接続設定を行います。

STEP

入金と取引開始

口座の準備が整ったら、取引を開始するために入金を行います。Axiでは以下のような多様な入金方法が用意されています。

  • クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB)
  • 銀行送金(国内銀行→海外銀行経由)
  • 電子ウォレット(Neteller、Skrillなど)
  • 仮想通貨入金
  • UnionPay(銀聯)

入金方法によって反映時間が異なり、クレジットカードや電子ウォレットは即時反映、銀行送金は1~5営業日程度かかる場合があります。最低入金額は入金方法によって異なりますが、スタンダード口座もプレミアム口座も最低入金額の制限はありません。

入金が完了すると、いよいよMT4を使った実際の取引が可能になります。初めての方は少額から取引を始めて、プラットフォームの操作や取引のタイミングに慣れていくことをおすすめします。

Axi Selectプログラムの詳細

Axiには、他のFX業者にはないユニークで魅力的なサービス「Axi Select」(アクシ・セレクト)があります。

Axi Selectとは、トレーダーのスキルを評価し、実績のあるトレーダーに対してAxiが取引資金を提供するという、特別な育成・資金配分プログラムです。

最大の魅力は、自分のお金(自己資金)ではなく、Axiから提供される最大100万ドル(約1億5千万円 )もの資金を使ってトレードを行い、その利益の最大90%を受け取れる可能性がある点です。

Axi Selectの参加条件と仕組み

Axi Selectに参加するには、以下の条件を満たす必要があります。

Axi Select参加条件
  • Axiのリアル口座(スタンダードまたはプロ)を開設し、最低500ドル以上を入金する
  • その口座で直近20回以上の取引実績があること
  • Axi独自の評価指標「エッジスコア」で50点以上を獲得していること
  • 対象国・地域に居住していること(日本は対象。オーストラリア、ニュージーランド、EU、英国などは対象外)

「エッジスコア」とは? 
Axiが過去10万以上の口座データを分析して開発した、トレーダーの取引スキルを測る独自の点数です。単に利益を出しているかだけでなく、リスクをどれだけ抑えられているか、安定性はあるか、といった総合的なトレード能力を評価します。このスコアが50点以上であれば、プログラムへの参加資格が得られます。

参加が承認されると、普段お使いの取引口座(ライブ口座)とは別に、「アロケーション口座」 というAxi Select専用の口座が用意されます。 あなた自身は、いつも通り自分のライブ口座で取引を行うだけです。

すると、その取引内容が自動的にアロケーション口座にコピー(ミラーリング) され、Axiから提供された資金を使って同じ取引が実行される、という仕組みになっています。

例えば、自己資金500ドルでプログラムに参加した場合、あなたのトレード成績に応じて、その何倍、何十倍もの資金(最大で自己資金の250倍、つまり12万5千ドル相当)がアロケーション口座で運用されることになります。

6つのステージと特典

Axi Selectには、以下の6つのステージ(段階)が用意されています。トレードで実績を積み重ねることで、より上位のステージへと昇格していくことができます。

ステージが上がるほど、運用できる資金額の上限と、得られた利益から受け取れる分配率がアップします。

ステージ名運用資金上限利益分配率昇格条件の例
シード5,000ドル0%
(評価期間)
エッジスコア50以上
30日以上
20回以上の取引
利益率+5%以上
インキュベーション20,000ドル40%エッジスコア60以上
30日以上・40回以上の取引
アクセラレーション100,000ドル50%エッジスコア70以上
30日以上・60回以上の取引
プロ200,000ドル70%エッジスコア80以上
30日以上・80回以上の取引
プロ500500,000ドル80%エッジスコア90以上
30日以上・100回以上の取引
プロM1,000,000ドル90%トップレベルのパフォーマンス
長期的な安定性

ステージアップのためには、エッジスコアを上げるだけでなく、一定期間・回数の取引実績、そして「最大ドローダウン(一定期間内の最大の損失率)を10%以内に抑える」といったリスク管理能力が重要視されます。

つまり、単に大きく勝つだけでなく、損失を限定し、安定して利益を積み重ねるトレードスタイルが求められるわけです。

注目すべきは利益分配率の高さです。最終ステージのプロMでは利益の90%がトレーダーのものになります。多くのプロップファームでは70〜80%程度が上限となっていることを考えると、非常に魅力的な条件と言えるでしょう。

