海外FX界隈で注目を集めているのが、最大レバレッジ無制限(実質21億倍)を謳う「Exness(エクスネス)」です。
SNSを中心に「爆益が狙える」「スプレッドが狭い」など、多数の評判や口コミが寄せられていますが、一方で「本当に出金拒否はないのか」「日本語サポートは機能しているのか」など、懸念や疑問の声も少なくありません。
この記事では、Exnessの評判や口コミを幅広く調査すると同時に、口座タイプやスプレッドの詳細、そしてメリット・デメリットまでを徹底的に解説します。また、安全性・信頼性の観点から確認すべき金融ライセンスや顧客資金管理制度についても詳しく触れているので、ぜひ最後までご覧いただき、ご自身のトレードスタイルにExnessがマッチするかをチェックしてください。
Exnessの基本情報
運営会社 | Exness (SC) Ltd (旧社名:Nymstar Limited) |
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登録国 | セーシェル共和国 |
設立年 | 2008年 |
保有金融ライセンス | セーシェル金融サービス庁(FSA) ※グループ全体ではキプロス証券取引委員会(CySEC)、英国金融行動監視機構(FCA)等も保有 |
最大レバレッジ | 無制限(条件達成時) |
口座タイプ | スタンダード口座/スタンダードセント口座/ロースプレッド口座/ゼロ口座/プロ口座 |
取扱銘柄 | FX通貨ペア、貴金属、エネルギー、株価指数、仮想通貨、株式CFDなど計200銘柄以上 |
取引手数料 | 口座タイプにより変動 (ロースプレッド口座は1ロット7ドル、ゼロ口座は銘柄ごとに変動) |
スプレッド | 最狭水準 (スタンダード口座でも主要通貨で平均1.0~1.5pips程度) |
ロスカット水準 | 証拠金維持率0% |
サポート体制 | 日本語メール・ライブチャット |
ボーナス | 原則なし(特定キャンペーン時期のみ例外) |
入金方法 | 国内銀行送金/クレジットカード(現在は原則JCB)/オンラインウォレット/仮想通貨 |
出金方法 | 国内銀行送金/クレジットカード(条件あり)/オンラインウォレット/仮想通貨 |
公式サイト | Exness公式サイト |
Exnessは海外FX業界トップクラスのハイレバレッジを提供していることで知られており、国内ブローカーと比較すると圧倒的な資金効率を誇る取引が可能です。
また、スプレッドの狭さも評判が良く、スキャルピングやデイトレードを中心に活動するトレーダーにとっては大きな魅力になっています。グループ会社として、イギリスのFCAやキプロスのCySECといった厳格な金融ライセンスも取得している点から、安全性や信頼性にも期待ができます。
一方で、日本の金融庁ライセンスは未取得であり、信託保全ではなく分別管理であることなど、注意すべき点も存在します。次章以降では、こうした評判・口コミの実態から安全性、そして具体的なメリット・デメリットまでを詳しく見ていきましょう。
Exnessの評判・口コミをまとめ
ExnessはSNSや各種レビューサイトを中心に多くの評判や口コミが飛び交っています。
この章では「良い評判」と「悪い評判」をそれぞれピックアップし、最後に総評をまとめます。実際に利用しているトレーダーの声を具体的に知ることで、Exnessの実態をイメージしやすくなるでしょう。
Exnessの良い評判
Exnessの良い評判を5つピックアップしました。
もともと少額でスタートしたくてExnessを利用してみましたが、無制限レバレッジを活用して一度のトレードで一気に資金を増やせました。もちろんハイレバなのでリスクも高いんですが、少ない証拠金から大きな利益を狙いたい人には合っていると思います。
Exnessはロスカット水準が証拠金維持率0%というのは本当でした。高いレバレッジで攻めたときに含み損でヒヤヒヤする場面があったのですが、強制ロスカットに早々に引っかかることもなく、結果的に持ちこたえて利確できました。ゼロカットもあるので借金リスクはなく、挑戦しやすいですね。
メインでゴールドとビットコインを取引しているのですが、Exnessだとスワップがかからないのが嬉しいです。スイングで何日か持ち越すスタイルなので、他社だと結構なマイナススワップを取られることもありましたが、Exnessだとそこを気にしなくていいのがメリットだと感じています。
海外FXなので出金が遅いのかなと思っていましたが、国内銀行送金でも割と早く手続きが進む印象があります。即時反映とはいきませんが、3営業日くらいで着金確認できることがほとんど。出金拒否の噂もあったけど、私の場合は今のところスムーズに出金できてます.
