iFOREX(アイフォレックス)の評判・口コミ:出金拒否はある?特徴を辛口評価

海外FXを検討する際、多くの方が気になるのが「信頼できる業者なのか?」という点ではないでしょうか。とりわけ海外FX業者には魅力的なレバレッジや豊富なボーナスなど、国内業者にはないメリットがある一方で、出金拒否やサポートの質など不安要素も残ります。

そんな中で「iFOREX(アイフォレックス)」という海外FX業者が、長年にわたり安定した評判を確立していることをご存じでしょうか。

この記事では、1996年創業という老舗中の老舗であるiFOREXの評判や口コミを中心に、安全性やメリット・デメリット、口座タイプやボーナス内容、さらにはよくある質問への回答までをまとめて解説します。

多くの方が気になる「出金拒否は本当にあるのか?」といった核心部分にも踏み込み、実際に使う価値があるのかどうかを総合的に検証していきます。

FX初心者から上級トレーダーまで役立つよう、なるべく分かりやすく整理しましたので、ぜひ最後までお読みください。

この記事の目次

iFOREXの基本情報

項目内容
運営会社Formula Investment House Ltd.
設立年1996年
本社所在地英領バージン諸島(登録上)、ギリシャなど複数拠点
金融ライセンス英領バージン諸島金融サービス委員会(BVI FSC)
最大レバレッジ400倍(証拠金残高に関わらず常時適用)
ロスカット水準0%
スキャルピング禁止(数秒〜数分の短期売買は禁止、EA利用も不可)
取扱銘柄数FX通貨ペア100種類以上、株式・株価指数・ETF・商品・仮想通貨などを含む計750銘柄以上
最低入金額100ドル(約1万円前後、為替レートによって変動)
取引手数料基本無料(スプレッドのみで取引)
公式サイトの言語日本語対応
日本語サポートメール、電話、ライブチャットなど複数手段(平日対応)
ボーナスキャンペーン入金ボーナス(最大100%など)、状況によって口座開設ボーナスあり
取引プラットフォーム独自プラットフォーム(MT4/MT5は非対応)
出金手数料銀行送金の場合2,000円+中継銀行手数料(条件により無料化あり)、クレカ出金・bitwalletなど無料
禁止行為スキャルピング、自動売買(EA)、仲値トレード、複数口座間での両建てなど
公式サイトhttps://www.iforex.jpn.com

iFOREXの評判・口コミをまとめ

ここでは、実際のユーザーから寄せられる評判・口コミを「良い評判」と「悪い評判」に分けて紹介します。さらに総括として、筆者目線での評価をまとめました。

iFOREXの良い評判

iFOREXの良い評判を5つピックアップしました。

老舗の安心感

「海外FXは怪しいイメージがあったけど、iFOREXは1996年創業で歴史が長いって聞いて安心しました。サポートが丁寧で、書類審査もスムーズ。昔からずっとトラブルが少ないっていう噂は本当でしたね。」

スプレッドが意外と狭い

「XMとかExnessを使ってたんですが、iFOREXも試してみたらドル円とかユーロドルのスプレッドがかなり狭くてびっくり。しかも取引手数料がかからないから、トータルコストは結構お得だと思う。」

中〜長期目線のトレードに向いている

「スキャルピングができないから敬遠してたんだけど、実際に使い始めるとスイングトレード主体の自分にはちょうど良い感じ。ロスカット水準0%だからギリギリまで粘れるし、目標を深めに置いている人には嬉しい環境。」

入金ボーナスがアツい

「入金ボーナスが手厚いから、少額資金でも証拠金が増えて嬉しいですね。しかもボーナスが証拠金に反映されるので、初動のトレードが楽になりました。最近は他社でもいろいろボーナスがあるけど、iFOREXは継続してやってる感じが好印象。」

出金が意外とスムーズ

「過去に海外FXで出金トラブルを経験してたので心配でしたが、iFOREXはbitwallet経由の出金を使ったら3日くらいで着金。サポートへの問い合わせにもすぐ回答してくれたんで、結局なんの問題もなかったですね。」

iFOREXの悪い評判

続いて、iFOREXに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。

MT4/MT5が使えないのが不便

「ずっとMT4に慣れてるから、独自プラットフォームにはどうしても抵抗があった。iFOREXのツール自体は悪くないんだけど、インジケーターを自分好みにカスタムしたい人にはやっぱり不便かも。」

スキャルピング禁止が痛い

「自分は5〜10pipsを何度も抜くスキャルパーだから、スキャルピング禁止のiFOREXではあまり稼げないし、いつ規約違反になるかビクビクするのが嫌。長期トレーダー向けかもしれないけど、短期派には不向き。」