Axi Selectのメリットと注意点

このプログラムの最大のメリットは、参加費用が無料で、少額の自己資金からプロトレーダーを目指せる点です。他社の一般的なプロップファームでは有料の評価試験や月額費用がかかるケースが多い中、Axi Selectは自己資金の入金だけで挑戦できるため、ハードルが低くなっています。

また、コピー取引による損失はAxi側が負担し、トレーダーは一切責任を負いません。自分の資金だけでは取引できないような大口ポジションも持つことができ、その分大きなリターンを狙うことができます。

ただし、以下の点には注意が必要です。

Axi Select利用時の注意点
  • 禁止行為は厳禁:規約で禁止されている取引(複数口座間での不正な両建て、システムのエラーを利用した取引など)を行うと、失格となる可能性があります。
  • 降格の可能性も:大きな損失(ドローダウン)を出すなど、成績が悪化するとステージが下がってしまうこともあります。
  • 最初のステージは評価期間:最初の「シード」ステージでは、利益が出ても分配はありません。あくまで評価・育成期間となります。
  • 昇格は簡単ではない:上位ステージに進むためには、継続的に優れた成績を上げ、厳しいリスク管理基準を満たす必要があり、誰でも簡単に達成できるわけではありません。
  • ルール変更の可能性がある:プログラムのルールや条件は、将来、Axiの判断で変更される可能性があることも念頭に置いておきましょう。

Axi Selectは「腕に自信があるが資金が少ない」「プロトレーダーを目指したい」「リスクを負わずに大きな資金で取引したい」といったトレーダーに非常に魅力的なプログラムです。2023年の開始以来、既に17,400人以上のトレーダーが参加しており、今後も人気が高まると予想されます。

Axiに関するよくある質問

AxiはFX初心者でも使えますか?

はい、Axiは初心者の方でも比較的始めやすい海外FX業者と言えます。

  • 少額からスタート可能:最低入金額の制限がないため、例えば1ドルや1円といった本当に少ない金額から実際の取引を体験できます。
  • 日本語サポート:日本語での問い合わせに対応しており、言葉の壁に不安がある方でも安心です。
  • 使いやすいプラットフォーム:世界中のトレーダーに利用されている「MT4」という取引ツールを採用しており、直感的で分かりやすい操作性が特徴です。
  • 学習コンテンツ:無料の学習資料も豊富に用意されているので、FXの基礎から学ぶことができます。

ただし、海外FX特有の高いレバレッジにはリスクも伴いますし、日本の金融庁から「警告」を受けている点は理解しておく必要があります。

まずはデモ口座で練習したり、少額から実際の取引を始めて徐々に慣れていくことをお勧めします。

Axiが金融庁から「警告」を受けているのはどういう意味ですか?

これは、Axiが日本の法律(金融商品取引法)に基づく登録をせずに、日本にお住まいの方々に対してFX/CFD取引のサービスを提供・勧誘していると、日本の金融庁が判断している、という意味です。

具体的には、以下の点を理解しておく必要があります。

  • 日本の投資家保護の対象外:日本の法律で定められた厳格な顧客資金の管理方法(信託保全など)や、万が一業者が破綻した場合の補償制度(投資者保護基金)などの保護が受けられません。
  • 法的保護を受けにくい:もしAxiとの間でトラブルが発生した場合、日本の法律や公的機関を通じた解決が難しくなる可能性があります。
  • 倒産時に資金を回収できないリスク:万が一Axiが経営破綻した場合、預けている資金を取り戻すことが困難になるリスクがあります。

とはいえ、日本居住者が自らの判断でAxiなどの無登録業者と取引すること自体は直ちに違法ではありません。ただし、そのリスクを十分に理解した上で、自己責任で判断する必要があります。

Axiはボーナスを提供していますか?

いいえ、Axiでは口座開設ボーナスや常時開催されている入金ボーナスといった、いわゆる「豪華なボーナス」は基本的に提供していません。

その代わりに、スプレッドを狭くするなど、取引環境そのものの質を高めることに力を入れているとされています。

ただし、期間限定で特別なキャンペーン(例:過去に実施された「50%入金クッションボーナス」やキャッシュバックなど)が開催されることはあります。

もしボーナスを活用して有利に取引を始めたいということであれば、XMTradingやVantageなど、常時ボーナスを提供している他の海外FX業者の方が適しているかもしれません。

一方で、ボーナスよりも取引コストの低さや約定の安定性を重視する方にとっては、Axiは有力な選択肢となります。

スキャルピングやEA(自動売買)は可能ですか?