大手海外FXブローカーのなかでも、Exnessはスキャルピングが自由にできるので使いやすいです。実際に取引していても、約定のスピードが早くてストレスがあまりありません。自分は5分足以下の短期売買が多いので、この約定力の高さはかなりありがたいですね.
Exnessの悪い評判
続いて、Exnessに対する悪い評判やネガティブな口コミを5つピックアップしました。メリットばかりではなく、実際に利用してみて感じたリアルな不満点が浮き彫りとなりました。
口座残高が増えたタイミングや重要指標前になると、突然レバレッジ制限がかかって、思ったようにロットを張れないことがありました。無制限レバって聞いていたけど、条件を満たさないと2,000倍や1,000倍、500倍になるのは少し不便です.
最近は日本人向けのクレジットカード入金がほぼJCBだけになってしまったので、VISAやMastercardが使えないのがかなり不便。ウォレット経由でなんとか入金はできるけど、直接クレカを使いたい派としてはデメリットに感じています.
XMとか他社では口座開設ボーナスや入金ボーナスが当たり前な印象ですが、Exnessはそういうのを一切やっていないっぽいですね。自分は自己資金でトレードするのはいいんですけど、もう少しお得感があってもいいのになと思いました.
日本語サポートがあると聞いていたんですが、メールで問い合わせしたら返事が返ってくるまでに2日以上かかりました。タイミングにもよるのかもしれないですが、急ぎの質問があるときには不便。ライブチャットがあるのはわかるけど、メールでの対応ももう少し早くしてほしいですね.
海外FXにはなかなかないサービスとスペックで魅力的だけど、法人口座に対応していない点がかなり残念。自分は法人で節税しながら取引したいので、法人口座必須派です。改善してくれたら乗り換えたいんですが、現時点では断念せざるを得ないという感じです.
Exnessの総評
Exnessのポジティブ・ネガティブ双方の口コミを踏まえると、ハイレバレッジやロスカット水準0%、スプレッドの狭さなどは総じて高評価を得ています。また、取引銘柄の豊富さやスワップフリーの対象が広いこともプラス要素として挙げられます。
一方で、JCB以外のクレジットカードが使いづらくなっている点や、レバレッジ制限がかかる場合がある点などは、利用者が戸惑う原因になっているようです。
総評としては、「よりハイリスク・ハイリターンの戦略を取りたい中上級者トレーダーには魅力的なブローカー」であり、「ボーナスやサポート体制重視の初心者や法人利用を考えている人にはやや不向き」と言えるでしょう。
Exnessの安全性・信頼性は?
Exnessを利用する上で真っ先に気になるのが、安全性・信頼性です。ここではいくつかの重要トピックに分けて、Exnessの取り組みや実態を解説します。
金融ライセンスの取得状況
Exnessグループ全体では、セーシェル金融サービス庁(FSA)だけでなく、イギリスの金融行動監視機構(FCA)やキプロス証券取引委員会(CySEC)など世界的にも厳格なライセンスを取得しています。
日本向けのサービスを提供するExness(SC)Ltdはセーシェルのライセンスのみですが、グループとしてはFCAやCySECライセンス下での欧州事業を運営しており、しっかりとした企業体力や実態があること言えます。
取得難易度の高い欧州系ライセンスを複数保有している点は、Exnessのグローバルでの信頼性を裏付ける要素と言えるでしょう。
顧客資産の分別管理と信託保全の有無
Exnessは顧客資金を会社の運営資金と分けて保管する「分別管理」を実施していると公表しています。ただし「信託保全」ではないため、もしExnessが倒産した際には資金が完全に保護されるわけではありません。
国内FXと違い、海外FXではこの点は多くのブローカーが同様の体制です。Exnessの場合は世界的に多くのトレーダーを抱えており、倒産リスクは極めて低いと考えられますが、信託保全がない以上は100%安全とは言い切れない点を理解しておきましょう。
出金拒否の噂は本当?