金融ライセンスがちょっと微妙

「一応BVI(英領バージン諸島)の金融ライセンスを取得してるらしいんだけど、正直FCAやCySECみたいな厳格なライセンスほどの安心感はないかな。絶対安全かって言われると少し心配にはなる。」

サポート対応時間が限られる

「日本語サポートがあるって言っても、海外業者だからか対応時間が短いときがあって、土日祝日は返信が遅いです。平日のみならまだしも、仕事の合間だとなかなかやりとりが難しい。」

出金手数料が高い場合がある

「銀行送金で出金するとき、中継銀行の手数料が思ったよりかかって萎えた。1万円くらいの出金だと2,000円以上吹っ飛ぶし、細かく出金するならbitwalletやクレカのほうがいいかもしれない。」

iFOREXの総評

iFOREXは、1996年設立という老舗ならではの安心感が最大の特徴です。海外FX初心者にとっては「そもそも海外の業者なんて大丈夫なの?」という不安がつきものですが、長年の運営実績が信頼性を裏付けています。

さらに、ロスカット水準0%や狭いスプレッド、取引手数料無料など、コストを抑えながらトレードできる環境も魅力です。

一方で、MT4/MT5に一切対応していないことや、スキャルピングが禁止されているなど、トレードスタイルによっては物足りなさが残る点も事実。ハイレバで短期勝負をガンガン仕掛けたい方には向きません。

それでも、入金ボーナスの手厚さや高い約定力、日本語サポートなど総合的に見れば、着実にトレードをしていきたい人にとっては候補に入る業者と言えるでしょう。

iFOREXの安全性・信頼性は?

ここからは、iFOREXの安全性や信頼性について掘り下げます。出金トラブルの真偽や会社の規制・ライセンス、利用規約面などを複数の観点からチェックしていきましょう。

iFOREXの運営歴・金融ライセンス

iFOREXが多くのユーザーから信頼を得ている背景には、まず1996年創業という長い運営歴があります。

海外FX業者の世界では、創業から数年で撤退や倒産、トラブルを招く企業も珍しくありません。そんな中で20年以上もサービスを継続している点は、それだけでも評価に値します。

また、iFOREXは英領バージン諸島(BVI)の金融ライセンス(BVI FSC)を取得しており、少なくとも無登録・無ライセンスの怪しいブローカーではないことは確かです。FCAやCySECのような厳格なライセンスほどの権威性こそないものの、金融当局による監視下にあることで、一定の信頼性を得ています。

出金拒否の真偽と注意点

海外FXを選ぶ際に最も警戒されるのが「出金拒否」ですが、iFOREXでは悪質な出金拒否が行われているという報告は見当たりません。多くのユーザーが、正しい手順で出金を申請すれば問題なく資金を受け取れていると評しています。

ただし、ネット上には「出金できなかった」「突然口座が凍結された」などの口コミも存在しますが、これらの多くは規約違反(スキャルピングやEAの不正使用、両建てなど)を行ったケース、または本人確認書類の不備などが原因です。

iFOREXは、規約違反に対しては利益没収や口座凍結といった厳しい措置を取ることがあり、その結果「出金拒否された」という声に繋がってしまいます。

正しく利用をしているぶんには、原則として出金が滞る可能性は低いと言えるでしょう。

資金管理と分別保管

iFOREXでは、顧客資金と会社の運営資金を分けて管理(分別保管)していると公式に明言しています。たとえ運営会社が何らかの経営トラブルを抱えたとしても、顧客の資金に手を付けられにくい仕組みとなっているので安心できます。

欧米系の厳格なライセンスに比べると、BVIライセンスが顧客資金を完全に保護する制度(いわゆる投資家補償基金)を整えているわけではありませんが、少なくとも分別保管のルールは業界基準として守られています。

また、長年にわたって資金トラブルが大きく報告されていないことから考えても、iFOREXが資金管理面で大きな問題を起こすリスクは低いと考えられます。万が一に備えて、定期的な出金や分散投資を行うのが理想ですが、一般的な海外FXのなかでは安全性は高めと言えるでしょう。

規約違反へのペナルティ

安全に取引を続けるためには、iFOREXの利用規約を遵守することが何より大切です。

iFOREXはDD方式を採用しているため、スキャルピングのような超短期売買や自動売買(EA)などは明確に禁止行為とされています。また、アービトラージ(大きなレートの歪みを利用して瞬間的に利益を狙う手法)や複数口座間での両建て行為なども要注意です。