はい、Axiではスキャルピング(超短期売買)や、EA(エキスパートアドバイザー)を使った自動売買(システムトレード)も、いずれも自由に行うことができます。

取引手法に関する制限はほとんどありません。特に、注文価格と現在価格の間に最低限必要な値幅(ストップレベル)がゼロなので、価格のすぐ近くに損切り注文などを置ける点は、スキャルピングを行う上で有利な条件です。

また、一定の条件を満たすことで無料のVPS(仮想専用サーバー)も利用できるため、EAを24時間安定して稼働させたい方にも適しています。

ただし、一部のトレーダーからは「約定速度がスキャルピングには少し物足りないかもしれない」という声も聞かれます。

高速取引を重視する場合は、まずデモ口座や少額でのリアル取引で、実際の使用感を確認してみることをお勧めします。

Axiの入出金方法と手数料を教えてください

Axiは多様な入出金方法をサポートしています。主な入金方法は以下の通りです。

  • クレジットカード(VISA/MasterCard/JCB)
  • 銀行送金(国内銀行→海外銀行経由)
  • 電子ウォレット(Neteller、Skrillなど)
  • 仮想通貨入金
  • UnionPay(銀聯)

入金反映時間は方法によって異なり、カード・電子ウォレット・仮想通貨は即時反映、銀行送金は1~5営業日程度かかる場合があります。Axi側の入金手数料は基本的に無料ですが、仲介銀行や送金銀行の手数料は別途発生する可能性があります。

出金は基本的に入金と同じ手段で行われ、クレジットカード出金は入金額と同額までという制限があります。出金処理時間は、電子ウォレットで24時間以内、銀行送金で3~5営業日程度です。

Axiのレバレッジはどれくらいですか?

Axiでは、口座タイプや取引状況にもよりますが、最大で1000倍という非常に高いレバレッジを利用できます。これは日本の国内FX業者(最大25倍)と比べて圧倒的に高い水準です。

高いレバレッジを使えば、少ない自己資金でも大きな金額の取引が可能になるというメリットがありますが、同時に、損失が発生した場合のリスクも非常に大きくなる点には十分な注意が必要です。

なお、レバレッジの設定はAxiのクライアントポータル(会員ページ)で自由に調整でき、必ずしも最大レバレッジを使う必要はありません。特にFX初心者の方は、リスクを抑えるためにも低いレバレッジから始めることを強くお勧めします。

Axi Selectとはどのようなプログラムですか?

簡単に言うと、あなたのトレードスキルがAxiに認められれば、Axiが最大100万ドルの取引資金を提供し、あなたはその資金を使ってトレードを行い、得られた利益の最大90%を報酬として受け取れる、という画期的な仕組みです。

  • 参加費無料:参加にあたって費用はかかりません。Axiのリアル口座に最低500ドルを入金し、一定の取引実績とAxi独自の評価指標「エッジスコア」の基準をクリアすれば参加資格が得られます。
  • リスクはAxi負担:提供された資金での取引で損失が出ても、その損失はAxiが負担します。
  • 仕組み:参加すると専用の「アロケーション口座」が作られ、あなたの普段の取引がそこに自動でコピーされます。利益が出れば、プログラムのステージに応じた割合(40%~90%)で報酬を受け取れます。

「トレードスキルには自信があるけれど、自己資金が少ない」「プロトレーダーとしてステップアップしたい」という方にとって、非常に魅力的なチャンスを提供するプログラムです。

Axiのスプレッドは他社と比べてどうですか?