SNS上や口コミサイトで「Exnessに出金拒否された」という投稿が散見されることがあります。しかし、これらの多くは規約違反や不正利用が疑われるケース、あるいは単にユーザー側の口座名義相違や必要書類不備が原因である場合が大半です。
Exnessほど取引量の多い大手ブローカーが、正当な理由なく出金拒否を行うメリットはありません。
万が一のトラブルを避けるためには、登録情報・入出金方法が利用規約に反していないかを再確認し、必要な本人確認手順などを正しく完了させることが大切です。
毎月公表される取引量・顧客数
Exnessは公式サイトにおいて、毎月の取引量や顧客数の統計データを公表している点も特徴です。直近では1ヶ月あたり数百兆円規模の取引量を記録しており、海外FXブローカーとしては世界最大級といっても過言ではありません。
さらに、月単位での新規口座開設数や顧客のアクティブ率なども明らかにしており、高い透明性を目指す姿勢が評価されています。
運営拠点と日本語サポートの裏側
Exnessはセーシェル登録となっていますが、実際のメインオフィスはキプロス共和国にあり、その他にも世界各地で事業拠点を展開しています。日本人顧客対応は主に東南アジア拠点のスタッフが担当しているようです。
メールでのやりとりに時間がかかるという声もありますが、ライブチャットを利用すれば比較的スムーズに日本語でやりとりできる場合が多いです。
サポート体制については年々拡充しているようなので、今後より充実していくことにも期待が持てます。
Exnessのメリット・強み
Exnessには、他社と比較した際に目を引く数々のメリットが存在します。
メリット1:無制限レバレッジで少資金から大きな利益を狙える
Exnessの最大レバレッジは、口座残高や一定の取引実績の条件を満たすと実質無制限になります。海外FX業界の中でも圧倒的なハイレバレッジで、少ない証拠金で一気にハイリターンを狙うトレードスタイルにうってつけです。
もちろんハイリスクでもあるため資金管理は重要ですが、ロットを大きく張ることができるため「少額で大きく儲けたい」というトレーダーにとっては最高の取引条件です。
メリット2:ロスカット水準0%で含み損耐性が強い
Exnessはロスカット水準が0%に設定されており、証拠金維持率が0%になるまで強制ロスカットされません。
他社の海外FXブローカーでは20~50%程度に設定されていることが多く、含み損が大きくなった途端にロスカットされてしまうケースも珍しくありません。Exnessならば、値動きが多少逆行してもギリギリまで粘ることができるため、一時的なドローダウンを経ても結果的にプラスに転じる展開を期待できる可能性が高まります。
メリット3:ゴールドや仮想通貨がスワップフリー
Exnessでは、一部のCFD銘柄(ゴールド、仮想通貨ペアなど)に対してスワップフリーの仕組みが導入されています。
通常はポジションを長期保有するとマイナススワップが積み重なり、ポジションを維持するコストが高くなりがちです。しかし、Exnessはスワップフリー銘柄なら日をまたいでもスワップが発生しないため、長期保有戦略やスイングトレードを行う場合の負担が大幅に軽減されます。
ボラティリティが大きい金やビットコインなどを長めに持ちたい人にとっては魅力的です。
メリット4:ポジション保有中でも出金・資金移動が可能
多くの海外FX業者では、ポジションを保有したまま口座間の資金移動や出金手続きができないルールを設けています。一方、Exnessはその制限がなく、含み益が出たタイミングで原資を抜いたり、別口座に資金を振り分けたりすることが容易です。
仮に相場が急変して含み益が消し飛んでも、すでに抜いておいた分はリスクから切り離せます。戦略的な資金管理が可能になる点がExnessの大きな強みと言えるでしょう。
メリット5:取引プラットフォームとツールが豊富
Exnessでは、MT4・MT5という定番の取引プラットフォームに加えて、独自のウェブターミナルやスマホアプリも用意されています。PC環境でもスマホ環境でも、自分の使い慣れたツールでトレードを行えるのがメリットです。