これらの違反行為は、業者側から見るとサーバーに過度な負荷をかけたり、注文のカバーを阻害する要因となり、発覚した場合には利益の没収や口座凍結、最悪の場合は出金停止といった重いペナルティが課されます。

iFOREXのメリット・強み

ここでは、iFOREXならではのメリットや強みを大きく取り上げます。中長期での安定したトレードを目指す方にとって魅力的なポイントが多数あるため、1つずつ確認していきましょう。

メリット1:25年以上の運営実績

iFOREX最大の強みは、なんといっても25年以上の長期運営実績です。

海外FX業界は入れ替わりが激しく、怪しい業者が突如出現しては短期間で姿を消すケースも珍しくありません。そんな中、iFOREXは1996年の創業以来、大きなトラブルや出金拒否騒動を起こすことなく存続してきました。

顧客の資金管理や運営が比較的しっかりしている証拠とも言えます。

メリット2:スプレッドが比較的狭く手数料無料

iFOREXはスプレッドが狭めに設定されているうえ、取引手数料がかからない点が大きな魅力です。特にドル円(USD/JPY)やユーロドル(EUR/USD)といった主要通貨ペアのスプレッドは、国内FXと比べても遜色のない水準です。

また、手数料が一切かからないので、取引コストが明瞭で分かりやすいのもメリットと言えます。

FX業者の中にはスプレッドを狭く謳いながら、取引手数料や隠れコストが発生することも多いため、実はトータルで見ると割高になるケースがあります。

その点、iFOREXの取引コストはスプレッドのみなので、コスト管理がしやすく、手数料負けしにくいのが嬉しいポイントです。

メリット3:豊富な銘柄数で分散投資がしやすい

iFOREXの特徴として、FX通貨ペア100種類以上だけでなく、株式CFD・株価指数CFD・ETF・商品・エネルギー・貴金属・仮想通貨といった幅広い銘柄を取り扱っている点が挙げられます。

全体で750以上ものラインナップがあるため、1つの口座で多角的な投資が可能です。例えば普段はドル円をメインにトレードする方も、原油や金、海外株式など市場状況に応じて投資対象を変えることで、リスク分散を図ることができます。

特定の通貨ペアに集中投資するよりも、様々な銘柄に分散する方がリスクを抑えつつ様々なチャンスを狙えます。

メリット4:入金ボーナスが手厚い

iFOREXは随時キャンペーンを実施しており、特に初回入金時のボーナスが手厚いです。

最大100%のウェルカムボーナスや、追加入金ごとに25%のボーナスを受け取れるキャンペーンなど、時期やプロモーション内容によっては合計数百ドル相当のボーナスが証拠金として付与されることもあります。

ボーナスを受け取ることで、実質的に少額資金から大きな取引が可能となり、FX初心者や資金余力が限られている人には嬉しいメリットです。

もちろんボーナスは直接出金はできず、トレード用の証拠金としてのみ利用可能ですが、証拠金が潤沢になれば、維持率を高く保ちながらポジション維持しやすくなります。

メリット5:ロスカット水準0%で含み損耐性が強い

iFOREXはロスカット水準(強制ロスカットライン)が0%と非常に低い設定になっています。

多くの海外FX業者では、ロスカット水準が20〜50%などに設定されており、含み損が一定水準に達した瞬間にポジションが強制決済されるのが一般的です。

一方、iFOREXの場合は証拠金残高がほぼゼロになるギリギリまで耐えられるため、急激な相場変動の際にも、多少の反発や戻りを待つことができるのは大きな強みです。

ただし、証拠金がそこまで減るという状況はリスク管理的には決して好ましくないため、できるだけ余裕を持った資金管理を意識しましょう。

メリット6:日本語サポートが整っている

海外業者を利用する上でネックになりがちな「言語の壁」ですが、iFOREXは日本語サポートに力を入れています。公式サイトも日本語化されており、操作ガイドや入出金の説明などもわかりやすいです。

さらにメールや問い合わせフォームからの質問にも比較的早く返信が来るため、英語に自信がない方でも安心して利用できるでしょう。

また、電話やライブチャットによる対応が用意されている時期もあり、土日祝日などは対応時間が限られるものの、平日であればレスポンスは概ね良好という評価が目立ちます。

メリット7:取引ツールが使いやすい

iFOREXはMT4やMT5ではなく、独自に開発した取引プラットフォームを採用しています。

一部のユーザーには「MT4/MT5じゃないと困る」という声もありますが、iFOREXのプラットフォームは初心者にも使いやすいデザインでまとめられており、直感的に操作できると評判です。