Axiのスプレッド(売値と買値の差 = 実質的な取引コスト)は、全体的に見て業界でもトップクラスに狭い水準と言えます。

  • スタンダード口座:取引手数料無料タイプ。主要通貨ペアのスプレッドは平均1.3pips程度と、一般的な海外FX業者の同等口座と比較しても有利です。(例:XM Tradingのスタンダード口座は約1.6pips)
  • プレミアム口座:スプレッド自体は非常に狭く(平均0.2pips程度~)、別途取引手数料(1ロット往復7ドル)がかかります。トータルの取引コストで比較しても、他の主要な海外FX業者のECN/STP口座(低スプレッド+手数料タイプ)と遜色ないか、それ以上に競争力があります。
  • エリート口座:最低入金額(25,000ドル)のハードルは高いですが、手数料がプロ口座の半額(1ロット往復3.5ドル)になり、トータルコストは業界でも最狭水準となります。

特に、取引回数が多くなるスキャルピングやデイトレードを行う方にとって、このスプレッドの狭さはコスト面で大きなメリットになります。

税金の申告はどうすればいいですか?

Axiなどの海外FX業者での取引利益は、国内FX業者と異なり「先物取引に係る雑所得等の課税方式(申告分離課税・一律20.315%)」ではなく、「雑所得」として総合課税の対象となります。その他の所得と合算して課税され、所得が多いほど税率も高くなります。

会社員などのサラリーマンの場合、年間20万円を超える副収入があれば確定申告が必要です。海外FXの利益がある場合は、取引明細や損益計算書をもとに「雑所得」として申告します。

なお、詳細な申告方法は税理士などの専門家に相談することをお勧めします。また、Axiからは年間の取引報告書や損益計算書を取得できるので、申告の際に活用しましょう。為替差益に関する最新の税制情報も確認してください。

まとめ:Axiはこんな人におすすめ

ここまでAxiの基本情報から評判、安全性、メリット・デメリット、口座開設方法、Axi Selectプログラムなどを網羅的に解説してきました。

最後に、どんな人にAxiがおすすめかをまとめます。

Axiがおすすめな人
  • スプレッドの狭さや取引コストを重視するトレーダー
  • 国内FXの25倍より大幅に高いレバレッジを求める方
  • Axi Selectで資金提供を受けたいプロ志向のトレーダー
  • MT4・MT5環境で自動売買(EA)を積極的に活用したい方
  • ボーナスよりも約定力や取引環境を重視する中上級者
  • 金融庁警告対象というリスクを理解し、自己責任で取引できる方
Axiがおすすめできない人
  • 口座開設ボーナスや入金ボーナスを重視する初心者
  • 金融庁登録業者の法的保護を必要とする方
  • ミリ秒単位の超高速約定を必要とするスキャルパー
  • 信託保全による資金の安全性を最重視する方
  • 日本語サポートの24時間対応を求める方

Axiは特に「コスト効率の良いトレード環境で本気で取引したい」「リスクを理解した上で高レバレッジを活用したい」「資金が少なくてもプロトレーダーを目指したい」といった方に適したブローカーと言えるでしょう。

一方で、金融庁からの警告対象であることや信託保全の欠如など、安全性の面では国内FX業者に劣る点もあります。最終的には自分のトレードスタイルやリスク許容度、重視するポイントに合わせて判断することが大切です。

まずはデモ口座で操作感や取引環境を試してみる、または少額から始めて徐々に慣れていくなど、段階的にアプローチすることをお勧めします。

\ 完全A-bookのクリーンな環境!圧倒的な低スプレッド /

公式サイト:https://www.axi.com/jp

免責事項

  • 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
  • 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
  • レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(Axiではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
  • ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
  • 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
  • 投資にはリスクが伴います。必ず免責事項をお読みください。
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この記事を書いた人

佐伯隆昭のアバター 佐伯隆昭 MIGホールディングス株式会社 メディア編集長

15年以上の金融市場での実践経験を持つFX・株式投資家です。通算3,000回以上のトレード経験と年間平均リターン30%以上を維持し、運用資産総額は3.2億円を超えています。米ドル/円、ユーロ/ドル、ゴールド、ビットコイン、日経225 CFDを中心に、スイングトレードとスキャルピングを組み合わせた独自の手法で月間20-30回のトレードを実施中。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士と日本証券アナリスト協会検定会員の資格を取得後、大手証券会社で5年間の実務経験を積み、個人投資家のポートフォリオ構築をサポート。

ITエンジニアとしてのキャリアも持ち、Python、MQL、React/TypeScriptを用いた独自の相場分析ツールを開発。このツールはMT4/MT5と連携し、機械学習アルゴリズムを活用した勝率70%以上の売買シグナルを配信。

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