また、EA(自動売買システム)の利用も可能で、高速約定やVPS提供サービスにも対応しているため、本格的なシステムトレードを行いたい中上級者にも向いています。
メリット6:豊富な口座タイプから選択できる
Exnessにはスタンダード・スタンダードセント・ロースプレッド・ゼロ・プロと5種類の口座タイプがあり、初心者から上級者まで自分に合った条件を選択できます。たとえば、スタンダードセント口座なら取引単位が小さく、練習感覚で始めやすいです。
一方、ロースプレッド口座やゼロ口座は取引手数料こそかかるものの、その名の通り極限まで狭いスプレッドを実現しています。
自分のトレードスタイルや資金量に合わせて複数の口座を併用できる柔軟性も、Exnessの魅力のひとつです。
メリット7:主要通貨ペアのスプレッドが狭い
Exnessのスプレッド水準は、スタンダード口座でもドル円で1.0~1.2pips前後、ユーロドルで1.0pips前後と海外FX業者の中では非常に狭い部類に属します。ロースプレッド口座やゼロ口座ならさらに狭く、数銭程度で取引できることも珍しくありません。
スキャルピングOKのブローカーとしても知られており、短期売買でもコストを抑えて利幅を狙える環境が整っています。約定力が高いことも相まって、スキャルトレーダーには絶好の条件と言えるでしょう。
Exnessのデメリット・注意点
Exnessには数々の魅力的なメリットがありますが、一方で利用時に注意すべきデメリットも存在します。
デメリット1:ボーナスキャンペーンがほぼない
Exnessは基本的にボーナスキャンペーンを実施していないため、自己資金以外でトレードしたい人には向きません。
海外FXといえば口座開設ボーナスや入金ボーナスが定番のように思われがちですが、Exnessはその点を最初から捨てています。その代わり、ハイレバや狭スプレッドなどの取引条件に特化しているため、ボーナスを活用してリスクを抑えたい初心者層には少々ハードルが高く感じられるかもしれません。
デメリット2:クレカ入金がJCBに限定される
2025年現在、Exnessのクレジットカード入金はJCBがメインとなっています。以前はVISAやMastercardも利用可能でしたが、金融規制の影響で使えなくなってしまいました。
代替としてbitwalletなどのオンラインウォレットや銀行送金があるため、事前に準備をしておくことをおすすめします。
デメリット3:レバレッジ無制限に一定条件がある
「無制限レバレッジ」が大きな目玉であるExnessですが、実際に適用されるにはいくつかのハードルがあります。具体的には5ロット以上の取引実績や10回以上の取引、口座残高1,000ドル未満であることなど、複数の条件をクリアしなければ2,000倍止まりになります。
また、取引残高が増えると強制的に1,000倍や500倍まで下がることがあるため、常時無制限でトレードできるわけではありません。あくまで特殊な条件下での最大値と理解しておきましょう。
デメリット4:信託保全がなく資金が100%安全とはいえない
Exnessは顧客資金を分別管理しているものの、信託保全は提供していないため、もし運営会社が破産した場合に預けた資金が100%返ってくる保証はありません。とはいえ、Exnessは世界的に莫大な取引量を誇る巨大ブローカーなので、倒産リスクは低いと考えられます。
しかし、国内FX業者のように全額信託保全が法的に義務付けられているわけではないため、リスクをゼロにできない点には注意が必要です。
デメリット5:法人口座が事実上開設できない
Exnessでは個人トレーダー向けの口座開設は容易ですが、法人口座については現時点で受け付けていません。
以前は開設可能だった時期もあるものの、2025年2月現在、日本法人の受け付けを取りやめている状況です。
法人名義で海外FXを利用して節税を図るなどの目的がある人には残念ながら不向きです。法人口座が必要な場合は、他の海外FX業者を選択するか、Exnessの再開を待つしかないのが実情でしょう。