PC版だけでなく、スマホ版も軽量で動作が軽く、チャートの切り替えや注文のレスポンスも良好。余計な機能が少なく、シンプル設計なので、裁量トレードが中心の方にとっては非常に快適な環境と言えます。

複雑なカスタムインジケーターやEAを使いたい方には向きませんが、標準的なテクニカル指標や描画機能はひと通り揃っており、中長期の売買には十分すぎる機能を備えています。

iFOREXのデメリット・注意点

iFOREXには多くのメリットがある一方で、当然ながらデメリットや注意点も存在します。ここでは、利用者が押さえておくべきポイントを整理して解説します。

デメリット1:スキャルピングが禁止されている

iFOREX最大のネックとして挙げられるのが「スキャルピング禁止」です。特に数秒から数分程度の短期取引を得意とするトレーダーにとっては、iFOREXは絶対におすすめできません。

規約にもはっきりと「スキャルピングは不可」と明記されており、もしもスキャル的な手法が発覚すると、最悪の場合、利益没収や口座凍結といった厳しい処分を受ける可能性があります。

実際には「数分~10分程度なら大丈夫」という噂もありますが、具体的な明確基準はなく、グレーゾーンで取引を続けるのはリスクが高いと言わざるを得ません。したがって、スキャル専門の方は別のスキャル公認の業者を使うのが安全です。

デメリット2:MT4/MT5が使えない

iFOREXでは一般的なMT4/MT5プラットフォームが一切使えません。

世界中で広く普及している標準ツールゆえに、インジケーターの豊富さやコミュニティの充実度といった面でメリットが大きいのがMT4/MT5の魅力です。しかし、iFOREXの場合は完全に独自の取引環境に依存し、MT4/MT5ユーザーがそのままのノウハウを持ち込めないというデメリットがあります。

もちろん、独自プラットフォームが使いやすいと感じる方もいるため一概には悪いとは言えませんが、慣れた環境でトレードを続けたい人にとっては障壁になりやすいでしょう。

デメリット3:自動売買(EA)が使えない

iFOREXはMT4/MT5に対応していないため、EA(エキスパートアドバイザー)を使った自動売買ができません。自社の独自プラットフォームにもEAを導入するシステムが存在せず、自動売買を回すことができないのは、大きな制約と言えます。

とにかく裁量取引オンリーで問題ない人にとっては気にならない要素かもしれませんが、トレードを半自動化したい方、バックテストを繰り返してシステムトレードを行いたい方には向かないでしょう。

また、指標発表時や高速取引がメインの方にも不向きです。もし自動売買を検討しているなら、MT4やMT5対応の海外FX業者を使うことをおすすめします。

デメリット4:最大レバレッジ400倍は人によっては物足りない

海外FXの醍醐味の1つであるハイレバレッジですが、iFOREXの最大レバレッジは400倍で固定されています。

国内FX(最大25倍)と比べると十分高いレベルですが、業者によっては1,000倍や3,000倍、さらには無制限レバレッジを提供しているところもあるため、それらと比べると見劣りする部分があります。

ただし、iFOREXは証拠金残高が増えてもレバレッジ制限がかからない仕様であり、たとえ資金が大きくなっても常に400倍を利用できる点はメリットとも言えます。極端なハイレバトレードを好む方には物足りない一方、程よいレバレッジ制限をかけつつ、ある程度の資金効率を保ちたい方には適しているでしょう。

デメリット5:銀行送金の手数料が高額になりがち

iFOREXでは、銀行送金による出金に基本2,000円の手数料が発生し、さらに中継銀行のリフティングチャージが別途2,500円ほどかかる場合があります。そのため、例えば3万円〜5万円といった少額を出金すると、手数料だけで数千円が消えるケースもあるため注意が必要です。

10万円以上をまとめて出金する場合、月に数回まで無料といった条件が適用されることもあるものの、細かい金額をこまめに出金したい人には大きな負担となるでしょう。

クレジットカードやbitwallet、STICPAY、Apple Payなどの方法で出金すれば、手数料が無料または格安になるため、そちらを利用するのがおすすめです。

デメリット6:サポート対応は平日のみ

iFOREXの日本語サポートは充実しているとはいえ、海外業者である以上、どうしても対応時間や体制に限りがあります。

土日祝日はサポートがクローズとなるケースが多く、週末にトラブルや急用が発生してもすぐに解決が難しい場合があります。平日でも時差の影響で、問い合わせ後にレスポンスがくるまでに多少の時間差が生じることは覚悟しておきましょう。

国内FX会社のように24時間体制でサポートしているわけではないため、何か困ったことがあれば平日のうちに早めに連絡を取るなどの対応が必要です。海外業者を利用する以上、こうした対応時間の違いはある程度受け入れざるを得ない部分ではあります。

デメリット7:海外FXは税金が高くなりやすい

iFOREXで得た利益は雑所得として総合課税されるため、国内FXとは異なり、一律20.315%ではなく累進課税方式が適用されます。利益額が大きくなるほど税率が高くなり、たくさん稼ぐと住民税を含めて50%以上が課税されるケースもあります。

国内FXでは一律20.315%の分離課税ですが、海外FX全般ではこのように税制が異なるため、トレーダーの収益規模によっては税負担が大きくなる点に注意が必要です。

また、確定申告が必須となるため、計算や記帳の手間がかかるのもデメリットの1つと言えます。もっとも、これはiFOREXだけでなく、あらゆる海外FXに共通する課題ですので、事前にしっかりと把握しておきましょう。

iFOREXの口座タイプ・スプレッド・特徴

iFOREXは基本的に「1種類のスタンダード口座」しか提供していないのが大きな特徴です。ただし、公式サイトやタイアップキャンペーン等で一部仕様が異なる口座が紹介される場合もありますので、以下では代表的な口座タイプをまとめてみました。

スクロールできます
口座タイプ最大レバレッジスプレッド
(ドル円)
取引手数料ロスカット水準ボーナス適用備考
スタンダード口座400倍平均0.7pips無料0%入金ボーナスiFOREXが基本的に提供しているタイプ
全銘柄取引可能
入金ボーナスやキャンペーンの対象となりやすい
タイアップ限定口座400倍平均0.7pips無料0%入金ボーナス
口座開設ボーナス
一部アフィリエイトサイト経由で開設可能
特別ボーナスが付与される場合がある。
法人口座400倍平均0.7pips無料0%場合による法人名義での開設が可能
サポートへ事前に相談が必要

スタンダード口座

iFOREXのメインとなるのがスタンダード口座です。

最大400倍レバレッジ、ロスカット水準0%、取引手数料無料という分かりやすい仕様が特徴。さらに、ほとんどのキャンペーンやボーナスがこの口座タイプに適用されるため、個人トレーダーが選択するなら基本的にはこのスタンダード口座一択と考えてよいでしょう。

スプレッドはドル円で平均0.7pips前後と比較的狭く、口座維持手数料も不要。初心者にも分かりやすい設計で、FX通貨ペアだけでなく株式CFDや仮想通貨など多彩な商品を一元管理できます。

MT4/MT5非対応ではありますが、独自プラットフォームも操作がシンプルなので、裁量トレードメインなら特段問題なく扱えるはずです。

タイアップ限定口座

タイアップ限定口座は、主にアフィリエイトサイトや特定のパートナーサイト経由で口座を開設した場合に適用されることがあります。

基本的な取引条件はスタンダード口座と変わりませんが、特典として「通常より高額の口座開設ボーナス」や「キャッシュバック形式の特別ボーナス」などが付与されることがあります。ただし、キャンペーンは期間限定の場合が多く、タイアップ先のサイトで得た情報をもとに手続きしなければ特典が受けられないケースもあるため、注意が必要です。

タイアップ限定口座の存在を知らずに公式サイトから直接口座開設してしまうと、あとから「もっとお得なキャンペーンがあったのに…」と後悔する場合もあるでしょう。少しでもお得にiFOREXで取引したい方は、事前にどのサイト経由が最もメリットが大きいかリサーチするのがおすすめです。

法人口座

iFOREXでは、個人だけでなく法人名義で口座を開設することも可能です。ただし、公式サイト上には法人口座に関する情報が詳しく掲載されていないため、実際に開設する際にはサポートに問い合わせて手続きを確認する必要があります。

多くの海外FX業者と同様に、法人口座の開設では追加の書類や会社情報の提出が求められます。法人口座の場合も最大レバレッジやスプレッドなどの基本仕様はスタンダード口座と同様とされる場合が多いですが、法人としての会計・税務処理が別途必要になるため注意が必要です。

法人名義での取引メリットとしては、経費計上や決算書上の処理がしやすいなどが挙げられますが、その分税率なども異なるため、専門家のアドバイスを受けるのが望ましいでしょう。

iFOREXの登録・口座開設方法

ここからは、iFOREXの具体的な口座開設の流れをステップごとに解説します。基本的には公式サイトから数分で登録を進められ、本人確認書類のアップロードを済ませれば最短1〜2営業日で取引が可能になります。