デメリット6:重要指標時の約定やレバレッジ規制に注意
Exnessでは米国雇用統計やFOMCなど、重要指標の発表前後にレバレッジ制限が強化される場合があります。具体的にはレバレッジが2,000倍から制限されるほか、急激な価格変動でスリッページが発生することも否定できません。
特に指標トレードを狙う人は、思わぬタイミングで建てられるロット数が制限されたり、証拠金が急増してロスカットされるリスクもあるため、事前に経済カレンダーを確認しておきましょう。
デメリット7:日本語サポートのメール返信が遅いことがある
口コミでも指摘されるように、Exnessの日本語サポートはメールで問い合わせた場合に返信が遅く感じられることがあるようです。混雑状況によっては2~3日待たされるケースもあります。
一方で、ホームページのライブチャットを利用すれば比較的スムーズに担当者とやり取りできることが多いです。スムーズにやり取りしたいときは、なるべくライブチャットを活用しましょう。
デメリット8:マイナーペアやCFD銘柄は流動性に注意
Exnessは多彩な通貨ペアやCFD銘柄を取り扱っていますが、マイナー通貨やマイナーCFDの場合は流動性が低く、スプレッドが広がりやすいことがあります。
主要通貨ペアであれば問題ありませんが、エクゾチック通貨ペアや一部の株式銘柄などは注意が必要です。
流動性が低いと約定に時間がかかったり、思わぬスリッページが発生したりする可能性があるので、取引時はスプレッド状況をよく確認しておきましょう。
Exnessの口座タイプ・スプレッド・特徴
Exnessには5つの口座タイプがあり、それぞれスプレッドや取引手数料、約定方式などに違いがあります。以下の表で主な特徴をまとめます。
口座タイプ | スタンダード口座 | スタンダードセント口座 | ロースプレッド口座 | ゼロ口座 | プロ口座 |
---|---|---|---|---|---|
取引サイズ | 1ロット=10万通貨 | 1ロット=1,000通貨 | 1ロット=10万通貨 | 1ロット=10万通貨 | 1ロット=10万通貨 |
最小ロット | 0.01ロット | 0.01ロット(単位は1000通貨) | 0.01ロット | 0.01ロット | 0.01ロット |
最大レバレッジ | 無制限(条件達成時) | 無制限(条件達成時) | 無制限(条件達成時) | 無制限(条件達成時) | 無制限(条件達成時) |
スプレッド | やや広い | やや広い | 超狭い | ほぼ0pips | 狭い |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 1ロット7ドル | 1ロット7ドル〜変動 | 無料 |
約定方式 | 成行約定 | 成行約定 | 成行約定 | 成行約定 | 即時約定 |
最低入金額 | 10ドル~ | 10ドル~ | 200ドル~程度 | 200ドル~程度 | 200ドル~程度 |
取引ツール | MT4 / MT5 | MT4のみ | MT4 / MT5 | MT4 / MT5 | MT4 / MT5 |
特徴 | オールマイティで扱いやすい | ロット単位が小さく初心者向け | スプレッド最重視派におすすめ | 主要通貨ペアでの超低スプレッド狙い | 即時約定方式で約定価格が安定しやすい |
スタンダード口座
スタンダード口座は、Exnessの中でも最もオーソドックスな口座タイプです。
初心者から上級者まで幅広く選ばれており、最低入金額も10ドルからとハードルが低いのが魅力。スプレッドは変動制で1.0~1.5pips前後が目安なので、十分に狭い部類に入ります。
また、ロットの最小取引単位も0.01(1,000通貨)からなので少額取引も可能です。主要通貨ペアをメインに、安定した取引環境を求めるなら、まずはスタンダード口座を検討してみるとよいでしょう。
スタンダードセント口座