STEP

公式サイトから新規登録

まずはiFOREX公式サイトにアクセスし、「口座開設」や「今すぐ登録」などのボタンをクリックして、必要事項を入力するフォームへ進みます。メールアドレス・パスワード・名前(ローマ字表記)・電話番号などの基本情報を入力し送信すると、仮アカウントが作成される仕組みです。

登録したメールアドレスに認証メールが届くので、本文中のリンクをクリックしてアカウントを有効化してください。この作業を終えて初めて、次のステップ(詳細情報の入力や本人確認手続き)に進めます。

STEP

個人情報の詳細入力

仮アカウントを作成したら、iFOREXのマイページにログインし、個人情報の詳細を入力します。住所や生年月日、職業、年収、投資経験などの項目を求められるので、正確に記入しましょう。海外FXでは各国の規制ルールを満たす必要があるため、国内FXよりも細かい情報が求められることがあります。

住所は英語表記の入力が必要になる場合があるので、ローマ字変換ツールを使うとスムーズに進められます。誤入力があると審査が遅れる可能性もあるため、慎重にチェックしてください。

STEP

本人確認書類のアップロード

個人情報の入力を完了したら、本人確認書類をアップロードしましょう。iFOREXで求められる書類は、大きく以下の2種類です。

  • 身分証明書:パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど(顔写真付き)
  • 住所確認書類:公共料金の請求書、クレジットカード明細、住民票、銀行取引明細など(発行6か月以内のもの)

書類が不鮮明だと再提出を求められるので、撮影時は文字がはっきり読み取れるように注意しましょう。通常1〜2営業日ほどで審査結果が通知され、承認されれば晴れて正式に口座が開設された状態となります。

STEP

入金し取引を開始

口座が承認された後は、iFOREXのマイページから入金を行えばすぐにトレードを始められます。クレジット/デビットカードや銀行振込、bitwallet、Sticpay、仮想通貨など、多彩な入金方法に対応しており、即時反映される手段を選べば待ち時間もほとんどありません。

ボーナスキャンペーンやプロモーションを利用する場合は、対象となる口座タイプへの入金が必要になるケースもあるため、事前にキャンペーン内容を確認しておきましょう。

STEP

iFOREX独自のプラットフォームでログイン

iFOREXは独自の「FXnet Viewer」というブラウザベースの取引プラットフォームを提供しており、MT4やMT5は利用できません。FXnet Viewerはシンプルで分かりやすいレイアウトが特徴で、ログイン情報を入力すればすぐにチャートを表示して取引を開始できます。

スマホやタブレットの場合も、専用アプリやモバイルブラウザからアクセス可能です。入金が反映されたことを確認したら、希望する通貨ペアやCFDを選び、リアルトレードをスタートしましょう。

iFOREXのボーナス情報まとめ

iFOREXは、他の海外FX業者と比較してもボーナスキャンペーンが充実している方です。以下では代表的なボーナスと、その受け取り方や注意点を詳しく説明します。

125%入金ボーナス

iFOREXが実施する125%入金ボーナスでは、初回の入金額600ドル(約10万円)までは100%、それ以降は25%が加算され、合計で最大2,000ドル相当を受け取れます。ボーナスは証拠金に組み込まれるため、ロスカットリスクを抑えつつハイレバレッジ取引が可能です。

ただし、ボーナス自体の出金は不可で、一定期間取引を行わないと失効する点には注意が必要。上手く活用すれば少額資金でも大きく利益を狙えます。

お友達紹介ボーナス

友人や家族をiFOREXに紹介すると、紹介された側の入金額や両者の取引量に応じて最大500ドルのボーナスを獲得できます。紹介された人にも一部ボーナスが付与されるため、双方にメリットがあるのが特徴です。

なお、一定のロット数や最低入金額などの条件をクリアしなければいけないため、ややハードルは高めですが、受け取ったボーナスは現金化可能なので使い道は自由です。

ペンディングボーナス

ペンディングボーナスは2回目以降の入金後、取引量に応じてキャッシュバックされる仕組みが魅力です。個別オファーで付与率や上限額が定まり、中には入金額の100%近くを還元するケースもあります。

付与されるのは「現金」扱いなので、いつでも引き出しが可能。長期的に取引を続けるほどオファーを受け取りやすくなるため、メイン口座としてiFOREXを利用したい方に特におすすめです。

不定期開催のボーナス

iFOREXでは、定期以外にも期間限定で特典を上乗せするキャンペーンを不定期に開催しています。

過去には25万円までの入金額に対して100%が付与されるなど、時期によっては非常に豪華な内容になることも。こうしたチャンスを逃さず活用すれば、取引資金を一気に増やすことが可能です。

最新情報は公式サイトやメールなどでアナウンスされるので、こまめにチェックしておきましょう。

iFOREXに関するよくある質問

ここでは、iFOREXに関して寄せられることの多い疑問や質問をまとめ、Q&A形式で解説します。初心者が気になるポイントや中上級者が注意すべき点を中心に、10個の質問をピックアップしました。

iFOREXは日本人向けのサポートはしっかりしていますか?

iFOREXの場合、公式サイトは日本語に完全対応しており、取引画面やFAQなども日本語で用意されています。

また、サポートスタッフも日本語を話せる担当者が在籍しているため、英語が苦手な方でも比較的安心して問い合わせが可能です。

メールやお問い合わせフォームで質問を送れば、早い場合は数時間以内に返信がくるケースも多く、品質としては悪くありません。ただし、土日や海外の祝日などは対応が遅れることがありますし、チャットサポートの稼働時間は平日に限られるなど、国内業者ほどのスピーディーな対応は期待できない点は注意しましょう。

iFOREXで本当に出金拒否されたりしないか心配です

出金拒否に関しては、確かにネット上で不安を煽る書き込みを目にすることがあります。

しかし、実際にはiFOREXが正当な理由なく出金を拒否するという事例は大きく取り沙汰されていません。むしろ、多くのユーザーが「bitwallet経由なら数日以内に着金した」「トラブルもなくスムーズに出金できた」といった報告をしています。

ただし、利用規約に違反する取引(例:過度なスキャルピングや一部の自動売買など)を行った場合には、利益没収や口座凍結などの措置が取られることがあります。その結果、「出金拒否された」と感じるユーザーがいるのも事実です。

要するに、ルールに従って正しく取引している限りは、出金トラブルはあまり心配しなくても良いと言えるでしょう。

スキャルピングは禁止とありますが、どの程度がアウトですか?

iFOREXが明確に禁止しているスキャルピングの定義は「数秒〜数分程度で頻繁に取引を繰り返す行為」とされています。ただし、具体的に「何秒以内ならアウト」といった厳密な基準は公表されていません。

極端な短期売買は監視対象になりやすく、場合によっては口座凍結や利益の没収といったペナルティを受ける可能性もあります。

数十分〜数時間程度の取引は問題になりにくいとされますが、スキャルピングを前提とするならiFOREX以外のブローカーを検討したほうが無難かもしれません。

iFOREXの口座維持手数料や休眠手数料はありますか?

公式情報によると、iFOREXでは12ヶ月以上取引実績がない場合、休眠口座として管理され、4半期ごとに15ドル程度の手数料が差し引かれる可能性があります。これは多くの海外FX業者が採用している仕組みで、放置される口座が増えるとサーバー管理にコストがかかるためです。

対策としては、定期的に少額でも取引を行うか、長期間取引しないと分かっている場合は資金を出金し、口座を解約するのが望ましいでしょう。

iFOREXで仮想通貨取引はできますか?

はい、iFOREXではビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)など複数の仮想通貨CFDを取り扱っており、レバレッジをかけた取引が可能です。ただし、あくまでCFD取引のため、現物の仮想通貨を保有したりウォレットに送金するといった操作はできません。

また、仮想通貨は値動きが激しいため、証拠金を大きく消耗するリスクが高い点に注意が必要です。iFOREXはロスカット水準0%が魅力ですが、ハイレバレッジと組み合わせる場合は十分に資金管理を行いましょう。

税金面での扱いはどうなる?国内FXとは違うのですか?

iFOREXなど海外FXで得た利益は「雑所得」として総合課税扱いになり、国内FXのように一律20.315%で課税されるわけではありません。所得が増えるほど累進課税で最大約55%に達する可能性があり、損益通算や繰越控除などでも国内FXとは取り扱いが異なります。

一方、経費計上の幅が広いといったメリットもあるため、最終的には自身の年収や取引スタイルに応じて確定申告する必要があります。

大きな利益が見込まれる方は、前もって税理士など専門家に相談することをおすすめします。

ロスカット水準0%とは具体的にどういう意味ですか?

iFOREXのロスカット水準0%とは、証拠金維持率が0%に達するまで強制決済が行われないという仕組みを指します。

一般的な業者では、20〜50%前後の証拠金維持率になると強制ロスカットが発動するケースが多いため、iFOREXでは値動きによってはギリギリまでポジションを保持可能です。

ただし、含み損が大きくなりすぎるとゼロカットシステムによって一気にポジションが決済されるため、資金管理を誤ると思わぬ損失が発生するリスクがある点には注意が必要です。

クレジットカードで入金した場合の出金方法はどうなりますか?