スタンダードセント口座は、初心者が少額で始めるのにぴったりの口座タイプです。通常の口座では1ロット=10万通貨ですが、セント口座では1ロット=1,000通貨として扱われます。そのため、リスクを小さくトレード体験を積みたい方や、新しいEAのテスト運用などに最適です。
スプレッドはやや広めになるものの、無制限レバレッジやロスカット0%といったExness特有のメリットはそのまま享受できます。
唯一のデメリットは、取引ツールがMT4のみ対応という点で、MT5を使いたい方は他の口座タイプを使う必要があります。
ロースプレッド口座
ロースプレッド口座は、その名の通りスプレッドの狭さに特化した口座タイプです。取引手数料は1ロット7ドルと固定されており、主要通貨ペアは非常に狭いスプレッドでトレードできます。
スキャルピングやデイトレのように取引回数が多い手法を使うトレーダーにとっては、コストを最小限に抑えられるのが魅力。一方で、最低入金額は200ドル相当額以上が推奨されるなど、スタンダード口座よりやや敷居が高めですが、頻繁にトレードをする方にはおすすめです。
ゼロ口座
ゼロ口座は主要銘柄のスプレッドが0pipsになることもある超低スプレッド仕様です。その代わり銘柄ごとに変動する取引手数料が発生し、0.2ドル~数ドル程度と幅があります。
テクニカルなスキャルピングを追求するなら、このゼロ口座を選ぶのも手でしょう。
ただし全銘柄が常にゼロスプレッドというわけではない点には注意が必要です。特にマイナー通貨ペアやボラティリティの高い時間帯はスプレッドが広がる場合もあるため、こまめにスプレッド状況を確認することが大切です。
プロ口座
プロ口座はExnessの口座タイプの中で唯一、即時約定方式を採用している点が特徴です。指定した価格と異なるレートで約定したくない、というニーズがある方には適しています。
スプレッドはそこそこ狭く、取引手数料は基本的に無料ですが、流動性が極端に低いタイミングにはリクオート(注文再提示)が起こりうる点を理解しておきましょう。
高速スキャルピングというよりは、指値や逆指値で確実に約定させたいトレーダーや、中長期の取引を好む人に向いています。
Exnessの登録・口座開設方法
ここでは、Exnessの口座開設から実際に取引を始めるまでのステップをまとめました。
まずはExnessの公式サイトにアクセスし、「新規登録」や「口座開設」といったボタンをクリックします。すると、居住国やメールアドレス、ログインパスワードなどを入力する画面が表示されるので、案内に従って情報を入力してください。
この際、パスワードは英数字や大文字を含む複雑なものを設定すると安心です。
続いて、口座を有効化するために本人確認書類をアップロードします。具体的には、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどの公的身分証明書が必要です。
また、住所確認のために公共料金の領収書や銀行明細なども要求されることがあります。提出書類が不備なく通れば、口座が正式に認証されます。
ログイン後のマイページから、新たにリアル口座を追加する形で口座タイプを選択します。
口座タイプは、スタンダード、ロースプレッドなど複数の候補があるので、自分のトレードスタイルにあったタイプを選びましょう。
口座通貨やレバレッジも設定可能ですが、後から変更できない項目があるので注意してください。
口座を作成したら、次にトレード資金を入金します。国内銀行送金やクレジットカード(現状JCBが中心)、オンラインウォレット、仮想通貨など、複数の入金手段が用意されています。
それぞれ手数料や反映スピードが異なるため、自分の都合に合った方法を選択しましょう。
クレジットカードを利用する場合は名義が自分の名前と一致しているかも忘れずに確認してください。
Exnessで口座開設・入金が完了したら、取引用のプラットフォームとしてMetaTrader4(MT4)またはMetaTrader5(MT5)をダウンロードしてインストールします。
公式サイトやマイページからダウンロードリンクにアクセスし、インストール後に口座番号やパスワードを入力してログインしましょう。
口座開設時に届くメールにログイン情報が書かれています。
Exnessのボーナス情報まとめ
Exnessは基本的にボーナスキャンペーンを行っていないのが特徴ですが、限定的に実施されるキャンペーンが発生する場合もあります。
入金ボーナス
過去には特定地域や特定期間に限り、入金ボーナスが実施された事例があります。しかし現状は日本在住のトレーダーに対して、入金ボーナスが常設されることはほぼありません。
他社と比較すると魅力的なキャンペーンが少ないと感じる方も多いですが、代わりに取引条件(レバレッジ・スプレッドなど)の改善にリソースを割いているのでしょう。
もし期間限定の入金ボーナスが行われる場合は、公式サイトやSNSでアナウンスがあるため、こまめにチェックすると良いでしょう。
口座開設ボーナス
XMをはじめとする多くの海外FX業者では、新規ユーザーを獲得する目的で口座開設ボーナスを提供しているケースがありますが、Exnessでは原則として実施されていません。
一部アフィリエイトや特別提携サイト経由での登録でボーナスを得られることもありますが、公式情報としては明示されていないため不確実です。
プレミア会員(Exnessプレミアプログラム)
Exnessには、一定の取引量や入金額を達成したトレーダーが招待される「Exnessプレミアプログラム」が存在します。
頻繁にトレードを行うハイボリュームトレーダー向けのステータスプログラムで、個別サポートや専用イベントへの招待など、特典が用意されることがあります。
キャッシュバックやリベートプログラム
Exnessは他社のように口座開設時や取引量に応じたキャッシュバック制度を大々的に打ち出していません。ただし、一部のIB(イントロデューサー)経由で口座を開設する場合、IBが独自にキャッシュバックやリベートを提供していることがあります。
しかし、これらはExness公式の施策ではなく、あくまで代理店側のサービスなので、利用時には条件や受取方式をよく確認してください。
キャッシュバックを重視するなら、口座開設前にリサーチしておくとよいでしょう。
Exnessに関するよくある質問
ここからは、Exnessに関してよく寄せられる質問をQ&A形式でまとめます。
まとめ:Exnessはこんな人におすすめ
Exnessはハイレバレッジ、狭いスプレッド、ロスカット水準0%など、攻めのトレードをしたい人にとって理想的な条件が揃っています。自己資金オンリーで一気に利益を狙う中上級者には、特に魅力的なブローカーと言えるでしょう。
また、スワップフリー銘柄が多いことから、ゴールドやビットコインなどボラティリティが大きい銘柄を長期間保有したい方にも向いています。
一方、ボーナス重視の初心者や、法人名義での取引を希望する方にはやや不向きです。
総合すると、「自己資金でハイレバを活かし、短期・長期問わず柔軟な戦略で利益を大きく狙いたいトレーダー」に強くおすすめできる業者と言えるでしょう。
免責事項
- 本記事は情報提供のみを目的としており、特定の金融商品やサービスの利用を推奨・勧誘するものではありません。また、本記事の内容は将来にわたって正確かつ有効であることを保証するものでもありません。
- 海外FX業者は日本の金融庁に未登録の場合、金融商品取引法上の投資者保護が及ばない可能性があります。日本居住者が海外FXを利用する際は、自己責任で行い、リスクを十分に理解した上でご利用ください。
- レバレッジを活用した取引は、証拠金以上の損失が発生する可能性があります(Exnessではゼロカットシステムが採用されているものの、相場変動による損失リスクは避けられません)。
- ボーナスキャンペーンの内容や条件は予告なく変更・終了される場合があります。最新情報は必ず公式サイトやサポートデスクにてご確認ください。
- 当記事の情報に基づいて生じた損害について、当方は一切の責任を負いかねます。投資判断はご自身の資金・リスク許容度に合わせて慎重に行ってください。
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