クレジットカードで入金した場合は、通常、入金額と同額までは同じクレジットカードへの返金処理が優先されます。これはマネーロンダリング対策の一環で、多くの海外FX業者が同様のルールを採用しています。

入金額を上回る利益部分は銀行送金やbitwalletなどの別の方法を指定可能ですが、カード会社の処理によっては返金確認に数週間かかる場合もあります。

手数料や処理時間を重視するなら、bitwalletやオンラインウォレット経由の入出金を検討するのも一案です。

iFOREXの取引ツールは使いやすい?機能は十分ですか?

iFOREXが提供する独自プラットフォームは、シンプルで直感的な操作ができるのが特徴です。PC版・スマホ版・タブレット版それぞれで動作が軽く、注文や決済も比較的スムーズです。

基本的なテクニカル指標やチャート機能は揃っているため、スイングやデイトレ中心の方にとっては十分実用的でしょう。ただし、MT4やMT5ほどの拡張性はないので、自動売買やオリジナルインジケーターを活用したい方には不向きかもしれません。

iFOREXはどんな人におすすめ?

iFOREXは、創業25年以上の運営実績を持ち、サポートや取引環境が比較的安定しているため、中長期目線のトレードをメインにしたい人におすすめです。ロスカット水準0%など独特のルールにより、含み損を抱えながら粘りたいスタイルのトレーダーに向いています。

また、初心者向けの日本語サポートやボーナス施策も整っているので、海外FXデビューとして選びやすい一方、MT4/MT5に対応しない点やスキャルピングに制限があるなど、短期・超短期売買メインの方には向きません。

取引スタイルに合わせてメリット・デメリットを吟味し、自己資金やリスク許容度を考慮して口座を開設すると良いでしょう。

まとめ:iFOREXはこんな人におすすめ

長年の運営実績と安定感、さらに狭いスプレッドや手厚いボーナス制度を兼ね備えたiFOREXは、信頼性とコストパフォーマンスを重視する中長期トレーダーにとって魅力的な海外FX業者と言えます。

一方でスキャルピングやEAなどが禁止されているため、短期売買をメインとする方には不向きです。MT4/MT5に強いこだわりがない、もしくは裁量トレードを中心に取り組みたい方にとっては、独自プラットフォームのシンプルな操作性も大きなメリットでしょう。

以下のような条件に当てはまる方は、ぜひiFOREXを検討してみてください。

  • 海外FXの中でも比較的に安全性の高い業者を探している
  • ある程度のレバレッジを使いながらも、ギリギリまでロスカットを避けたい
  • 入金ボーナスやキャッシュバックなどを活用して資金効率を上げたい
  • MT4/MT5を使う予定がなく、裁量取引がメイン
  • 多彩な銘柄(FX以外に株式CFDや仮想通貨など)を一括で扱いたい

「出金拒否が怖い」「英語サポートしかなかったらどうしよう」といった不安をお持ちの方も、iFOREXなら日本語サポートが整っており、正しい取引ルールを守っていれば基本的に問題なく利用できます。初心者から中級者はもちろんのこと、落ち着いた運用を求める上級者にも適した選択肢と言えるでしょう。

免責事項

  • 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
  • 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
  • レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(iFOREXではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
  • ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
  • 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
  • 投資にはリスクが伴います。必ず免責事項をお読みください。
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この記事を書いた人

佐伯隆昭のアバター 佐伯隆昭 MIGホールディングス株式会社 メディア編集長

15年以上の金融市場での実践経験を持つFX・株式投資家です。通算3,000回以上のトレード経験と年間平均リターン30%以上を維持し、運用資産総額は3.2億円を超えています。米ドル/円、ユーロ/ドル、ゴールド、ビットコイン、日経225 CFDを中心に、スイングトレードとスキャルピングを組み合わせた独自の手法で月間20-30回のトレードを実施中。

2級ファイナンシャル・プランニング技能士と日本証券アナリスト協会検定会員の資格を取得後、大手証券会社で5年間の実務経験を積み、個人投資家のポートフォリオ構築をサポート。

ITエンジニアとしてのキャリアも持ち、Python、MQL、React/TypeScriptを用いた独自の相場分析ツールを開発。このツールはMT4/MT5と連携し、機械学習アルゴリズムを活用した勝率70%以上の売買シグナルを配信。

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